『これ1台で何でもイケる、そう思わせてくれるカメラです。』 CANON EOS 6D ボディ quiteさんのレビュー・評価

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上の子は根っからのニコン党　愛機で船上からも獲物を狙う

上の子が1歳になった時にフォーサーズで一眼デビューしました。その後、高感度や動体の強さを求めてニコン機でAPS-C機デビュー。ニコン機を選んだ理由は、フォーサーズのセンサーのサイズを馬鹿にする人にキヤノンユーザーが多いと思い込んでいたので、キヤノンのAPS-Cもニコンより小さいじゃないか、と・・・。

その後、どうせ趣味だし、とオリンパス機とニコン機を中心にいろんなマウントに手を出しましたが、今はキヤノン機というか本機種を持ち出すことがほとんどです。どのメーカーにも一長一短がありますし、どのメーカーも好きなんですが、僕の使い方（常にカメラを持ち歩き、あまり考えずに被写体、特に子供の一瞬の表情を捉える）にはキヤノン機が合ってるようです。

6Dは軽くて高感度に強いので、これ1台で屋外、室内、夜景と何でもイケる感じがします。これまでフルサイズはD800、D800E、D750と使ってきましたが、ついに巡り会えた、という感じです。世の中にいいカメラはたくさんありますし、僕がこれまでに使った機種にしても単に僕が使いこなせなかっただけというのはあるでしょうが、僕の使い方には最高の相棒です。

ニコン機はAFの精度がキヤノン機より上、キヤノン機のスピードはニコン機より上、人の肌の色はキヤノン機が上、風景を撮るならニコン機が上、というようなことをよく耳にしますが、まぁ、そういう傾向は確かにあるかもしれません。肌色に関してはD750でだいぶ変わった気もしますが、僕がキヤノン機を選んだ理由は、今だ！って時に確実に子供の顔にシャッターが切れること。

子供の顔って、思っている以上にコントラストが低いのか、とっさの時にAFが追い付かずシャッターが切れなかったり、室内だと思ったよりも暗くてISOが上がってたり、シャッタースピードが落ちていたり、と失敗を経験し、設定なんかもいじって対応してきましたが、6Dはあまり何にも考えなくても割ときれいに撮れてます。

今でもオリ機とニコン機は大好きです。ただ、僕の使い方、特に何も考えずに撮るって点では6Dが合っているような気がします。