『初めてのフラッグシップカメラ』 CANON EOS-1D X ボディ gomatennisさんのレビュー・評価

特に透明感と立体感を感じられる作例

8月頃に某地図カメラにて23万ショット数5万台で買いました。以下初心者並感のレビューですのでご了承下さいm(*_ _)m

【デザイン】
キヤノンらしいデザイン。
【画質】
とても透明感、立体感のある写りをする。言葉では表しにくいが「すっ」とするクリアな写り。また現行のキヤノン機とは色が全然違う。どちらかと言えばかつてのキヤノンの色に近い。現行機種はDP CMOSの為か特に青が濃い。しかしこの世代(5D3など)は青は淡い。暖色の方がよく出る。私は初代5Dを所有しており、過言かもしれないが初代5Dの色の傾向に近い。好みは別れると思うが、私はこの色味が好きだ。また1800万画素と今や低画素の部類になってしまうのだろうが、大きくトリミングしてもさほど気にはならない。しかしプリントするのなら避けた方がいいのかもしれない。(トリミング耐性に関して、丁度いい作例がなかったので掲載は避けておこう。)
【操作性】
とても操作しやすい。直感的と言うよりかは正確なボタン配置、操作性と言えよう。しかし、少し気になる点がいくつかあった。例えば縦グリ部位のM-fnボタンの位置だろう。他のキヤノン機とは異なり、少し手前にあるため、何処にあるか一瞬迷うことがあった。他にも画像拡大の仕方が、背面右上の2つのボタンでの操作でないことにも迷うことがあった。またジョイスティックの山の部分が1D4などとは異なり、少し小さいのが気になった。1DX2で大きくなったようだ。しかし、この3点に関しては慣れの問題であろうから、それほど気にすることもないのかもしれない。
【バッテリー】
バッテリー残量など気にしたことはない。それぐらい持つ。但しファインダー撮影の時は、だ。ライブビュー機能を使用すると減りが早いので要注意。
【携帯性】
でかい...。
【機能性】
連写コマ数が12コマ、AF測距61点、AFの速さが撮影時にチャンスを与えてくれる。その為か没カットが減った。またミラーの動作が俊敏であるため、とても撮り回しがよい。ただ許せない点が1つある。それはファインダー内にて合焦点が見にくい事だ。1D4以前、1DX2では赤く光るのだが、この機体は光らない。7D系統と同じ灰色の四角が出るだけだ。だから何処に合焦しているか分からいことがよくある。これは少し残念だった。
【液晶】
とても見やすい。
【ホールド感】
この機体はとても重いのだが何故かスナップ撮影の時でさえ持ち出したくなる。手にピッタリホールドしてくれるのであまり重く感じないのだろう。

【総評】
私は欲しいと思うカメラやレンズは買って損は絶対無いと思います。1DX2か1DXを中古で悩まれている方は1DXを私はオススメしたいです。前者は未だ40万台なのに後者は20万前後ですからね...。スペックもそれほど大差もありませんし。本当に素晴らしいカメラです。なんせキヤノンの頂点ですからね。
是非1DXで楽しい写真ライフを(b･ω･)b