届いて1週間、売却することに決めました。
凹凸のないスマートなデザイン、削り出しの質感、手振れもよく効いていますので、それらは期待通りでした。
一方で気になったのが、
ファインダーを覗いた際の違和感、その小ささと解像感の低さ。「見えづら・・」
視度調整ダイヤルが硬すぎてファインダーを覗きながら回せなかったこと。「メガネが・・」
重さ的に、昔使っていたE-2というよりはProに近い感覚を覚えたこと。「Proでよくね?」
フィルムシミュレーションは軍艦のこんなにいい位置になくてもよく、他の機能を割り当てられれば使い勝手も違ったのにという何か強制されたような思い。防塵防滴も「できるやろ」
これらは六本木で体験していましたし馴染めるだろうと思っていたのですが、いざ届いて他の機種と並べて触っていると、その撮影時に気になる部分を包み込むように立派な外装を纏わせ、そしてそれをミドルレンジ以上の製品と称するための象徴としているように残念ながら見えてきてしまいました。
これまでS5Proから始まり、他メーカーにはない癖、機種ごとに異なる操作感など「なんで?」となりながらも、それぞれの機種が提供する撮影体験や色を楽しませてもらっています。
そしてそれぞれの製品の言わんとすることはよく理解できました。価格的にも他メーカーと較べて頑張ってきたと思います。
そういうフジの姿勢に共感し、APS-Cならでは気楽さ、カメラ好きが作ったことがわかる筐体と撮影体験、出てくる絵、それらのバランスにとても愛着を持っていました。
X-E5が、これから出てくる上位機種とのバランスと、社としての各シリーズのグレード感の引き上げの狭間で、機能は据え置き(あるいはグレードダウン?)ながらも見た目にこだわることで価格帯は引き上げるというところに落ち着いたのだとすればとても残念ですし、先行きが心配です。
外装、デザインは重要ですし、価格もある程度は仕方ないと思いますが、まずベーシックなところを大事にしつつ撮ってて楽しい!カメラを「作って」ほしいと思います。「売る」のではなく。
X-Pro4に期待しています。