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庫内。レンジとグリル調理で共用のセラミック製テーブルプレートを採用。外して洗える |
焼網を組み合わせた調理も |
操作表示部。モノクロ液晶+7つの操作ボタン+選択ダイヤル |
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メニューを選ぶと使用する付属品なども表示される |
「熱風旨み焼き」機能による焼き野菜の実演。温度帯の異なる食材も一度に調理 |
「簡単ボウルメニュー」の「わがやのアレンジ料理」。冷蔵庫にある食材で簡単に煮物 |
日立の過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」の2025年新モデル。6月上旬に行われたメーカー主催の体験会でチェックした。
本体サイズは、幅49.7×高さ37×奥行44.9センチ。庫内容量30Lの2段調理タイプ。
日立のオーブンレンジの2025年のラインナップの中ではフラッグシップの「MRO-W10B」に次ぐモデルとなる。両社の大きな違いは操作部で、「MRO-W10B」が液晶カラータッチパネルを採用しているのに対して、本モデルはモノクロ液晶と操作ボタンの構成。ただし、フラッグシップモデルは前年モデルの継続販売で、リニューアルは行われていない。そのため、いくつかの新機能は本製品にしか搭載されておらず、機能面では本製品が最新のフラッグシップとも言えるところもある。
日立のオーブンレンジは、外して丸洗いできるテーブルプレートを採用しているのが従来からの特徴。表面温度だけでなく、重量センサーとの合わせ技で、食材を加熱する火力と時間を自動制御するため、精度が高い。
テーブルプレートは、独自の「セラミックプレート」を採用し、レンジ加熱、オーブン、過熱水蒸気、グリルの4種類の加熱に対応する。4つの加熱方式を組み合わせて自動制御する「クワトロ加熱」を行う。
本モデルでは、新たに冷凍・冷蔵・常温の食材を一度に調理できるようになったのが改良点。異なる温度帯の自動同時調理と言えば、かつてはシャープのヘルシオ単独のお家芸だったが、パナソニックの「ビストロ」が前年モデルから対応し、日立も本モデルで追随した。調理前に冷凍の食材を解凍したりする手間を省くことができ、一気通貫で時短で調理できるのが利点だ。食品の形状や分量の異なる2品を同時に最適な温度で温める「2品同時あたため」機能も、異なる温度帯どうしでも対応できるようになっている。
ボウル1つで主菜から副菜まで自動調理できる「簡単ボウルメニュー」には、「わがやのアレンジ料理」が新たに追加された。家庭にある好みの食材を自由に組み合わせ、耐熱ボウルに入れてセットするだけでメインから副菜まで手軽に自動調理ができる便利な機能だ。ボウルは耐熱性であればガラス製とプラスチック製のいずれにも対応。調理器具を使わずにレンジだけでおかず一品が完成するため、手軽さなだけでなく、洗い物を増やさない点もメリットだ。
従来から搭載されている、食材の旨みを閉じ込めて、こんがりとジューシーに仕上げてくれる「熱風旨み焼き」機能も新メニューが追加されている。肉や魚料理に加え、野菜料理にも対応。葉果菜・根菜・ミックス野菜など食材をセットするだけで、種類に合わせて自動的に加熱を制御してくれる。常温・冷蔵・冷凍が混在した食材でも自動で加熱制御をしてくれる。
オーブンの温度設定は100〜250/300/310℃、発酵は30/35/40/45℃。レンジ出力は1,000W/600W/500W/200W/100W相当。
ちなみに「MRO-W10B」のオーブンの設定温度は最高300℃と本製品のほうがスペックが若干上である。本製品よりも「MRO-W10B」のほうがメニューやレシピ数は多いものの、2024年に発売されたモデルのため、冷凍と常温の2品同時あたため機能には対応していない。
セラミックプレートの他に、角皿(410×300mm)2枚と焼網も付属する。