FUJIFILM GFX100RF
- 1億2百万画素高速センサー「GFX 102MP CMOS II」と高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載した「GFXシリーズ」のレンズ一体型デジタルカメラ。
- 長時間持ち歩いても疲れない質量735gの軽量設計。3.15型210万ドット2軸チルト液晶モニターを採用。
- 9種の多彩な撮影フォーマットをシンプルな操作で切り換えられる「アスペクト比切換ダイヤル」を搭載している。
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GFX100RFの底面から正面、上面に掛けて
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GFX100RFのアスペクト比切換ダイヤル操作
GFX100RFシルバーをGFX100RFブラックで写す F4.5のボケ |
GFX100RFシルバーをGFX100RFブラックで写す F13、ISO3200程ならノイズが気にならない |
GFX100RF 35mm(35mm判換算28mm相当) |
GFX100RF 45mmデジタルテレコン(35mm判換算36mm相当) |
GFX100RF 63mmデジタルテレコン(35mm判換算50mm相当) |
GFX100RF 80mmデジタルテレコン(35mm判換算63mm相当) |
富士フイルムはイメージング以外の事業が80%以上を占めてカメラ製品は主流とは言えないようだが、レンズ一体型カメラはGFX100RFの他にX100VIも含めて所有欲を満たすような開発者の魂が入っているように感じられる。
GFX100RFは直販公式ショップのフジフイルムモールで830,500円と大変に高額だが同じセンサーと同じ画像処理エンジンを搭載したGFX100S IIがレンズ無しの本体だけで847,000円するのでGFX100RFはレンズ込みでそれよりも安く手に入るラージフォーマットセンサー機であると言う考え方も出来る。
【デザイン】
前面にバヨネットで小気味よくカチッとロックされる長方形のレンズフードが格好良すぎる。そして上面の彫り込みにペイントを流し込んだ文字仕上げは本当に映える。ただ、背面の特にボタン類がプラスチッキーさを伴った平凡であるのは残念。
GFX100RFはブラックとシルバーの2色展開でパッと見た目はシルバーの方が僕の好みに見えたが実際に手にするとやっぱりブラックかなと。もしも可能なら製品写真だけで判断せず手に取って見比べる方が絶対に良い。参考までにGFX100RFの底面から正面、上面に掛けての動画を載せておく。
【画質】
富士フイルムは35mm判センサーのカメラを出していないが今後も出す予定はないと聞いた。理由はAPS-Cセンサーで他社の35mm判センサー並みの性能が出せているからだそうだが、確かに比較サイトで見比べると他社のAPS-Cセンサー機よりノイズが少ない。ただ、35mm判センサー並みの性能が出せているのは言い過ぎかもしれない。
GFX100RFのレンズ一体型ラージフォーマットセンサーで言えるのは同一サイズで見るならはノイズが35mm判センサーより少なく、中央から四隅までちゃんとエッジを出しつつ滑らかさも両立しているのと明るい方の階調が粘るので輝きの再現性が高い。
そしてレンズは開放F4.0だがセンサーサイズの大きさと最短撮影距離20cmからくるボケは流石にある。GFX100RFでF4.5のボケとF13に絞ってISO3200まで上がった時の写真を載せておく。手ブレ補正は搭載していないが、シャッタースピード1/125で十分にシャープな撮影が得られると思う。
素の状態の35mm(35mm判換算28mm相当)、45mmデジタルテレコン(35mm判換算36mm相当)、63mmデジタルテレコン(35mm判換算50mm相当)、80mmデジタルテレコン(35mm判換算63mm相当)と画角を変えられる。写真を載せておくので参照されたい。
【操作性】
メニューはいつもの富士フイルム流で見当は付けやすい。ただ、静止画重視のカメラであろう事は理解するがDRIVE/DELETEボタンを押してモニター画面から動画を選択するのは慣れない。
小さめの突起が付いた絞りリングは指1本で操作するなら細い板状のローレットに指を掛けて回すX100VIよりも手早く操作が可能。フォーカスレバーは突起が小さい割に可動域が広いのでもうちょっと敏感でも良かったかなと思う。
【バッテリー】
バッテリーは公称容量が2350mAhと大容量のNP-W235でGFX100RFでは手ぶれ補正が無いのも含めた省電力のためか静止画撮影可能枚数は820枚、動画は4K 29.97p時の実撮影時間が100分とかなり長持ちする仕様値である。
USB充電の最大電力は15V 1A(PD)、給電時の必要電力は5V 2AとなっていてPCからの充電も特記無く説明されている所からPDでないUSB 2.0のポートからも充電可能である事が分かる。充電器はBC-W235として別売りで用意されている。
【携帯性】【ホールド感】
GFXミラーレス本体+レンズ込みに比べるとGFX100RFは同じラージフォーマットセンサー機なのかと思う位に薄さが際立つ。そしてGFX100RFを実際に手にすると勿論軽いと言う分けではないが仕様値の735gを感じさせない。
モニターも厚さが嵩張らないチルト式に留めていてこの辺りも含め富士フイルムが作り上げたものとユーザーの求めるものが近いものかどうか議論はありそうだが、デカ過ぎないラージフォーマットセンサー機と言う意義は大いにあると思う。
【機能性】
アスペクト比は3:2、16:9、65:24、17:6、3:4、1:1、7:6、5:4、ラージフォーマットそのままの4:3と言った設定が可能。設定とモニターへの反映は動画に撮ったので参照されたい。撮影範囲外の確認が可能なサラウンドビューも備える。フイルムシミュレーションは全20種類。
【液晶】
EVFは0.5型576万ドットOLEDで最大倍率0.84倍の仕様となっており1億画素のセンサーに対応した高解像度であることは勿論だが、店頭効果を狙ったようなコントラスト感の強調がない自然さは秀逸。モニターは可もなく不可もなくだがタッチ動作は中々良い感触であった。
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