ULT WEAR WH-ULT900N
- 「ULTボタン」で重低音体感を実現したワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドホン。統合プロセッサー「V1」を採用。
- 専用設計40mmドライバーユニットが迫力のある低音域再生とクリアな中高域再生を実現。クリアなボーカルや高音までバランスよく楽しめる。
- ノイズキャンセリングON時で最長30時間、OFF時で最長50時間音楽再生可能。急速充電に加え、装着検出機能も搭載。
ULT WEARの外観
ULT WEARのスイーベル |
ULT WEARの折り畳み |
ULT WEARのアジャスター部分 |
ULT WEARのアプリ画面その1 |
ULT WEARのアプリ画面その2 |
【デザイン】
ハウジング部分に注目するとWH-1000XM5に似た形状だが、アジャスターは金属とプラスチックを貼り合わせた一般的なものでヘッドバンドは割と細身である。
重低音のULTボタンやSONYロゴは照明の角度によってキラキラと虹色に光るアクセントになっている。
【低音の音質】【高音の音質】
ULT OFFでも低音の圧を感じるがULT 1でバスドラの周波数領域が張り出し、ULT 2だと低音が超ブーミーになって振動とまでは行かないが凄過ぎる。ただ、一瞬の内にドカンと来る破壊力と言う点ではCrusher ANC 2には及ばない。
ULT OFFとULT 1なら他の低音ヘッドホンで見られるような中高音に低音が被さる感じも少ないので、迫力を求めつつ明瞭さも欲しいなら1つの選択肢となるであろう。ボリュームは本体操作で30ステップ程度ある。
【フィット感】
WH-1000XM5の低反発とまでは行かないがイヤーパッドは負担感が少ない十分な快適性はある。ただ、通気性は良くなく汗ばみやすい。ヘッドバンドは頭頂部の当たりも上手く分散されていると思う。
【外音遮断性】【外音取り込み】
ULT WEARのANCはWH-1000XM5のオートNCオプティマイザーが効き始める前の外音遮断性に近くてかなり強力、Crusher ANC 2に比べると比較にならない程に強い。
外音取り込みはそこそこマイク感があるがボリュームが十分なのと右ハウジングをガバっと手で覆うと再生音を下げつつ外音取り込みモードになるクイックアテンションモードはやはり使い勝手が良い。
【通話マイク】
最近のソニーは大体このような傾向でULT WEARもそうだったのだが何も喋っていない時の周囲音キャッセリング性能は優れ、喋ると周囲音の巻き込みが若干ある。
声は少しもがり気味ではあるが判別性は十分にある。通話中に側音を効かせる事も可能。
【バッテリー】【携帯性】
ULT WEARはスイーベルと折り畳みに対応しており、シーンに応じた携帯性を確保している。それに伴って付属のキャリングケースもWH-1000XM5よりもコンパクトになっている。
バッテリーは連続音声再生時間で最大30時間(NC ON時)、最大50時間(NC OFF時)、連続通話時間で最大30時間(NC ON時)、最大40時間(NC OFF時)の仕様となる。
【機能性】
マルチポイントに対応しているが、LDACとの両立は出来ない仕様となる。
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