MacBook Air 13.6インチ Liquid Retinaディスプレイ Early 2024/Apple M3/SSD256GB/メモリ8GB搭載モデル レビュー・評価

【デザイン】
M2 MacBook Airから変更になった筐体ですが、今ではこのスタイルがMacBook Airという程馴染んできた様に感じます。M1 MacBook Airまでのエッジ型がMacBook Airの象徴でしたが、ブリーフケースやバックパックの中でも平均的に荷重が掛かるので、ベターかもしれません。

デザインは、全く問題ないどころか、スッキリとした美しい筐体で、一目見ただけでもMacとわかるのが良いです。

ミッドナイトやスターライトはM2 MacBook Airの時も人気色です。私はスペースグレイ推しです。

【処理速度】
殆どの方が満足できる性能、というより殆どの方にとってオーバースペックと言えるでしょう。M1 MacBook Airでも今充分利用可能なのですが、スペックに余裕はあった方が良いのは当然。クリエイティブな作業を仕事としている方以外、M3 MacBook Airで充分な処理速度ですし、Windowsで得られない「iPhoneとの連係機能」がMacBook Airを使う楽しみを増やしてくれます。
また、SafariやChromeのタブを多く開いたまま他のタスクを同時にこなす必要がある方や、Adobeのアプリを利用する方は、メモリを最低16GBにはアップデートすることをおすすめします。
それ以外の方は、標準の8GBでも充分利用可能です。

今、Intel製のCPU搭載Macを利用している方は、その処理速度に驚くことでしょう。M2 MacBook Air利用の方は、体感する程の処理速度の速さは期待しないほうが良いです。そのままM2 MacBook Airを利用し続けることをおすすめします。ただ、M2 MacBook Airのストレージ容量不足やメモリ不足を感じている方は、M3 MacBook Airへの買い替えはお勧めできます。
性能面は、ブログでも紹介していますので、ぜひご覧ください。
https://kazublo.net/?p=30341

【グラフィック性能】
M3チップ統合のGPUは、プロのクリエイター以外の方が充分満足できる性能です。ストレージを512GBにカスタマイズしたり、メモリを16GBにカスタマイズすると、通常の8コアGPUから10コアGPUへ2コア増量されるのも嬉しい仕様です。

【拡張性】
拡張性だけ、☆を一つ減らしました。
それは、M2 MacBook Airから復活したMagSafeもありがたいのですが、どうせならMagSafeではなくUSB-Cを搭載したほうが拡張性の面では優れるからです。
特に、MacBook Airを外部ディスプレイへ接続して利用する方は、USB-Cでディスプレイと接続すると残り一つになってしまい、ディスプレイへUSB-C接続する際、同時に給電されるので、MagSafeを搭載している意味が薄くなります。
そうした理由から、☆一つ減点です。が、拡張性はUSBハブや外部ディスプレイのハブ機能を利用することで解決できます。

【使いやすさ】
これも全く問題ないです。今iPhoneを利用していて、PCをWindowsからMacへ買い替えを検討している方が、Macの使い方について不安になることも多いでしょうが、慣れればWindowsよりも使いやすいと感じるでしょう。私が昔そうでした。

【持ち運びやすさ】
1.24kgの重量は、苦になる重さではないです。Windowsでは1kgを切る機種も多数存在しますが、強靭なアルミの筐体など剛性面も考慮すると、持ち運びに関しては合格です。
数百グラムは、バッグへ入れるとあまり感じないですし、車で移動される方なら関係ない重さでもあります。

【バッテリ】
非常に優秀な省電力性のMacBook Airです。
今Intel製のMacBook Airなどから買い替えると、そのバッテリー容量の減りの遅さに驚くことでしょう。
外出先での利用が多い方は、安心して長時間利用することができます。

【画面】
MacBook Airに搭載されているLiquid Retinaディスプレイは非常に美しく、写真や動画の視聴・編集にも向いています。プロのクリエイターの方はより黒の表現が美しいM3 MacBook Proという選択もありますが、MacBook Airで充分満足できるディスプレイでもあります。

【コストパフォーマンス】
「Macは高い！」という声をよく聞きますが、この性能のWindowsノートPCを探すと、案外MacBook Airの方がお得と感じるでしょう。
コスパは良いと感じますし、iPhoneやiPadとの「連係機能」がコスパが良いと感じさせてくれると思います。

【総評】
殆どの方におすすめで、殆どの方が満足できる！それがM3 MacBook Airです。
Intel製チップ搭載の旧型から、Appleシリコン搭載MacBook Airへの買い替えは是非お勧めしたいです。

【デザイン】
magsafeになって二代目のデザイン。特に変更なし。

【処理速度】
M2と比べるとほとんど差はない。というかこれ以上を求めている層は限られている。

【拡張性】
macbook-proからの乗り換えではここが一番の不満点。
確かにハブなどのアダプタを使えば解消されるが、スマートじゃない。

【使いやすさ】
キータッチはよい。筐体の合成感のおかげ。

【持ち運びやすさ】
落としやすいので注意。

【バッテリ】
しっかりと１日使える。

【画面】
申し分ない。ベゼルが狭くて高級感がある。

【コストパフォーマンス】
同じクラスのWindowsと比べると安い。

【総評】
M3とM2を比較して、私にはM2で十分と判断しました。
塗料に変更があったミッドナイトカラーにも興味がありましたが、それほどの差は感じませんでした。