サブ機として、いい意味で裏切られた。
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takumarを付けて遊んでます。 |
意外と繊細な写りと、階調の良さを発揮 |
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ピクチャーコントロールで遊ぶのもありかと。 |
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メイン機として、Z6を使ってます。
主に趣味で風景とかスナップ、たまにポートレート撮ったりしてる上で、日常でもっと手軽に持ち出せる&ある程度の満足度&レンズが共有できるという点から、本機を選びました。
【デザイン】
クラシックな見た目と、ミラーレス一眼としての中身のギャップが好きです。
Z6とは用途も見た目も違うので、ある意味所有欲はこちらの方が満たしてくれてるかも知れないです。
【画質】
フルサイズと比べると劣るかもしれないですが、16-50がいい働きをしてくれてるのか、Zマウントとだからなのか、両方な気もしますが、キットレンズでも描写はかなり良いと思います。
オールドレンズに付け替えたり、ピクコンで遊んだりしてますが、不満を感じたことはいまだにないです。
値段から考えても、相当コスパいいと思います。
X-TシリーズやX100シリーズを狙ってましたが、半額程でこのクオリティなら、こっちの方が満足度は高いかも?と思うくらい。(価格差を考慮しての意味で)
【操作性】
過去にX-Tシリーズを使ってたので、アナログダイヤルは使い慣れてるし、むしろ好きです。
ただ個人的には、ISOダイヤルのセンターボタン?を押し込んで回すという一手間が、撮影の中で少し持ち直してやる流れがちょっとめんどくさい。
上手くできる人も居るんでしょうが、手が大きい分、自分には持ち直しが必要となる。
【バッテリー】
今まで何も気にせずスナップで使ってて、不足に感じたことはないです。
ガッツリの撮影だと足りなくなるのかな?
その用途で使ってないので、ここは不満はないです。
【携帯性】
携帯性で言えばあんまりないでしょうね。
X100シリーズはコンデジなので比較に出すのはおかしいかもですが、カバンにポンッて感じにはいかないでしょうね。
ただ、フルサイズを持ち出すよりは、本体サイズ&レンズサイズを考えると遥かにコンパクト。
軽さも相まって、1日首に下げて歩いても、私には全く苦にならなかった。
【機能性】
悪くはないのですが、シャッタースピードが1/4000までしかないとか、手ぶれ補正がないことなど、万能ではないです。
ピーカンの中でf1.4のレンズはフィルター必須になりますが、気楽なスナップ用だと、そこまでしようとは思ってないので、絞るのは必須になります。
オールドレンズを付け替えたりしてると、少し暗くなると手ぶれに悩むことが出てきます。
ISOをそこまで上げたくないし、Z6の手ぶれに甘んじてるせいとシャッタースピードの幅的に、場面は少し限られるかなと感じてます。
【液晶】
撮影確認くらいしか使わないので、液晶に関してはあまり気にしてないです。
ただ、バリアングルがどうしても慣れないというか、動画や自撮りする人には重宝するんでしょうけど、自分の撮り方的には3軸チルトが1番理想。
【ホールド感】
このカメラにホールド感を求める人がいるのかわかりませんが、グリップがないので、私みたいに手が大きい人からすると安定はしないでしょうね。
私はSmallrigのグリップと、サムレストを付けてますが、そのおかげでホールド感は断然良くなります。
片手で持ち歩いても心配ないくらいです。
【総評】
高級コンデジなどで出回って来てる昨今、コンパクトさでは劣りはしますが、所有欲や抽出される画質や、レンズ交換可の応用性を考えると、かなりコスパ良いと思います。
APS-C機としても、なかなかのクオリティだと思います。
メイン機としてガッツリ使いたい人はZ50やフジの方がいいのかもしれないですが、デザインや価格差を考えると、私には大満足の本機です。
ただ、DXレンズが少なすぎるorフルサイズレンズにするとデカくなるがネックですね。
せっかくのこの見た目で、Zレンズだとキットレンズ(ズームも単焦点も)くらいしか選択肢が少なく、社外のフォクトレンダーやttartisanのMFレンズやオールドレンズで遊ぶ感じになるので、AF性能がどうこうなどは忘れて使ってるくらいの感覚になってます。
Zfが出たことも含めて、クラシックデザインのコンパクトレンズやパンケーキがもう少し選択肢にあってもいいのになー、とはよく思います。