¥31,670〜 | |||
¥31,680〜 | |||
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なんちゃってエアフロー
白いパーツがなかったんでフィギュアで |
頭痛がするケーブルマネージメントも若干余裕 |
つぶれるヘッダーケーブルと使えるPCI5段目スロット |
室温22度のFANの監視 |
まずフロントまたはサイドからCPUラジエーターに外気を取り込み、その排熱に影響されず別系統でボトムからグラボに外気を送る。そして暖かい空気は上昇気流になるのでトップから低速でこれを追い出し正圧静音運用を目指す。水冷や12VPWERコネクタの異常をすぐ見つけられるよう側面がガラス構造であることと机上設置でも圧迫感がない物。これで探したらデュアルチャンバーの2面ガラスピラーレスケースにたどり着きました。ちょっと太いけど。もっと静音でエアフローに特化したケースは他にありますがCPUが空冷前提だったり無骨すぎるのでやめたのです。
●今回のPC構成
CPU:i7-12700
CPUクーラー:ENAMAX LIQFUSION ELC-LF240-RGB
M/B:ASRock Z690 Pro RS
メモリ:Corsair CMN32GX4M2Z3200C16 [DDR4 PC4-25600 16GB 2枚組]
グラボ:Palit Microsystems NED407T019K9-1043A (GeForce RTX 4070 Ti GamingPro 12GB)
SSD1:crucial P5 Plus CT1000P5PSSD8JP
SSD2:サムスン 980 PRO MZ-V8P2T0B/IT
電源:MPG A1000G PCIE5
ケースファン(トップ+サイド+リア):GELID Solutions Stella FN-STELLA-01
ケースファン(ボトム):IN WIN Sirius Loop ASL120 ASL120FAN
ケース:HYTE Y60
【デザイン】
こいつのアイデンティティは角が欠けた他社と被らないデザインにあると思う。
【拡張性】
ストレージ増設は2台まで。
フィギュア増設は2体まで。ケツでいいなら座りフィギュアがグラボの上にもう一体置けるかも。
サイドのファン設置は120x2か140x2しか入らない。これは後継のY70で解決されたが縦サイズ変えず床を窪ませればよかったんじゃないかと思う。ファンのみ120x3は固定できないが一応入る。
グラボ縦置きしつつ、ロープロ限定だが拡張カード刺せるのは稀(ただし1と3〜5スロット以外は物理的に刺せない)。
【メンテナンス性】
蓋の開け閉め楽なんでパーツ変更も掃除も楽。
【作りのよさ】
スチール板とプラスチックメッシュフィルタが合板になっているおかげで共振しない。
全体的にドッシリしてる。
ガラスの隙間がどうしても大きいので対策が必要になり100均のIHすきまシリコンガード(フロント左隙間)やPPシート(サイド右隙間)やホワイトマグネット+シリコンシート(サイド左隙間)を貼って対策した。
下部ヘッダー通し穴がやたら狭くATXマザボだとかなり折り曲げないと穴を通せないので断線が心配。
トップのファンは取付位置が決まってるので側面から見て120mmは奥列のみ、140mmは左詰めでしか置けない。(置けるが手前右側のネジが一か所止められなくなる)レールにせずなぜファンの形に3個穴を開けたのか不明。ラジエーターを通しずらい。
【静音性】
標準的。使うファンと設定による。60cmほど離れて置いているので1000RPM以下なら安物でもだいたい静か。
UEFIで設定し、下から上に風が流れるよう静音正圧を心がけた。
動画は以下の最低速度でのなんちゃってエアフローです。ちゃんと流れてるかな?
サイド(GELID STELA)ラジエーター吸気ファン(pull)x2
(CPU温度連動)
・40度=30%=CPU38度748RPM
・50度=30%=CPU58度850RPM
・60度=40%=946RPM
・70度=100%=1600RPM
トップ+リア(GELID STELA)排気ファンx4 ※ほぼ見た目でつけてる。
(M/B温度連動)
・40度=20%=550RPM
・42度=30% M/B41度で860RPM冬ここまで上がらん
・45度=50% 冬ここまで上がらん
・50度=100%=1600RPM
ボトム(inwin SIRIUS LOOP)グラボ直風吸気ファンx2
(M/B温度連動)
・42度=40%750RPM ←45%から1000RPM越えで音がするのでこれで
・43度=60%
・44度=75%
・50度=100%=1800RPM
自作SSD冷却ファン(ainex CFZ-4010SA)
(M/B温度連動)
・30度=50%=2000RPM
・42度=100%=4000RPM
【総評】
2023年5月に実質24895円で購入。ライザーが1万円だとすると実際安いケース。
代理店リンクスの保証が3年もある!
今回はケース間総移植だったんで白く纏められませんでしたがライティングと白いフィギュアでごまかしました。今のところ拒絶反応もなく経過は良好です。
Kohya式LoRA学習は室温28度CPU45度グラボ74度(ホットスポット89度)でした。
Stable Diffusionも同じくらい。こっちはエンドレスじゃなきゃすぐ冷める。
Aviutlのエンコードは室温31度CPU60度グラボ54度ぐらい。
クリスタ・ネット・アイドルが室温33度CPU42度グラボ43度ぐらい。
実際夏場でも室温28度以下の環境で使用するので実用上問題なし。
冬は水冷のポンプ音しか聞こえない。
最近はいろんなメーカーから似たような2面ガラスピラーレスケース出てるんで好きなのを買えばええかと。
実際手に取って見ないとわからん細かい部分もあるんでそういうのを価格comレビューで共有して欲しい。
●その他不満点
付属ファン:PWMじゃないし分岐や連結も素でできないのでこの分コスト削って欲しい。
ライザーカード:グラボコネクタの固定のネジ穴の位置が違うのでHYTE以外のグラボホルダーに使いまわしができないかも。
グラボとガラスとの距離:Y40やY70で解決されたがY60は3スロットまでなのでうちのPalitRTX4070Tiが63.4 mm(3.1slot)なのでガラスまで残り約1.5cm。最大75mm、推奨60mmなんでこれ以上は無理かも。最悪amazonとかで床に磁石固定できるグラボホルダーとライザーケーブル買ってロープロPCI側潰して無理やりつける方法はある。あとグラボの前方の下がりが気になりステイで持ち上げたら結構な頻度でPC起動こけた。(ポストステータスチェッカーでBOOTとVGAが点灯してめっちゃ怒られた)
グラボが縦置き専用:フルハイトPCIスロットが丸ごと90度回転で縦横排他使用でもよかった。グラボのブラケット外せば水平置きできるかも?DPが2ポートほど使えなくなるけど
上に飛び出してる12VHPWRケーブルをスッキリ見せたい場合コの字型の12VHPWR変換コネクターを使うことになるがライザーが干渉するのでけっこうな賭け。ケーブルタイプはいけそう。
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