EOS M200 ボディ レビュー・評価

2017年　M100 標準ズームレンズ購入
2021年　R6購入
2022年　M200購入

5年前、M100、初めてレンズ交換式カメラを購入。
レストランでのテーブルフォトを撮りたくて、小さくて安かった、くらいの理由でM100。APS-Cで写りはまぁまぁ。と思っていた。。

子供が生まれて、コロナ禍でやる事もなく、なんとなくR6購入。標準レンズキット。
RAWで撮ってAdobeとか、この辺で初めて着手。

高感度性能やAFの速さ、画質等、衝撃を受けて、大三元RF70-200 F2.8を購入。
更に衝撃。

この大三元、ものすごく軽くて小さいと言う事らしいのだが、その意味がわからない。
イラッとするほど重い。

反動でRF50-F1.8を購入。
軽さは正義の意味を知る。

ちょっと待て、M100はもしかしたら、となり、M100の素晴らしさに気づく。RAWとか知らずにまぁまぁとか言っていた己の未熟さに気づく。

M100の標準ズームではなく、ef-m22mm f2であればもっと軽くてコンパクトか？と思いパンケーキ単焦点レンズを購入。
これに どハマり。
こんなに軽くて小さくて写りが素晴らしいとは。

そしてM100の調子が悪くなる。
修理に出せば3万円近い見積。
パンケーキ買ってしまったし、素晴らしさに気づいてしまったし、でM200購入。

M100に比べて、フォーカスの精度が高い。暗所撮影に強い。
そもそもM100が素晴らしく、M200はその少し上。

ベースはR6なので、基本的にR6に注ぎ込み、 R6で撮るが、いつも持ち運べる訳ではない。
M200があると携帯性抜群なのでR6を補える。
確かにM200では物足りない所がある。ISOを上げたい、連写性能、AFスピード、シャッタースピード、ファインダーがあった方が、、など、感じる度にR6の有難さに気づく。

【デザイン】
小さくて威圧感が無い。
子供にフルサイズミラーレスの大三元を向けるとドン引きされるが、M200は逆にポーズをとってくれる。
知人の前でもいきなり黒デカいカメラを出すと引かれる。
テーブルフォトでも、レストランで一眼レフを出すと店員にも周囲の客にも引かれる。

その点、M200は素晴らしい。

【画質】
素晴らしい。

【操作性】　
設定など、ほぼ全てタッチパネル。
細かく設定を変えようとすると使いづらいが、
このカメラは電源入れて撮るだけなのでフラストレーションは無い。

【バッテリー】
R6に比べるとこちらの方が持つ。
一日中撮っていても問題なく、予備バッテリーを携帯する事は無い。

【携帯性】
最高。
ef-m22mm f2レンズだと、タイトな服でなければポケットに入る。

【機能性】
十分。
サイレントモードがRAWで撮れればなお可。

【液晶】
まぶしめの公園でも、明るめに設定しておけば普通に見る事ができる。
むき出しのチルト式。

【ホールド感】
無い。
別売のカバーケースを付けると持ちやすい。
本体の保護にもなって良い。

【総評】
基本的にR6を使うが、サブ機として持っておくと本当に良い。
M200を使うと改めてR6の素晴らしさも気づく事ができる。
小さい、軽い、安い、写りがきれい。
携帯性抜群のスーパーサブ。

2022年、世の中の流れはRFで、R7、R10は明らかに素晴らしい。しかしながらたぶんズボンのポケットには入らない。小さい、軽い、安い、という意味でM200は別物、別格で、2022年であっても私はM200を溺愛するw

普段は仕事で風景や建築物、物撮りを動画含めひたすら撮っています。

今回はビジネスプロモーションでのSNS用に
ふとした風景や自然を撮る必要があり買ってみました。
実際初めて持つと小ささと軽さで驚き。
冬の上着のポケットに入れて動き回れます。

液晶画面は撮影中の確認するには十分に綺麗、慣れれば違和感もない。
液晶タッチパネルも反応抜群で
操作に対する動きもキレがあり気持ちが良い。

AFの速度も十分だと感じる。
液晶タッチパネルでのAFポイント選択もしやすく良い。
AFのフォーカスが対象物追ってくれるので手持ちでカメラが多少動いても維持してくれるのが良い。

操作は多少まどろっこしいさを感じます。
少し使っているうち、操作についてはこういう事だと分かりました割とサクサク違和感なく使えます。
右手人差し指は常に上部回すダイヤルに固定
親指で液晶の変更したい項目選ぶ＆フォーカスエリアを選択。
親指で項目選んで人差し指でダイヤル式回す。
しかし設定項目画面がいちいち開くので戻るボタン押すのが面倒、開かないでただただ欲しい。
※変更したい項目を選択した状態だと上部ダイヤルで変更可能。
※基本設定変更で上記の様な表示に変更必要。


上げている写真は朝方の日が昇る前にEF-M15-45 IS STMをつけてテスト撮影してみました。

月の模様や雲のトーンもがある程度出ています。
公園に張られているネットの網目や木々の枝なども精細に表現されています。
添付画像はカメラ内のJPG撮って出しのままです。

こんな値段で買えるAPS-Cである程度表現力あるコレは中々良いですね。

広島空港へのアプローチ	閉館を惜しむ

僕は軽さ至上主義です．M200はグリップが悪いという人がいるようですが，高校時代Rollei 35という指先でつまむしかないカメラで写真を練習したのでグリップは求めません．手振れ補正は望遠の方が必要性が高いのに，ボディですると望遠のとき効きが悪くなるのでレンズでした方が合理的です．その他EVF，可動式液晶のような重くなる機能はすべて不要と考えています．そうするとM200はかなり理想に近いカメラです．

キヤノンEF-MマウントのカメラはM2, M100, M200の３台目です．M2は液晶が固定の分軽かったのですがオートフォーカスが悪くて動体はほとんど失敗しました．でもM100, M200と良くなりました．基本的な画質はM100とM200であまり変わらないようですが，DIGICの処理能力が上がったためかレンズ光学補正が常用できるようになりました．

普段はプログラムAEで，露出補正と感度，ときどきホワイトバランスの調整をします．たまに絞り優先AEにもします．ボタンとリング，タッチパネルの組み合わせですべての機能が操作できますので慌てなければ不便はありません．

レンズは６本，EF-M 22mm F2, EF-M 28mm F3.5 マクロ，EF-M 32mm F1.4，SIGMA 56mm F1.4 DC DN, EF-M 18-55mm F3.5-5.6, EF-M 55-200mm F4.5-6.3です．必要な範囲はカバーしています．

大切なことは，レンズ交換式ミラーレスカメラの現行製品ではパナソニックのマイクロフォーサーズ機GF10/GF90に次いで二番目に軽く，APS-Cでは最軽量だということです．僕はGF9を持ち歩いていますが，画質はM200の方がいいです．それで標準レンズEF-M 32mm F1.4が235g，中望遠SIGMA 56mm F1.4が280gで，開放F値1.4のレンズがスナップ写真に使えます．フルサイズのF1.4レンズは気軽にスナップできる重さではないので，APS-Cの方が光量が不利なのもだいぶ相殺されます．

おふさ観音の風鈴祭での出会いでした。	どこだったか忘れてしまいました、奈良県のどこかです。	當麻寺のどこかのお寺でした。
円成寺で出会った仏様です。	京都植物園で出会った不思議？なお花アップです。	ルーブル美術館ですが、三重県にあります。

【デザイン】
ホワイトで小型でよろしんじゃないでしょうか、スマホで撮影する集団の中でもこのカメラなら違和感なしで撮れそうです。

【画質】
スマホよりは上って程度でしょうか、普段はフルサイズで撮影していますので、それと比較してしまうと、ありゃってところでしょうか、透明感や空気感を求めては少々苦しい感じですが、それなりにまとまり感のある絵が撮れます。掲載させていただいた写真は全てLRで彩度高めに現像しておりますが、LRを使用しモニター鑑賞する前提で撮影していますので、この程度の画質で満足しております。

【操作性】
生まれて初めてキャノンのカメラを使用でしたが、特に迷うことなく操作しておりますが、右手の親指は画面にタッチすると、知らない間に設定が変化してたりして、戸惑ういことが多々あります。

【バッテリー】
１個あれば２００枚位は問題ありません（昼間の撮影時）それ以上は撮影しないので、念の為に予備もう１個あれば心配なく撮影できます。

【携帯性】
普段は単焦点22mmを使用してイますので、小さめのショルダーバックに入れて撮影しています。軽いので長く持っていても腕が疲れることはありませんでした。

【機能性】
全ての機能を使用出ておりませんので、なんとも評価しずらいです。ほとんどカメラ任せで撮影していますので、ファイルサイズとアスペクト比位しか設定していませんが、そのくらいの設定綺麗な絵が撮れます。

【液晶】
マニュアルで撮影したとき、フォーカスの状態を示す表示が、被写体によって確認しづらい点が、改善してほしいです。

【ホールド感】
ここが悩ましいところで、本体が小さなため両手で覆いかぶさるような持ち方になるため、触りたくないスイッチや画面に指などが当たってしまい、設定が知らずのうちに変化するときが多々あります。

【総評】
これまでSONY系センサーのカメラを使用して、ここにきて初めてキャノンのレンズとカメラを使用してみました。LRで編集することを考慮しし撮影していますので、この程度撮影できたらコストを含め満足しております。空気感やリアル感が良いとは言えませんが、そこそこ感じは出ていますので、モニターで鑑賞するにはちょうど良いかもしれません、ふんわり感が癒やしとなっています。
どんなシーンでも何も考えずにシャッターを押せる安心感は、このカメラで一番評価していところです、単焦点22mmとの相性もいい感じで、たまに遊びで中華製の35mmF1.2をマニュアル撮影で遊んでいます（５枚目の写真が中華製レンズ使用です）２万円前後のレンズ遊びカメラとして使用する上ではベストなカメラだと思います。

最近は写真より一眼レフで動画撮影する事が多く、愛用しているEOS６Ｄでは動画撮影でオートフォーカスがほぼ効かず、マニュアルでピント合わせしているので、動画撮影に期待してＭ200を購入　手ブレ補正も強化されているとの事で期待したが、動画撮影において手ブレ補正はほぼ効果無しと思った方がいい。また、28mm単焦点レンズで撮影しているが、ボケ味も悪く、最新カメラと期待したものの、安物は所詮安物であるんだなと感じた。出来れば返品したいと思うほど、写りはおもちゃレベルです。

私の技量不足もありますが、さすがにこのカメラのAFで飛翔中の小鳥は撮れませんでした	ISO5000でも料理なら大丈夫。人物はさすがに厳しいですが。

同等機種との比較を含めたレビューは、レンズキットの方にレビューしましたので、そちらを参照して頂けたらうれしいです。

価格comのレビューは、レンズキットのレビューだと、カメラボディのレビューには表示されないんですね。最近知りました。
口コミの書き込みの方はキット違いでも統合されているので、勘違いしておりました。

前置き長くなってしまいました。
いきなり私の総評ですが、

１、簡単キレイに映える写真が撮れる。(そこらの一眼レフよりも映像エンジンが優秀)

２、EF-M22mm f2と組み合わせればマイクロフォーサーズ入門機と同等以上のコンパクトさが得られる。(しかも写真は段違いにキレイ！)

３、操作性や機能についてはカメラ中級者以上の人には、ストレスを強いる仕様。
→これはエントリーモデルとしての宿命なので、何ともですね。他社よりは機能制限が露骨かな？という程度です。逆に初心者の人には、とても便利な機能が満載です。

私が感じた便利機能
　自撮り可能
　動画なら手振れ補正ほぼ対応
　静止画の手振れ補正ないが、レンズ側に手振れ補正があるものを選択すればOK
　4K動画対応
　縦位置動画対応
　左手人さし指でバウンス可能な内蔵フラッシュあり
　覗き込むファインダーないが、スマホから写真を始めた今時の若い人や、お化粧した女性なら、背面液晶での写真がスタンダードですね
　サイレント撮影対応(Pモード限定)

４、コンパクトさがゆえに、軽い散歩以上の半日外出などの際には、持っていると手が痛くなる。別売のボディージャケットでも改善は難しい。
→しかし。この機種が想定しているであろう若い女性のインスタ、Vログ向け撮影スタイルでは全く気にならないかと思います。

以上です。
キヤノンのWEBページやカタログを見ると明らかに若い女性をメインターゲットとしている機種なのですが、オジサンパパカメラにも使い易い良い機種だと思います。
黒色のボディーカラーを用意してくれたキヤノンに感謝です。なお、純正アクセサリーのボディージャケットには単色黒色の設定はありません。

私は、お出かけカメラとしては、かなり気に入っていましたが、長時間右手だけで、子供の撮影をしていると、握力が限界にきてしまいまして、今は、お出かけの際にはEOS M6を使っています。

ただし、EOS M6より、こちらのM200の方が、写真はキレイですし、人物追従のAFも優秀です。
M6マークII は、まだ私としては価格に割高感を感じるので、購入に至っていません。

パパママカメラで望遠が欲しいかたは、マウントアダプタ経由で、EF-S55-250mmをオススメします。かなり廉価でバランスが良いレンズです。

運動会、テーマパークや動物園なら、重量増でほんの少し望遠の描写が落ちますが、マウントアダプター経由EF-S用のTamron16-300mmという便利ズームが、かなり良いです。

海外旅行や自撮り動画ならEF-M 11-22mmの純正広角レンズが、信じられないくらい廉価コンパクトで、描写も素晴らしいと思います。

レンズキットの方のレビューも含めて、参考になれば幸いです。