普段1D系、5D?、R5のフルサイズをメインに使っている、中、上級者の立場から書きます。
フルサイズを持ち出しにくい場面での持ち出しを想定して初めてKISSを購入しました。
他にOM-D E-M1 mark2もあり、携帯性が良いシステムも所有していますが、なぜあえて今更初めてKISSを購入したかと言うと、やっぱり光学ファインダーが好きだからです。
実際に使ってみて半年ほどで手放してしまいましたが、その辺りの理由などを書きます。
【デザイン】
良いです。今所有しているカメラがイカついものばかりなのであえてホワイトを購入しましたが、とても可愛いし愛せるデザインです。
【画質】
これも思ったより良いです。過去のAPSーC機で一番不満だったのはISO3200程度でもノイズが目立つのが嫌で7D、7D2を手放した経験がありますが、これはあまりノイズは気になりません。
予想より良くて大満足です。
サンプル写真のネコはシグマの30mm,F1.4を使っているのでややインチキではありますが、大変満足しました。
【操作性】
スマホからステップアップしたユーザーには十分だと思います。
ただ、普段から中級機以上を使っている立場から言うと、設定を変えるのがワンアクション多くて撮りにくいです。
【バッテリー】
小型ですが、これを持って出る時は軽く撮る時なので特に気にならないです。
【携帯性】
良いです。レフ機でこのサイズなら上出来です。キットレンズも小型軽量に割り切っており、素晴らしい。
【機能性】
レスポンスも良くてもっさりした感じがなく、サクサク撮れます。
AFポイントが9点しかないなど、かなり古い仕様は気になりますが、
コストを下げて敷居を下げる機種だと思うのでこれはこれで納得しました。
ただ、手放した1番の理由は、ファインダーの見にくさです。1Dや5D系を見慣れていると、ファインダー倍率が小さくてとにかく見にくいです。
特に広角系レンズを使った時には像が小さくて本当に見にくい・・・・。
ファンダー倍率が低いと言うことがこれほどまで見にくいとは思っていませんでした。
個人的に思うのは、レフ機の価値はファインダーにあると思います。
ファインダーが見にくかったらレフ機の価値はないとまで思っています。
背面液晶の方が見やすいので結局ライブビューでコンデジライクに撮ってしまいます・・・
『それならもうミラーレスでいいじゃない』、ってなります。
やはり倍率が高いEVFの方が圧倒的に見やすいです。
と言うことで、他の機能は不満があまりないなか、レフ機なのにファインダーが見難すぎると言う理由から手放しました。
【液晶】
必要十分に見やすいです。
【ホールド感】
小さいですが、小型ミラーレスと比べると厚みがありグリップもしっかりしており、十分です。
【総評】
全体的には値段を考えるととても良い機種です。画質も良いですし、小さく軽いので持ち出しの精神的ハードルも低く、見た目も可愛くて一般的には愛せるカメラだと思います。やはりおすすめなユーザー層は入門者です。
スマホやコンデジで撮っていた方が初めて使うと何の不満も出ないと思いますし、画質に感動できると思います。
ただ、私のような1D、5D系を使ってきた方にはサブとしてもお勧めできません。AFポイントもファインダーを見ながらとっさには動かしにくく、何より前述の通りファインダーがあまりに見にくいのでストレスが溜まると思います。EF-S15-85やシグマの30mm f1.4など気に入っているレンズもあるし、個人的にはファインダーが見やすかったらもっと所有していたい機種でした。それ以外は目をつぶれるくらいの問題です。キヤノンのターゲットユーザーも一眼レフ入門者だと思いますし、入門者が使うには大満足できるカメラに仕上がっていると思います。
何よりカメラ関係が大不況ともいえるこのご時世に入門者向けの完成度が高いレフ機を出してくれるこキヤノンに感謝したいです。