PowerShot G9 X
- 薄さ30.8mm、約209gの薄型軽量ボディに、F2.0大口径レンズと1.0型大型CMOSセンサーを搭載。
- 映像エンジン「DIGIC 6」と1.0型大型CMOSセンサーの連携により、ISO感度は125〜12800を達成し、夜や室内の手持ち撮影でも高画質に。
- 広角端約0.14秒・望遠端約0.15秒の高速AF、画面端のピント合わせも容易な「31点AF枠」、約6.0コマ/秒の高速連写などにも対応。
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AF精度の参考。右の紙では100%成功。左の低コントラストだと・・・
階調の豊かさは大型センサーならでは |
小さな被写体だと背景にピン抜けする。自分の指に合わせてから撮る |
オートだと絞りF4にしようとする |
無理にF2にすると中心部もボンヤリ解像に・・・ |
F2だと収差が出る |
絞れば収差はなくなる |
【デザイン】
光沢を押さえ、ほどよいエッジ感があり、まずまずなデザインです。
【画質】
まず、オート、Pモードで使っている限りは、自動的に絞りF4主体の設定となり、それが高画質です。しかし高画質といっても露出としては2段落ちなので、何も知らないで使えば、F2.0の明るさを目的として買った意味は薄まります。F2.0を使いたいときはAモードで絞りを設定すれば良いのですが、ぼんやりとした絵になりますので、精細に撮りたいときは向きません。また、逆光では収差も出てきます。つまり無理にF2.0で使うカメラではありません。レンズスペックでF2.0も用意してみた。そんなカメラです。なお、オートでも1/30sより低速になると絞りを開けてきます。なので解像力を気にしたいときはオートの低速時も注意です。ダイナミックレンジは1/1.7型センサーより遙かに広いので、柔らかな階調になります。やはり大きいセンサーはいいですね。というか、そこしか利点はない感じです。
【操作性】
操作が液晶のタッチセンサー主体なのでどうかと思いましたが、反応と精度が良いです。ただ、うっかり液晶を触ってAF枠が移動してしまう事が良くあるのでそこは注意です。このカメラは、AF枠を戻すリカバリー操作も増えがちです。あまり液晶が大きいのも考えものです。
【バッテリー】
一度に最大で200枚は撮れます。小型機としては十分でしょう。
【携帯性】
ポケットに入ります。コンパクトです。
【機能性】
小型カメラですが、一眼と変わらぬフルスペックです。文句なしです。コントロールリングの露出補正は重宝します。・・・と思ったのですが、AFがかなりポンコツで困る事も度々あります。そこそこの大きさの被写体でも背景にピン抜けします。AF枠の外にあるものも簡単に拾います。少しコントラストが弱い被写体に対しては他社のカメラより圧倒的に劣ります。キヤノン機のAF速度はアップしていますが、精度は数年前から変わらずです。ただ、この評価は使用目的で大きく評価も変わると思います。空、夕日、海など滑らかなものをオートで撮る方は要注意です。人、建物、虫などはおおむね大丈夫だと思います。
【液晶】
とても綺麗です。
【ホールド感】
中指がちょうどコントロールリングにかかり、これが持ちやすさを増しています。
【総評】
コンパクトを追求するあまり・・・というモノではなく、ある程度ツボをおさえたカメラです。1インチならではの広域なダイナミックレンジによる写真の柔らかさを味わえます。ただ、オートフォーカスの弱さにがっかりです。何ががっかりって、他社の低グレード機にも劣っている、中古のカメラにも劣っている・・・ あと一歩頑張れば助かるのですが、でも、その一歩が私にとって大きかった・・・。 AFの挙動、タッチ操作の便利さ加減・・・かなりのジャジャ馬カメラです。とりあえず高値がつくうちに売ります。さよ〜なら〜(泣
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