EOS M3 ダブルズームキット レビュー・評価

　２０１５年、「待望」・・・とも言うべきか、キャノンのミラーレス機EOS Mシリーズに新機種が加わりました。その名も予想通りの「M3」でした。

　M2のDIGIC５の組み合わせからDIGIC6へ進化し、ライバルに後れをとっていたオートフォーカス性能もバージョンアップとなり、条件によっては像面位相差AFだけで、ピント合わせを完了することが出来るようになりました。

　EOS MからM2の進化はマイナーチェンジという印象でしたが、今回はフルモデルチェンジ以上の仕上がりで、完全に新しい上級機（真打ち）の登場となった感じがします。

　作り込みへのコダワリは本物で、三脚座とアクセサリーポートだけではなく、チルト液晶モニターのセンター出しまでレンズ光軸上に採用されており、設計者の気遣いを感じさせてくれるカメラだと感じました。

＊被写体から掲載許可済みです。
　

OPの旧型EVFを装着しています。	標準レンズの性能が低く、眠たい画です。	コントラストを高くして、ようやくの画かもしれません。
AFは、遅くはないですが精度が相変わらずの性能です。

CanonのハイエンドコンデジシリーズのPowershotG1X Mark?の余りにも低いAF性能と画質が不満で、少なくとも希望する焦点距離で専用の光学設計されたレンズが使用でき、手ブレ補正機構付きでAPS−Cの画質が得られる事と、先代のEOS M 2よりは進化したと言う部分に期待して、ダブルスームキットを購入しました。

特に悪いとは感じませんが、問題は本機ではなく、別の所にあるようですね。

【デザイン】
EOS M 2までのコンデジ然とした安っぽいデザインから一新され、ようやくCanonのノンレフ一眼機としての回答が出た様な気がしますので、好印象です。

【画質】
以前は、同社APS-C機はEOS 40Dを使用していましたので、「あの位の画質ならサブとしては特に文句も無い」と信じて購入しましたが、解像度がかなり低い印象で、正直、一枚目の撮影画面を確認した時は「？」でした。
コントラストも低く、コレではセンサーサイズも小さく、高倍率レンズしか持たないPowershotG1Xにも負けている印象で、不満です。
しかし、その後、EF-M28mmMacroを購入後は、解像度にも不満は無く、コントラスト特性、ソレでも若干は甘めとは言え、及第点の精細性を確認出来るように成り気付きましたが、EF-Mの標準レンズの性能がかなり低いので、単焦点レンズを使用しないと本来の真価が分からないという悲劇の機種ではと感じています。

基本性能のWBは正確ですし、高感度性能のノイズ感は余り感じないですね。

【操作性】
必要なボタン類は全て物理的なスイッチとして配置されているので操作性に関しては特に問題を感じません。
強いて言うなら電源ボタン位ですが、このボタンなどは最初の起動時と使い終わりの時にしか作動させない部位ですので全く問題にもならないでしょう。

【バッテリー】
持ちは、外付けEVFを装着させなければ、良い方でしょう。
ただ、EVFを装着させると、一日の撮影、枚数にして連写未使用で、二百枚程度でローバッテリーになる程度です。
充電時間は割と長めの印象です。

【携帯性】
ノンレフ一眼機の最大の利点がこの部分で有り、不満は有りませんが、EVFを装着すると、全高が高くなり更に本体後ろ側にEVFユニットが突き出るので、意外にカメラバッグの収納性能が悪化します。

【機能性】
画質調整機能はCanonスタンダード程度の内容ですので、大した事はありません。
AF性能は速度は普通ですが、精度が余り高くは有りませんがハイエンドコンデジのPowershotG1X Mark?程に低くはないですが、少しでも暗がりの部分に合わせようとするとアッサリ後ろに抜けるのはもはやCanonの廉価型機種の特性かもしれません。

電子シャッター式としては連写速度も速く、短連写でならバッファ容量も十分でしょうし、AFの追従性も日中なら殆ど不満は無いのに何故不評なのか理解できません。(但し、EVFでファインダーを覗いての操作ですから、液晶モニタ越しとは違い、安定した撮影ができる部分もあります。)

Wi-Fiに関してもようやく安定した送受信が出来るアンテナ装備と成り不満は無いですが、マニュアルのままではPCに画像送信ができないとはもはや笑うしかないメーカーの不親切且つ不手際なマニュアルと云わざるを得ません。

バリンアングルモニタの使いがってはPowershotG1X Mark?と同様でイマイチ使い難い感じですが問題は無いでしょう。

なお、マイナー要因ですが、カメラストラップを社外品に換装しようとすると、種類を限定されてしまうのが非常に不満です。

【液晶】
日中では当然見えにくいですが、こういう場合は積極的にEVFを使用すべきでしょうね。

表示色は、それほど違和感のない物で、問題を感じていません。

【ホールド感】
EOS M 3に成り最大の改善点ですから何も問題は有りません。

【総評】
最低限の基本性能は割と高く、使い易く仕上がっているのに、このカメラの評価を大きく下げる要因を作り、足を引っ張っているのはノンレフ一眼機の特徴である「交換レンズ」(＝ズーム系)であるという現実は大変残念です。

超望遠系は仕方ないとしても、標準域のズームは使えませんので、EF-M22/28を購入し、まだマシな広角ズーム程度を揃える所からシステム構築を目指した方が良いかもしれませんね。

披露宴の記録やエンドロール等を作成しておりますが、一眼動画の魅力に感動し自分でも撮ってみたいと思い、コレまでのカメラもCanon HFG20 でしたのでこちらのカメラを購入しました。初めて触った時から何となく違和感なく使えてダイヤルの配置等も悪くないのかなと思います。

まだ使い始めて1ヶ月ほどですが、簡単にレビューを書いてみようかと思います。

デザインは最初から気に入ってますので、何の問題もありません。

マイクなんかをつける機会が多いので無骨でカッコイイです。

画質はやはりキリッとした映像になります。

先日現場でお会いしたプロのSONY α7を見せてもらいましたが、ISOが40万越え？まで設定出来、早速実力差を見せつけられました。

動画になるとISO感はフォトモードのよりも最大値が低く設定されてしまうので、レンズの影響もあるでしょうが、暗いところは弱い印象です。

例えば披露宴中にスクリーンでの映像を見ているゲストの表情を満足に抜けるかと言えばノーかなと。

ここは残念！

次に気になる方も多いかと思います。バッテリー。

持たない訳ではないですが、満タン時の表示からもっと細かく減ってくれたらありがたいのですが、いきなり減る印象です。怖いので無理して使っていませんが動画を比較的しっかり撮ると、もちろんモニターも使いっぱなしになりがちです。

先日の撮影では、予備バッテリー(高いけど純正です！)を1つ購入し、受付前から素材取りを30分、挙式を30分しっかり撮り、残量がオレンジの表示になった為、2個目を投入。

披露宴中盤で会場で充電してもらってた満タンの電池に交換。

そのままお開きまで撮影出来ました！

充電できる環境なら2個有ればいいのかなと。

屋外等になる場合はもう少し欲しいですね。


携帯性。

悪いけど当たり前です。それは買う前に分かる問題ですから特に書きません。


液晶の写りは悪くありません。

自分の三脚との兼ね合いで多少難は有りますが、万能なものは無いのでいろいろ試してみます。


操作性は、まだ完全に使いこなしているわけではないので何とも言えませんが、ダイヤルが少し硬いので撮影中に数値を変えるのは少しためらいますね。

総合的にすごく満足してますし、とてもいいカメラです。

もっといろんな映像を撮っていきたいと思います。
単純にそう思わせてくれるカメラと出会いました。

Wi-Fiも付いてて現代のカメラって感じで写真も楽しく撮れます。

M5も気になりますが、とりあえずコレを使いこなしもっといい画を撮れるようになってから他の機種も見てみたいですね^ ^

諸事情でカメラを買い換えすることになったのですが
中古で出ており前々から少し気になって居たので手を出したのですが
1ヶ月近く使い回し、タイトル通り評価されてる理由に首をかしげる程の出来栄えでしたので
書き込ませていただきます

【デザイン】☆4点
悪くはないです、元々前のMのデザインがあまり好みではなく
今回のデザインに惹かれて選びました

【画質】☆3点
昼間の写りは平均的、キットレンズだと高画素だと実感できないですが
”まぁまぁ普通の出来”です
後々の問題点が理由で今のところレンズの買い足しはしていませんので
キットレンズでの評価になります
夜間の方は正直使いものになりません、iso1600が限界でしょうか
まぁどれだけisoが高くても使い物にならないんですけどね
ですので3点の評価の内

昼間の画質3点：夜間の画質0点

と言う感じになってます
夜間に至っては正直、さんざん高感度でと操作性で叩かれてた
高画素のNEX-7より劣ってる気がします

【操作性】☆1点
■レンズの回転が他社と違い逆方向で使いづらい
■オートだと必ず前面の補助ライトが勝手に起動
　（しかもオート関係はライトのONOFF設定不可）
■何故か液晶横の操作ボタンにAFとMFの変更ボタンが
　（これまた設定での変更は不可能）
■起動に結構なラグがありONしたつもりが起動しない！？と混乱する

等など書き始めたらきりが無いのですが
致命傷的な問題が多すぎます
特に補助ライトのONOFFは夜間や室内、下手にライトを使えない環境で
勝手に起動するのは”使いものにならない”といってるようなものです
しかも補助ライトが有って尚ピントがあわない事が多々有り
完全にお荷物です
しかも切る方法が無いかと調べた所
”ガムテープで隠す”なんて言う手段しか出てこず

黒歴史化されたEOSkissx6iが哀れに感じてきました

まだあっちのほうが使えてましたよCanonさん

【バッテリー】☆3点
上記理由で本気で使い回して無いので
「まぁこんなものかな」と言う感じでした

【携帯性】☆1点
重い、兎に角重い
サイズに見合った重さではないという感じです
しかもレンズ側の方、外側がツルツルな為傷がつきやすく
持ち運びに適していない気がします
後液晶が動くのですが支えてる金具が貧弱そうで動かすのに躊躇します

【機能性】☆1点
操作性の項で書いた通り操作系から既にガタガタです
AFは昼間でも少しでも明暗がある場所だともうブレまくり
タッチで無理矢理合わせても違うところにピントが合いボケた写真になり
連射も遅く、動体（鳥、動物、車や鉄道など）では
そのAFのブレも相まって撮影不可能に近い状態です

それとオート撮影の場合露出補正が使えないので
夜間だと液晶では明るく表示されてもいざ撮れた画像を見ると
ピンボケ写真なんて事が多かったです

【液晶】☆1点
上でも記入しましたが露出補正をかけた場合表示される映像が
合致せず、いざ撮ると真っ暗なんて事が多々ありました

【ホールド感】☆4点
悪く無いと思います、グリップ部分が丁度手に合うので
持ちにくいとは思いませんでした


【総評】☆1点
外見を除けば型落ちのミラーレスにすら劣る性能に
センサーサイズを考えずに無駄に詰め込んだ高画素
そのカツカツな画素数と暗所どころか昼間ですら迷うAF性能のおかげで
夜間撮影は手持ちAFでは完全に不可能
その癖オートには夜間撮影機能が入ってるという有様
申し訳ないが本当にカメラ屋が作ったカメラと使ってて疑う状態でした

Canonさん、レンズキットを増やす前にせめて前面ライトだけでも改善してください

数年前から一眼レフ入門機で写真を撮っていたけど
小さくて軽いのにスペックが一眼レフ入門機より若干上で画像の綺麗さはかなり勝っていたから
買った
登山やたくさん歩く観光地ではすごくありがたい
レンズはあとから買うと高いからダブルズームレンズを買った
操作性がいい３つのダイヤルで明るさや絞りなどを調節しやすい
画面でタッチした物にピントが合いつづける
一眼レフに必要な機能はそろっている
ジャイロセンサーで水平わかりやすい
３分割の構図わかりやすいようにグリッドが表示される
液晶は明るい場所ではちょっと見ずらい

本体だけ買ってタムロンの便利ズームレンズを使うのもおすすめ
ミラーレスの良さの軽さ小ささが犠牲になるけど二本のレンズを
交換しなくていいし画質が良くなる

可愛く手軽で気に入ってます。性能の詳細は正直不明
ただ、子供を撮ったり不便にに感じません。

ファインダーとEF-M11-22を取り付けた容姿。これが最近の定番です。	同じくEF-M18-55。現場でない時はこちらの方が画角が良いです。	同じくEF-M55-200。活躍はそれほどではありませんが、望遠はこれしかないので。
ファインダーとEF35ISとEF-EOSMを取り付けた容姿。今のところ出番なし。

４か月使用してみての再レビューコメントします。
画質は４でしたが、なかなか良いです。５に昇格します。
操作性５でしたが、右手でグリップした際に、親指付近に集中しているボタンを触ってしまうことがあるため４とします。
バッテリーは相変わらずの３。
操作性、機能性、液晶も変わらず５。
ホールド感は操作性と絡んでおり、前回と変わらず４。
満足度はかわらず５。

今回は交換レンズEF-M11-22、ファインダーEVF-DC1およびＭアダプタEF-EOSMを追加購入したのでこれについてもコメントします。
EF-M11-22は現場での進捗写真を撮るのに重宝しています。どこまで寄ってもクレーンブームの先っちょまで入るし、狭いヤードでEF-M18-55で入らない画角も楽勝。
EVF-DC1は画質もきれいだし、90度まで動くので低アングルも楽勝。撮影時の必須アイテムになっています。
EF-EOSMは余り活躍がありません。というのもEF群を付ける＝携帯性が損なわれる、ということで、買ってはみたものの、防湿庫に眠ったままの状態。

おかげさまで出張先でのEOS5D2も自宅のｋｉｓｓｘ７ｉもいっさい出番がなくなりました。やはりM3の携帯性は画質に勝るものです。前回同様、当分はこれを使い続けると思われます。

【デザイン】
とても格好良いです！
周囲の女性にも「カッコイイ」と好評でした！
威圧感の無い程よいサイズが良いですね。
【画質】
良いと思います！
【操作性】
初心者でも扱えます！
上級者向けに少し分かりづらい機能もあります。
【バッテリー】
何回か持ち出しましたが、バッテリーで困ることはありませんでした。
【携帯性】
程よいサイズで良いです。
【機能性】
欲しい機能は揃ってます。
スマホに簡単に送信できるのが便利。
【液晶】
綺麗で見やすいです。
【ホールド感】
小さ過ぎず大き過ぎず、程よいサイズです。
【総評】
カッコ良くて機能も揃っているので満足しています。
またEF-Mレンズは他のカメラに比べて安めだと思うので、もっと新しいことにチャレンジしたくなったときにも手軽に出来そうです。

【デザイン】
一眼レフらしい姿でかっこいいです。
【画質】
コンデジよりずっといいように思います。
【操作性】
初心者には少し複雑です。
【バッテリー】
予備が必要かと思います。
【携帯性】
ミラーレスなので大きさ、重さとも快適です。
【機能性】
まだ十分に取り扱えておりません。
【液晶】
大きくて明るくて見やすい。
【ホールド感】
とても持ちやすく、重さを感じない。
【総評】
全く初心者で、初めての一眼レフ購入です。慣れない機能が多くて使いこなせていませんが、それほど難しさを感じませんので、慣れてくれば楽しめそうです。そして、なによりも重くなくてかさばらないので、それが原因で使わなくなる、ということがなさそうです。

EOS M3 ダブルズームキットは一眼カメラとあんまり変わらない。
軽くて使いやすい。

【デザイン】

　悪くありません。ただ操作性の部分にも書けることですが、再生ボタンと録画ボタンがホールド部にあります。もうちょっと何とかならなかったものでしょうか。若干、液晶が小さくなってもボタンを下部に作るべきでした。録画はニコンのように上部にあるべきです。
　これも好み、といえばそれまでですが。

【画質】

　ミラーレスとしてはパーフェクトでしょう。レンズに拘りがないのであれば、もはや一眼レフを持つ意味はありません。動画に関しては微妙ですが、それでもレンズの轟音がダイレクトに入ってしまう一眼レフよりは断然マシでしょう。

【操作性】

　文句はありませんが、唯一あるとすればホールド部にあるボタンの押し心地が非常に悪いです。ボタンが壊れるとしたら、まずここからだと言って間違いはなさそうです。絶対に別の箇所へ作るべきでした。

【バッテリー】

　けっこう持つ方だと思います。当方M2以前を使ったことがないので分かりませんが、１日中と行くまで使わないなら全く問題ないでしょう。それでも予備は買いましたが、ミラーレスなら仕方ないと思われます。ただ問題なのは、バッテリーが単品５０００円と異常に高額なことです。正直、ふざけている値段です。

【携帯性】

　仕方ありませんが、レンズが大きいです。単焦点の22ミリを使うなら非常にコンパクトになりますが、ズームレンズなどを使うならカバンの圧迫を覚悟しなくてはなりません。小さいのはボディだけだと言えます。

【機能性】

　オートＩＳＯ１６００が異常に便利です。これが意外な穴で、ニコン１シリーズにはないものです。ＩＳＯ８００だと夜間では少ないですし、３２００までいくとミラーレスでない一眼レフでもノイズが増えるので使いたくありません。
　１６００が丁度いい数値です。できるだけ少ないＩＳＯで撮ろうとしてくれます。撮影者は特に何も気にすることはありません。見事なものです。

【液晶】

　非常にキレイです。耐久性が気になりますが、バリアングルが便利です。今までバリアングルなど使ったことがありませんでしたが、地面スレスレや高く撮りたい時は非常に便利です。

【ホールド感】

　良いです。文句はありません。

【総評】

　間違いなく買いです。これ以上のカメラは現状ではありません。若干シャッター音があり、それを消すことができないのが気になりますが仕方ないレベルです。あと今回は、ちょっとしたお得情報を書いておきます。

　当方は使うつもりもないのにダブルズームレンズキットを購入しました。値上がりする前なので６８０００円ほどでした。ズームレンズはタムロンの10-200や純正の広角レンズと同じく非常に高く売れるレンズで、ヤフオクで２６５００円で売ることができました。箱から出してすぐに撮影し別の箱へ詰め、そのまま出品して売り飛ばしました。

　これだけでレンズキットが４１５００円になりました。現在レンズキットは６２０００円であるようです。５００００円以上はカメラに出したくない私のような人間には、とても素晴らしい買物となりました。
　何度も使える手ではないと思われますが、オススメしておきます。