EOS M3 EF-M18-55 IS STM レンズキット レビュー・評価

　多くの人が待ち望んでいた機能の１つが「チルト液晶モニターの搭載」だと思います。これまでの固定式の液晶モニターから可動式になったことで、今まで撮りにくかった地面スレスレの位置といった新鮮なカメラポジションから、無理のない体勢で撮影できるようになり、とても快適になりました。

　特に上方向に動かすと、低い位置にカメラを置いた撮影が大幅にしやすくなります。今回の撮影でも、低い位置からの撮影を積極的に行いました。

　撮影位置やアングルの変化は、写真の見え方に大きな変化をもたらします。ほんの数十センチ、カメラの高さを変えるだけでも、写真の出来栄えは変わってくるのが分かります。

　またEOS M３の液晶モニターは、液晶を斜めから見ても、はっきり画像を確認できるのは嬉しいポイントの一つです。ただ、顔認識オートフォーカス性能に不満が残りました。

＊被写体から掲載許可済みです。

後継機のM6も出てきていますが、コスパ的にはこっちでも十分じゃ無いかと思えるレベル。G9Xを買うまでの数ヶ月の間使っていました。

【デザイン】
M2やM10と異なって、グリップやモードダイヤル、コントロールダイヤルのおかげでいかにもカメラらしくなった外観。その分、後述の携帯性でも書いてるようにゴツくなりましたが・・・

【画質】
M2と比べると、画素数が2400万画素に上がっているのですが、一般人の私には余り分かりません。ただ、センサーがAPS-Cなので同じ画素数でもスマホと比べると違いは一目瞭然です（ボケ味とかが違う）。

【操作性】
ムービーに関しても、M2ではムービースイッチに切り替えてないと録画できなかったのが、モードダイヤルがA位置とかにあってもボタンポンで録画可能に。この対応は地味に大きいです。

【バッテリー】これはM2同様余り持ちません。互換バッテリーだと純正じゃないと警告が出ますし（この辺はソニーのα系の方が少しゆるい）。

【携帯性】
M2や一時期使っていたG9Xよりはごついです（同じく一時期使ってたα6000よりは小さいですが）。この標準ズームの場合、結構大きいのでケースも買い換えの羽目に。EF-M15-45 IS STMキットの方が少し短いので、ケースに関しても選択肢が出てくると思います。どのキットにするかはケースやカバンとの相談になると思います。

【機能性】こっちに決めたポイントが電子水準器でした。αは5100も6000も付いてないのに対し、この機種はデュアルタイプ。結構撮ってるときに癖で斜めになるって事が多かったので、撮るときにちゃんと確認できて後で「あぁ斜めになってる(´;ω;`)」と言う悲劇も防げます。AF性能はデュアルピクセルAF搭載のM5やM6には劣りますが、条件次第では位相差AFでピントが合うので、MやM2の時のようなストレスは感じにくいと思います。ピーキングも付くようになりましたから、AF+MFで合わせるときも合わせやすくなりましたし。

【液晶】タッチ対応は勿論ですが、M10同様180度くるりと回転するので、自撮りする人とかにはいいと思います（専用のCamera Connectアプリでリモート撮影も出来るので）。また、別売りですがEVFも対応するようになったので、いつもじゃないけどファインダーで見たいという時はサッと刺してサッと見られるので、ありではないかと（M6と同時に出た軽量タイプのEVFもファームアップデートで対応するみたいですし）。いつもファインダーで無いと嫌だという人は上位機種のM5になりますね・・・

【ホールド感】
形状がこれまでのMやM2と比べてかなりアップしました。M10の場合は専用のオプションでグリップがありますが、本機の場合はかなり持ちやすいグリップ形状になっているので、別売りのグリップ類は必要ありません。ストラップに関しても、M2までの特殊な形では無く一般的なタイプになりました。

【総評】
タイトルの通り、惜しいのはUSB充電対応じゃ無いこと。これに対応してくれれば、αEマウントに対しての負けてるポイントが一つ減るので、これは次回機辺りで検討して欲しいところ。

マツダスタジアム、黒い影はネットです	赤がキツイですが、実物は同様にこれぐらい派手な色してます	公園の花を写してみました
背景ボケるかな〜と、桜を撮ってみました	僕はいつもガンプラを撮ります	オレンジがキツイですが、これも実物はこれぐらい派手な色してます

当方、カメラに関する知識は浅いです。
短いけど３週間使っての感想です。

【デザイン】
グリップ部がちょっとブサイクです。

【画質】
いいです。
同じCANONのＧ７Ｘからの買い替えですが、
変わらず不満無しです。

【操作性】
良いと思います。
ダイヤルが複数ついてて、
カメラ初心者でも、イジる楽しさを感じられると思います。

あと、タッチパネル機能が僕の中ではかなり大きく便利に使えてます。
ピントを合わせるときに、頻繁に使ってます。

【バッテリー】
もう少し持って欲しいです。
買ってすぐ充電して、２２０枚ほど撮影した時点で、
バッテリー残量のメモリが一つ減りましたので
スペックに載ってるバッテリー撮影枚数２５０枚というのは正しいようです。
SONYのように４００枚くらい持ってくれると嬉しいのですが。

【携帯性】
一眼レフと比べたら小さいですけど、
僕はコンデジ上がりのユーザーなので、
コンデジと比べてレンズが大きく感じてちょっと邪魔です。

【機能性】
タッチパネル良いです。

【液晶】
普通に良いです。

【ホールド感】
上で書きましたが、グリップ部が見た目ブサイクですが
このグリップ部が大きくなったおかげで、
実用性は大幅に上がって、持ちやすくなってます。

【総評】
良いカメラだと思います。大きくなったグリップは、やはり良いです。

不満はEF-Mレンズが少ないことですね。
マウントアダプタを買えってことなんでしょうけど、
ミラーレスやるなら、ミラーレス用のレンズにも本腰を入れてほしい。

【デザイン】
グリップが大きくなり、持ちやすくなりました。
全体としてシックにまとまっており、良いと思います。

【画質】
慣れ親しんだキヤノン画質です。
なんといっても色が良い。

【操作性】
小さいながらも、まあまあ使いやすく仕上がっています。
しかし録画ボタンはうっかり触ってしまいそうな場所に置かれており、窮屈な印象です。
ボディ上部などに追いやっても良かったのでは。

【バッテリー】
ミラーレスなので長時間撮影には期待できませんが、まずまずです。
予備は必須だと思います。

【携帯性】
抜群です。
たくさん歩く旅行なら、一眼レフよりもEOS Mを選びたいくらいです。

【機能性】
EVFが外付けというのが私としては残念。
外付けストロボと同時に使用したいのです。
後継機種があるなら、EVF内蔵モデルを出していただきたいと思っています。

【液晶】
チルト液晶なので使いやすいです。
これはぜひ続けて搭載してもらいたい。

【ホールド感】
グリップの張り出しがとても良いです。
フラットにしても収納性はそこまで高くならないので、やはりグリップはこれぐらい盛り上がっていた方がいいです。

【総評】
M2よりも全体的にきびきび動く印象で、ようやくまともに使えるミラーレスカメラになってきました。
しかしながら、先行するオリンパスやパナソニックにはまだ及んでおらず、さらなる向上が必要だと感じます。
それこそEOSとの選択に迷うくらい、基本性能を充実させてほしいですね。
良い広角レンズが充実しているので、今後のボディには期待しています。

マウントアダプターの使用でEFレンズが使用可能です
私は以前からM3を購入するまでから
キャノンのユーザーでEFレンズを数本持っています。
7Dなどを撮影に使用していましたが
レンズ交換がしたい時サブカメラでM3とマウントアダプターを持っていると
便利です。
wifi機能が付いており、液晶画面が回転するため
自撮りも楽しめます。

このサイズ、価格で自分なりに納得できる写真が撮れるので、大満足です。

【デザイン】

　悪くありません。ただ操作性の部分にも書けることですが、再生ボタンと録画ボタンがホールド部にあります。もうちょっと何とかならなかったものでしょうか。若干、液晶が小さくなってもボタンを下部に作るべきでした。録画はニコンのように上部にあるべきです。
　これも好み、といえばそれまでですが。

【画質】

　ミラーレスとしてはパーフェクトでしょう。レンズに拘りがないのであれば、もはや一眼レフを持つ意味はありません。動画に関しては微妙ですが、それでもレンズの轟音がダイレクトに入ってしまう一眼レフよりは断然マシでしょう。

【操作性】

　文句はありませんが、唯一あるとすればホールド部にあるボタンの押し心地が非常に悪いです。ボタンが壊れるとしたら、まずここからだと言って間違いはなさそうです。絶対に別の箇所へ作るべきでした。

【バッテリー】

　けっこう持つ方だと思います。当方M2以前を使ったことがないので分かりませんが、１日中と行くまで使わないなら全く問題ないでしょう。それでも予備は買いましたが、ミラーレスなら仕方ないと思われます。ただ問題なのは、バッテリーが単品５０００円と異常に高額なことです。正直、ふざけている値段です。

【携帯性】

　仕方ありませんが、レンズが大きいです。単焦点の22ミリを使うなら非常にコンパクトになりますが、ズームレンズなどを使うならカバンの圧迫を覚悟しなくてはなりません。小さいのはボディだけだと言えます。

【機能性】

　オートＩＳＯ１６００が異常に便利です。これが意外な穴で、ニコン１シリーズにはないものです。ＩＳＯ８００だと夜間では少ないですし、３２００までいくとミラーレスでない一眼レフでもノイズが増えるので使いたくありません。
　１６００が丁度いい数値です。できるだけ少ないＩＳＯで撮ろうとしてくれます。撮影者は特に何も気にすることはありません。見事なものです。

【液晶】

　非常にキレイです。耐久性が気になりますが、バリアングルが便利です。今までバリアングルなど使ったことがありませんでしたが、地面スレスレや高く撮りたい時は非常に便利です。

【ホールド感】

　良いです。文句はありません。

【総評】

　間違いなく買いです。これ以上のカメラは現状ではありません。若干シャッター音があり、それを消すことができないのが気になりますが仕方ないレベルです。あと今回は、ちょっとしたお得情報を書いておきます。

　当方は使うつもりもないのにダブルズームレンズキットを購入しました。値上がりする前なので６８０００円ほどでした。ズームレンズはタムロンの10-200や純正の広角レンズと同じく非常に高く売れるレンズで、ヤフオクで２６５００円で売ることができました。箱から出してすぐに撮影し別の箱へ詰め、そのまま出品して売り飛ばしました。

　これだけでレンズキットが４１５００円になりました。現在レンズキットは６２０００円であるようです。５００００円以上はカメラに出したくない私のような人間には、とても素晴らしい買物となりました。
　何度も使える手ではないと思われますが、オススメしておきます。