M3によるカノープスのタイムラプス(15mmF4)
15mmF3.5 20秒 ISO3200 5コマコンポジット |
M2をしばらく使っていましたが小型軽量は旅行には最適でした。
また、通常の風景なら15mm-45mm1本あれば困ることはなく問題はないのですが、星を撮るときは設定のメニューから何度も下層まで行って設定変更をする必要があり、面倒で困っていました。
そこで最近、M3が安くなったので重くなるのを承知で中古で買ってみました。
M3のデメリットは大きくなって重量が増加したことくらいですがあとは全面的に使いやすくなりました。(当たり前ですね。重複しているので内容は省略)
特にカスタムの設定ができるようになったのでここでよく使う星撮り用の設定が可能になり、一般撮影からワンタッチで設定ができようになりました。
とりあえず私はISO800、LAW、露出10秒、絞りF4、連射モード、リモコンモードにしておきます。
ここから対象によって設定を変えることにより素早く星の写真を撮ることができます。
次にAFからMFに変更するのが1ボタンで変更出来るようになり助かります。
拡大して明るい星で慎重にピント合せます。
あとは構図ですが液晶が上に180°まで可変できるので大幅に首が楽になり、アクロバット的な姿勢を取らなくても合わせることができようになりました。
これが一番かな
この状態でセットしてあとは小型のリモコンを受光部に向け1回押すと・・・・
連続で次次に連写してくれます。終了の場合はリモコンボタンをもう一度押すと止まってくれます。
あとはコンポジットの場合は「DeepSkyStacker」を、タイムラプス動画や比較明合成の場合
は[SiriusComp」を使えば簡単に処理できます。
タイムラプスの場合はLAWだとさすがに重いのでMサイズに設定しています。
この方法で撮った写真とタイムラプス動画を添付します。
残念ながらIRフィルターのためオリオン大星雲の赤は出ません。むしろ青みがかっています。
なおこの方法は露出30秒まで可能ですがバルブでは使えません。
しかし、コンポジット前提であれば6400まで感度を上げられるので30秒以下でも天体写真は十分
可能だと思います。
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