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18-140VRで撮影 |
18-140VRで撮影 |
タムロンSP70-300で撮影、城南島海浜公園から |
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タムロンSP70-300で撮影、成田空港第1ターミナルから |
タムロンSP70-300で撮影(ISO3200)、航空科学博物館にて |
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家族で8年ほど使っていたコンデジの置き換えと飛行機撮影が目的でD5300を先日から使い始めました。今までパナのコンデジとニコンのフィルム一眼レフを使用していました。購入時の比較対象はEOS Kiss X7i 18-135STMキットとペンタックスK-50 18-135WRキットです。
普段はキットレンズの18−140VRをつけっぱなしに、空港ではタムロンSP70-300をつけっぱなしにして振り回してます。
iPhoneからの投稿なのでExifが抜けていると思いますがご了承下さい。
【デザイン】
ニコンの一眼レフはみんなこんな感じのデザインですね。個人的にはペンタックスのデザインが最高だと思いますが、D5300のデザインもなかなかいいと思います。EOSはもっと曲線が多いデザインですね。
【画質】
素晴らしいです。コンデジからの乗り換えなのでなおさらそう感じます。他の機種と作例を見比べたりしましたが、解像度が凄まじいです。高感度耐性も素晴らしいです。個人的にはISO1600まで安心して使えます。ネットに上げるのであれば3200〜6400でもイケます。スペックだけみれば、最新のエンジンEXPEED4とローパスフィルターレス24MPDXフォーマットセンサーという上位機種D7200と同じ組み合わせです。ただし、高画素化した分、ピントとブレにシビアになり、自分みたいなヘボが撮るとボロが出やすくなります。あとファイルサイズがデカくなってSDカードとパソコンを虐めますwフルHD60Pの動画も画質はハンディカムと次元の違う素晴らしさです。
【操作性】
ダイヤルは1つだけですが、思ったよりもSS、絞り、感度の調整はやりやすいです。ミラーボックス横のFnキーを押しながらISO感度を変更し、シャッターボタン前の露出補正ボタンを押しながら露出補正(Mモード時は絞り調整)という感じですね。ファインダーを覗いたままで操作出来るので便利です。ただ感度自動制御時にファインダーに感度を表示して欲しいです...。ホワイトバランスやピクチャーコントロール、AFモードの設定はiボタンを押して画面を見ながらですが、あまり不便ではありません。シーンモードを使えばカメラが露出、ホワイトバランス、ピクチャーコントロール、AFモードを設定してくれるので面倒な場合はそれに頼るのもアリだと思います。
【バッテリー】
フラッシュ無しで約850ショット+10枚ほどWi-Fi転送で電池が切れかけました。
Wi-FiとかGPSを使わなければ1日中持つと思います。
【携帯性】
一眼レフとしてはまあまあコンパクトな方だと思いますが、18-140VRを付けると重さは1kg以上になり、かなり重くてかさばる荷物となります。このD5300と18-140VRの組み合わせは、普通の人がちょっとした旅行や外出の際にも「カバンに入れて持っていこう」と思えるギリギリのサイズではないかと思います。自分は出かける時にフルサイズを「気軽に」持って行くのはちょっと無理かな...
【機能性】
普及帯のデジタル一眼レフとしては素晴らしい機能・性能を備えていると思います。フルサイズ機(D610)と同じ39点のAFシステムは画面内のかなり広い範囲を高密度にカバーしています。レンズにもよると思いますがピント合わせも速くて正確です。AEとAWBも安定しています。連写は速度こそ普通(秒5コマだが十分)ですが、ちゃんとしたSDカードを入れればバッファの心配をせず連写しまくれます。Wi-fiでの画像転送はSNSを多用する人にとっては便利なことこの上ないです。GPSは個人情報保護の観点から使わない主義なので自分はよく分かりませんが...そのほかにもレンズ補正や画像編集など充実した機能を搭載しています。ファインダーは倍率・視野率・明るさのどれをとっても良いとは言えず、めちゃめちゃ見やすいというわけではないです。後で画像を確認した時にファインダー外のものが写りこんでいることもしばしばあります。また、ファインダーでのMFはやりづらいです。しかし、EVFではない光学ファインダーであることには変わりないので、飛行機など動きものを追うときには役に立ちます。
D5000番台のカメラの最大の特徴として挙げられるのはバリアングル液晶画面だと思いますが、期待してはいけません(笑)ライブビュー時のAFはコンデジよりトロく、レリーズにはかなりのタイムラグとシャッター音(ファインダー撮影よりデカいかも)を伴います。そして制御システムに難があるのか、シャッターを切った後にミラーがダウンして画面が1秒以上ブラックアウトし、カメラがフリーズします。一眼レフはファインダー撮影を念頭にして作られているものなのでしょうがないかな?と思いつつライブビューは使わないようにしています。動画撮影時はよりAFが遅いので、手持ちで動画を撮るのはきついです。
【液晶】
デカくて見やすいです。画面がデカ過ぎて操作系が右端に追いやられているようにさえ見えます。でもバリアングルを活かした様々なアングルからのライブビューは、自分は使っていません。バリアングル液晶の存在意義はもっぱら使わない時に反転させて画面を保護するためだと思っています。
【ホールド感】
ボディの大きさの割にグリップがしっかりしていて、手の大きい人でも小さい人でも握れるようです。自称平均的な体格の自分の手にはジャストフィットです。キットレンズの18-140VRを付けるとフロントヘビーになりますがレンズが太くてしっかり握れるので案外持ちやすいです。
【総評】
高機能が一眼レフとしてはコンパクトなボディに詰め込まれていて、キットレンズも含めてとても使いやすいです。旅行時の風景や日常の中でのちょっとしたスナップ、犬撮りなどファミリーユースには最適な一眼レフではないかと思います。また飛行機などの撮影ではその性能をフルに発揮してくれて、色々とオールマイティに使えます。ライブビューのレスポンスや、ファインダーの倍率と視野率などもうちょい頑張って欲しいところもありますが、そこらへんはサイズそして価格とトレードオフだと思います。総じてとてもよくできたカメラだと思います。初心者の戯言に最後までお付き合いいただきありがとうございました。m(_ _)m