Ai Nikkor ED 180mm F2.8S レビュー・評価

Nikon Dfに付けてみました	Nikon Zfに
	Z8に付けて

知り合いから頂きました。


【操作性】
大きく重いレンズですが、MFなのでフォーカスリングでピントを合わせる必要があります。
フードは一体型でレンズの前についているので伸ばして使います。

【表現力】
絞り開放から使えるので表現力が豊かになります。
今のズームレンズと比べても引けを取らない位解像しています。

【携帯性】
大きく重いので携帯性はあまりよくありません。
撮っていると重いのでピント合わせに苦労します。

【機能性】
近距離撮影には向いていません。
ピントリングはスムーズに回り高級感があります。

【総評】
今となっては重いレンズかと思いますが、見た目の高級感はあります。
MFで撮る楽しみを味わえるレンズですが、動体撮影には向いていません。

レンズを装着して	タンポポ・チップ群	岩山-1
岩山-2　Ｄ810にて	妻と犬	最悪のニセカウ

AI?Nikkor?180mm f/2.8S ED　CPU取付
＊ニコン　Ｄ600，Ｄ810，Ｄ5300 使用しての評価です。

＊使ってみて
・山岳使用　フードは、役に立ちません。
・当然　逆光には---。
・リングを使って　77Φにしています。
・77ｍｍフィルターを使用　グラデ、C-PL他

＊危険行為　タンポポ・チップについて
・Dandelion Chip　タンポポ・チップ　CPU装着
・注意　ニコンＣＳでは、改造扱いで受付できません。

・e-Bayにて5個購入　ロシア製　ベラルーシ発送
　送料込み　1個あたり　2.250円
＊以下、5台に取付ました。　
・AI-S 20 , 28 , 55ｍｍは、調整後　装着可能
　105 , 180mmは、アルミ後玉保護壁　切断処理必要
＊位置調整後　黒ウレタン弾性接着剤使用
・絶対に　瞬間接着剤は、いけません。クモリ出ます。
・最後に　マットブラック処理


＊カメラに装着して　チップに情報書き込みます。
　Ｄ600，Ｄ810，Ｄ5100(今は無い)で書き込みできました。

＊レンズ絞り環　最小絞り値に
　カメラを　A、S、Pのモード　/　AFにセット
　1.　情報は、AF-S XXG　と認識　カメラ設定しなくて済む
　2.　メイン・ダイヤルで　絞り値変更可能
　3.　焦点合焦時に　音が鳴る。　各種設定必要。
　4.　ＬＶでは、合焦時に　サインが出る。
　手持ちカメラ　Ｄ600，Ｄ810，Ｄ5300で　操作できました。

＊フードについて
・Kenko ラバーフード マルチレンズフード 77mm ネジ込みタイプ?　
　加工して　キャップ装着可能にしました。
・72-77　UPリング使用

＊レンズケースについて
・HAKUBA ソフトレンズポーチ たて開き 120-240
　ラバーフード装着　+　フード （AI-S 20ｍｍ用)　収納
・AI-Ｓの大型フード　ポーチに入れ　同居しています。

手に入れた時の感動は、
数十年経った今でも覚えています。
太短く重い銅鏡。
金属製のレンズキャップ。
全てがニコンらしいと言えます。
ポートレートは勿論、
室内のスポーツ撮影にも使えます。
この時代の製品は、
保管方法を間違えなければ、
一生使い続ける事が可能です。
マウントアダプターで、
他社のレンズを使うよりも、
満足できる写真が撮れると思いますよ。

現役当時はそれなりの高級レンズで、金の輪が誇らしく思ったものです。

いま中古で3万円は、ＭＦ機使いのみなさまにはバーゲンプライスではないでしょうか。
クラシックカメラブームの再来でもあれば値段が上がるように思います。

開放時の周辺の描写も甘くならず、ボケ足もきれいだと思います。
この点は現代の主力とされるＶＲ70-200のテレ側を凌駕していると思います。
階調も硬くはなくポートレートにも使用できると思います。

ただし内蔵のフードはおまけ程度のもので、本気でハレ切りするのは別途対応が必要に思います。

105/1.8Sとのペアで、使用頻度は減っても残しておきたいと思っています。