気がつけば2003年春よりソフトウェアエンジニアリングとソフトウェアエンジニアリング領域やテック領域のマネジメントを中心に長く勤めてきました。やってきたことを忘れてしまわないよう、先の冬休みには、あらましをWantedlyやYOUTRUSTに、詳細は手元で職務経歴書としてまとめてきました。ご興味のある方は、以下のプロフィールページからたどっていただいたり、職務経歴書については個別にお問い合わせいただければと思います :-) my.prairie.cards
このキャリアの「芸歴」全体を省みて、全力で仕事に取り組み、様々な課題に向き合い、仲間たちや関係する皆様とともに成果をつくり、大きな貢献を成していきたいと思ってひたすら猛進してきたと感じています。かねてストレングスファインダー(クリフトンストレングス)を2回テスト受けて両方の回で最上志向がもっとも大きかったので、そういう特性も作用してるのかもしれません。
しかし最近、ある違和感が心の中でふくらみ始めました。
それは「業務がわたしの人生のすべてになってしまっているのではないか」という思いでした。確かに業務での達成感や成長は大きな喜びをもたらしてくれます。しかし、人生にはそれ以外にも大切な要素がたくさんあるはずです。
この気づきをきっかけに、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣最優先事項』を手に取りました。『7つの習慣』そのものも「芸歴」前半で読んで恥肉となっているのですが、改めてこの本との対話を通じて、自分の人生における本当の「最優先事項」を探る旅を始めることにしたのです。
気づきのプロセス
最初に取り組んだのは価値観の探索として、自分が本当に大切にしたい価値観についても深く考えました。
- 物事への没頭
- 一笑を得ること
- 家族との時間
- 自己省察による成長
- 世の仕組みの理解向上
これらの価値観は、どれもわたしの人生に欠かせないものです。しかし、近年は仕事への没頭が他の価値観を圧倒してしまっている状況でした。
自分の「役割」の棚卸し
価値観と並行して、自分の「役割」とは何かにも向き合いました。
わたしたちは人生で様々な役割を担っています。わたしの場合:
- (体作りの)トレーニーとして
- 家族の一員として
- 両親の息子として
- 被雇用者として
- エンジニアリング・テック・ビジネスなどのコミュニティの一員として
- 友人として・推しのファンとして
などの役割があることに気づきました。そして、これらの役割の中で「被雇用者」の部分が、他のすべての役割を飲み込んでしまっているような状態になっていることも分かってきました。薄々そんな気はしなくもなかったけど、そこまでではないと思っていました。思っていたのでした。
変化への第一歩
この気づきを経て、少しずつ変化を始めることにしました。まずは自分自身の役割の構造の捉え方として、全ての役割がフラットと考えることです。そしてその相互作用を見出すことです。
例えば、ウェイトトレーニングを通じた健康管理は、「刃を研ぐ」重要な活動として継続しています。これは単なる運動ではなく、自分自身を見つめ直し、心身のバランスを整える貴重な時間となっています。
また、家族との時間も意識的に確保するようになりました。短い時間でも、質の高い対話や共有体験を持つことを心がけています。
今後に向けて
この取り組みは、わたしにとっては決して「業務かプライベートか」という二者択一を迫るものではありません。ライフワークバランスという言葉で想像するような天秤にかけるものでもありません。ありません。むしろ、どの役割も全うしたいという視点で、人生のすべての側面をより豊かにしていくことを目指しています。
特に重要なのは、各役割における「第II領域」(重要だが緊急ではない活動)にしっかりと時間を配分することです。長期的な視点で見たとき、これらの活動こそが人生の質を高める本当の「最優先事項」となるはずです。
まだ道半ばですが、この気づきと変化のプロセスを共有することで、同じような課題を感じている方々の参考になれば幸いです。人生の本当の「最優先事項」を見つめ直す旅は、決して終わることのない、しかし素晴らしい学びの連続なのだと実感しています。