以下の内容はhttps://retroaudio.blog.jp/archives/cat_50133.htmlより取得しました。


似て非なるもの QDCとTFZ

有線イヤホンのイヤホン側のコネクタ形状のはなし。

中華イヤホンは通常2Pinを挿す形状なのだが、一筋縄ではいかない。
よく似た外観の通称QDCコネクタとTFZコネクタに互換性は無いと言われているが本当はどうなのか?…

と、その話をする前に、まずはコネクタのおさらいをしておこう。


有線イヤホンはまず、ケーブルが固定(交換できない)タイプとリケーブル可能なタイプに分かれる。国産(いや国内メーカー)のほとんどはリケーブルできない(高級タイプはその限りではない)このタイプは今回関係がない。

 
リケーブルできるものは、当然ケーブルと本体の接点となるコネクタ部分が存在するが、この形状がブランドによって異なる。統一規格が無いのがその原因だが、事実上のスタンダードというべき規格は存在する。有名なMMCXはハイシェアのSHUERやゼンハイザー等多数のメーカーが採用しており、スタンダードといえる。
ただ、中華イヤホンは独自の進化を遂げており、MMCXを採用することは稀である。(無いことは無い)
中華イヤホンの多くでは2Pinが採用されており、ケーブル側は凸(Pinが突出)でイヤホン側は穴が二つあり、そこに差し込むことでリケーブルする仕組みである。
汎用の2Pinと2PinCIEMは台座からPinが突出しているだけなので、多くの中華イヤホンに挿しこみ可能である。厳密にいうとPinの径がわずかに異なり挿せないことになっているが、挿そうと思えば挿せる。(直径0.03㎜の差)
ただ、汎用2Pin、2PinCIEMはケーブル側Pin部分の摩擦だけで保持するので、抜ける恐れがある。
その問題を解決しようとするのがTFZタイプとかQDCタイプと呼ばれる形態でPinの外側にプラスチックカバーを付けたものである。イヤホン側の凹部分はただ穴が開いているのではなく、本体から突出させる台座があるタイプが一般的である。Pinだけではなく台座の部分をカバー・保持してイヤホンと接続するのがこのタイプである。
このタイプも統一規格が無いため、この二つの形状が並立している状態である。(実際はもっとある)
実際、シェアが高いKZ(CCA)が主力モデルをQDC(KZ TypeC)にしているため、QDCの方が優勢のように感じるがどうなのだろう?


今回、「NiceHCK C16-5 NX-7 TFZ」というケーブルを購入した。新品で700円だった。

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C16の16は16芯の意味で―以下は線材を表してしる。後ろの-5は高純度銅線と銀メッキ銅線のミックス線の意味である。(-4は銀メッキ銅線、-3は高純度銅線といった具合)
はじめてはっきり「TFZ」を、うたったケーブルを買ったが、販売サイトには「NX-7,TFZに適合し、QDCにも使用可能」との記載もあった。
自分所有のイヤホンはKZ系、TRN系が多いのでQDCで使える方が勝手は良いが、どうなのだろうか?実際にやってみた。

まず、Pinの突出具合の違い
並べてみると相当ちがう。
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TFZ
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QDC

まず、もともとNX-7と同一メーカー(NiceHCK)のDB-2に装着。完全適合でシンデレラフィット。キッチリ収まりストレスなしである。(当たり前か)

一方、CCA C12に挿してみる。Pinは刺さることは刺さるが、突出している分、奥まで入らない。本体とケーブルのハウジング部分に2㎜程度の隙間ができる。
使えるといえば使えるが…といった感じ。自分は使わないだろう。
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試しに逆パターンQDCタイプのケーブルはNiceHCK DB-2で使えるかやったみたが、こちらは刺さらなかった。本体台座部分の大きさが適合しないらしい。

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このことから、突出している台座部分の大きさはパッと見わからないがTFZタイプの方が大きいのだろう。

互換性に関してはこんな感じ
 QDC◎← CCA C12 → △TFZ   QDC×← DB2 → ◎TFZ 
結局専用タイプを使う方が良い。それが嫌なら汎用の2Pinタイプを使う。
というのが結論であった。
※実は極性についても逆と言われているが、自分はあまり気にしていない。



以前、中華イヤホンブランドKZの「ZSシリーズを俯瞰する」という記事を書いたが、今回は同社のASシリーズを扱ってみたい。

ZSシリーズは膨大なバリエーションがありドライバの組合せも様々だが、基本ダイナミックドライバとBAドライバとのハイブリッドだった。(一部2DDや1DDの機種もあったが…)1DD+1BA(ZST型)が基本で、BAの数が増えていき1DD+4BA(ZS10型)や1DD+5BA(ZSX型)へ進化した。
一方のASシリーズだが、こちらはマルチドライバ(多ドラ)だが、ハイブリッドではなく使用するドライバはBAのみである。BAを複数台搭載し、3wayや4wayのように鳴らす仕組みである。
ZSシリーズなどのハイブリッド型は自然な低音域が期待できる(口径の大きな)ダイレクトドライバが中低音域を、高精細で高音再生が得意なBAが高音域を担当してより高音質を狙うものである。(「餅は餅屋」方式)
一方のBA型マルチは性能が高く小型のBAを複数搭載することにより、どの音域も高精細な再生を狙うものである。(「大は小を兼ねる」方式)

モニタイヤホンのベストセラーSHUREのSEシリーズは最廉価のSE215(ダイレクトドライバ1基)以外はこの方式である。(ただ、SE315はマイクロドライバ=BA1基のみ、SE425以上がマルチドライバ)
否応なく期待が高まるが、価格が10倍近く違うので同等というわけにはいかないだろう。

バリエーションについてはBAの数の違いということになる。
2018年発売のAS10はBAを片側5基搭載(両耳で「10」である)
AS06(2019) 片側3基(名機と呼ばれている)
AS12(2019) 片側6基
AS16(2019) 片側8基
ここまでが第一世代

この後名付けルールが変わり
ASF(2020)片側5基(「F」はFiveか?)
ASX(2020)片側10基(「X」はテンか?)
AST(2021)片側12基(「T」はTwelveのTか?)

その後しばらく空いてリブートされる
AS16Pro(2022)
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気合の一本でKZの本気を見せたと言われている。
その後、AS16ProX(2024)がリリースされた。同時にASFとASTの後継として
AS10Pro(2024)AS24Pro(2024)が発売された。

実はASシリーズはここまでである。
2025年以降AMシリーズに移行した。



KZといえどもBAをマルチで搭載するとZSシリーズのような価格では売れないらしい。5,000円オーバーの価格帯、AS24Proになると10,000円を超える。(ASTは15,000円を超えていた)価格帯やドライバ数ではZAシリーズと競合する。一般的には同じ価格ならハイブリッドの方が良いのではと思うが、ASシリーズは連綿としてリリースされていた。

自分が持っているのはASF(2020)とAS16Pro(2022)の二機種だが、この2機種の間には大きな差がある。

単純にBAの数以上の違いがある。
2020年と2022年との間にはKZの置かれた立場に違いがある。中華イヤホンのイメージ(ドンシャリ)をつくり、トップに君臨していたKZだったが、2020年頃からバランスの取れた良音中華イヤホンが出始め、2022年時点では他ブランドの猛追を受けて揺らいでいた。ZST-XとZSN ProXの成功で慢心していた(かどうかはわからないが)KZの凋落は絶頂を極めたあたりから始まっていたのである。

ASFは2020年、KZがZSシリーズの完成形というべきZSN ProXとZST Xをリリースした年である。ある意味KZの絶頂期であったわけだが、他社の台頭によりその後ヒットに恵まれなくなる。
その「終わりの始まり」の年にリリースされたモデルであった。AS10の後継モデルとして勢いで作った感が無くはない。高精細のはずが、音が籠った感じで聞こえる。得意なはずの高域も今一つである。
一方2022年のAS16Proは他社の良音イヤホンを意識して、ドンシャリだけではないバランスの取れた音を目指した感がある。ただ、ASFよりは良いがZASより良いかと聞かれれば少々疑問である。
BAはユニットが小さいのが特徴だが、ASシリーズの筐体はコンパクトとは言えない。むしろ、大きいくらいだ。BAの配置には配慮が必要なようでBAの数に関わらす大きめのボディとなっている。

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左がHBB-PR2 右がAS16Prp
あまりメリットは感じられないがBAならではの音を好む人が一定数いるのは間違いのないところ。
また、名前が変わったAMシリーズがどうなったのかも興味があるところである。


前回の続き

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リモコン到着!

既報の通りヤフオクで専用リモコン(汎用というものもあるらしい)を購入した。
最安値帯で購入したが、品物は新品同様のきれいなものだった。
単四電池2本を入れて問題なく動作した。

リモコンが無いとできないこと
各種設定 
・時刻設定(タイマー設定も含む)
・電源供給設定(iPodドックへの電源供給=iPodを使用していない時でもドックに通電し充電する設定ができる。通常は使用時のみ通電)

・音質設定 
D・BASS(10段階) バスブースト機能
「CONEQ」(環境1~3) 音場設定 プリセットの3つから選ぶ
TONE 細かいトーンコントロールが可能
SupremeEX (ON,OFF)


専用ボタンのある機能
・SLEEP(スリープタイマー10分刻み)
・DIMMER(ディスプレイと光演出の設定、半点灯や全消灯が可能)
・MUTE(一時的に音を止める)

現状について調べてみた

さて、自分が購入したK-521だが、点灯していたインジケーターはA.P.S(オートパワーセーブ)とD・BASSそれとSupremeEXであった。
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SpremeEXはKENWOOD独自の帯域拡張技術で、pioneerでいうところのレガートリンクコンバージョンにあたる。デジタル化の際に失われた20Khz以上20Hz以下の帯域を演算によって補完する機能である。正直、効果を実感したことが無い(本当のハイレゾ機器を持っていない?)機能でどちらでもかまわないがONのままで良いだろう。ちなみに、CD、iPod、USB等のデジタル入力で有効になる。

A.P.Sは演奏状況を見て自動的に電源を落とす機能。音質と関係がないのでそのまま。ON

「CONEQ」は1で、通常の部屋モードだった。2と3は畳やカーテンで吸音されるデッドな部屋用とキンキンに反射される部屋用だった。通常は1で良いのだろう。

問題のD・BASSは現状で4だった。
D・BASSの4というのは10段階の4で、ブーストはかかっているが物凄くかかっているというものではなかった。FLATにすればやや低音が少なくなったが、やはりまだ多めだと思った。これは「板の間に直置き」というセッティングの問題なのだろう。
ちなみに、TONEも含めてすべてのイコライジングを解除する際、リモコンのFLATボタンを押すだけでよい。これは便利である。(D・BASSも解除される)

また「CONEQ」は何度も聞き比べた結果、現在のセッティングだと、「2」の方が好ましい音であった。

ミニコンポにしては音に関する設定項目が多く、音の追い込みができそう(遊べそう)
まあ、自分個人については及第点という感じ。ただ、万人にお勧めできる機種ではなかった。

K-521がお勧めできない理由
自分のようにCDと古いiPodのみを使用するという人、ラジオを聴く人(多分、ほとんどいない)は使えるだろう。高級感こそないがコンパクトで使いやすい機種だった。
しかし、現代のオーディオ機器としては、決定的に足りていない機能がある。それは、Bluetooth接続機能である。
事実、この機種の後継K-531(2010)以降には搭載されている。
K-521では音響機器のデジタル出力は有線で接続可能だが、カジュアルな音楽再生環境であるスマホアプリの音源は再生できない。

古いiPodユーザーへの注意 (使用できるiPodについて)
前回の記事にも書いたが、iPodのドックは30PINである。最新(最終)のiPod群はライトニング接続になる。そういった意味で古いiPodしか接続できないのだが、それにも制限があって、HDD搭載のオリジナル型iPodでは6 (Classic)以降しか使えない。
最も売れた5や5.5のいわゆるiPod Video世代は使用できない。物理的にはつながるが使用はできない。(実際サポート外と表示が出て使えなかった)
30PIN仕様のiPod touchは使用可能であった。

ちなみに現行機種(?)のK-515(2017)はハイレゾ対応で、USBメモリーに録音も可能。NFC接続でスマホの音源が聴ける、まさに現代のミニコンポになっている。(当然だがiPodのドックはない)価格は50,000円前後のようだが、昨今の価格上昇を考えると仕方ない。
写真で見る限りK-521(黒)のプラスティッキーな安っぽさ微塵も感じられない、良い感じのゴールドボディである。スピーカーは同じように見えるが、ターミナルはネジ式である。
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スピーカーのスケール感
これが本当に最新機種だとすると8年間新型が出ていないということになる。ミニコンポのニース無いということだろう。みんな一体どうやって音楽を聴いているのだろう?
スマホから直接Bluetoothスピーカーということ?寂しいかぎりですな。

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小型のCD再生機を探していて手頃だと思ったので買ってみた。
ジャンク品、ハードオフで4,400円。動作しないとイタい価格だが動作はするらしい。
タグの記載通りスピーカーは未使用(未開封)の状態で多分箱に入っていたままの状態だったのだろう。本体に保護シート、輸送用発泡スチロールにバンドが掛かったままだった。
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K-521とはKENWOODのミニコンポでK‘やKseriesと同じ「K」を冠しているのでハイコンポだという記事が一部にあったが、普通のミニコンポである。発売当初の価格は45,000円(この価格をみればハイコンポでないことは明らか)末期は20,000円を切る価格で販売されていた。
2009年発売ということで天板にiPod(30PIN)のドックを有している。時代を感じるが、未だにiPodユーザーの自分には好都合である。(ちょっとした落とし穴があったのだがそれは後述する)
フルデジタルアンプとの触れ込みで、増幅やイコライジングをデジタルで行う仕組みのようだ。本体はとても軽い。CDドライブや電源を内蔵しているのに2.3㎏である。一方、スピーカーは1本あたり3.4㎏と小型にしてはずっしり重い。しっかり作ってある感じがする。ケーブルのターミナルは残念ながらバネ式である。(太めのスピーカーケーブルは使えない)
ジャンク品の場合、付属品が揃っていないことが多いが、この商品もそうで、本体以外はスピーカー2本とAM用のループアンテナのみが付属していた。スピーカーケーブル×2とFMアンテナ、それと肝心のリモコンは付属していなかった。(予想通りこれが波紋を呼び起こす)
本体にソースセレクトボタンとCDイジェクトボタン、CD再生ボタンがあること(本体だけでCDが聞けること)を確認した上で購入した。
このボタンはタッチ式で物理的なスイッチが無いタイプであった。スッキリおしゃれであるが、壊れると全く使えなくなるリスクがある。事実、この機種の後継モデルK-531では押し込むスイッチ式のボタンに変更されていた。(まあ、リモコンがあれば関係ない)
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寝室の低い位置にセッティングして音出し
110㎜ウーファー(バフレフ)だが、低音が歪みそうなくらい出ている。小型システムのイメージとかけ離れている。いや、やっぱり出すぎだろう。
ディスプレイを見るとD.BASSの文字が表示されている。BASSブーストがかかっているようだ。KENWOODのサイトにある説明書によるとアンプで10段階のバスブーストがかけられるようだ。ただ、現状でどの段階のブーストが掛かっているのかは確認できない。(変更もできない)
また、音場補正システムの「CONEQ」を搭載している。これも部屋の状況にあわせて三種類から選ぶ方式だが、どの音場に設定されているかわからない。(変更もできない)

結局、リモコンが無いと…
殆どの設定ができないことがわかった。(想像はついていたが…)
ということで、追加出費。リモコンを買うことにした。
この手の商品はフリマアプリよりヤフオクの方が出品が多いので、ヤフオクで良さげな商品を落札した。
落札価格1,600円(10%オフクーポン使用+送料185円)で支払い1,625円だった。
結局、4,400円では済まず、6,025円の出費となった。

で、現在リモコンの到着待ちである。続報を待て!

つづく

KZ ZASを買った

ペイペイフリマで8%引きのクーポンを使って3,933円の支払いだった。
ZASの出物が少ない中、比較的安価で、写真を見ると付属品も揃っているように思えたので、すぐに購入した。←これが良くなかった…(後述します)

ZASとは
中華イヤホンの雄KZのZAS(2021)はハイブリッドマルチドライバ(1DD+7BA)を搭載した名機の誉れ高いイヤホンで、後継機のZARが出た後でも販売は継続している。(KZではよくあることだが)
ZAX(2020)の後継機だが、音をより進化させ、ビルドクオリティも高めて、完成形と呼べる機種となった。KZの中華イヤホン界での地位はこの頃から相対的に下がっていくのだが、その最後のあだ花的な一台となった。(いや終わっていませんよKZは)
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本体の黄ばみについては説明文に記述があった

実際聞いてみると
噂に違わず、よい音であった。
KZの特徴はドンシャリと言われるが、ZASは量が多い低音域の質も、派手になりすぎない高音域も非常に良質だった。しかも定位感が、ずば抜けてよい。
派手で元気だけが取り柄だった中華イヤホンのイメージを覆す一本だった。
1本だけ買うならばZASだけあればよい(言い過ぎ?)と思えるクオリティだった。
ZAXとの比較では、ZAXは中華イヤホンの上質版という感じだが、ZASはイヤホン全般の中でも上質な製品という感じ。(違いはわかりますかね?)
買ってよかったと思えるはずだったのだが…


フリマアプリの陥穽

最初に断っておくが、出品者は何も悪いことをしていない。(詐欺だと言っているわけではない)買った自分が悪いのだ。何度も取引するうちに確認を怠ってしまい、情報弱者が陥りがちな間違いを犯してしまった。
全ては、出品のコメントに書かれていたし、写真の製品が届いたのは間違いない。
危なそうな記述があったのにスルーしたのは自分である。

この個体が偽物ということではない。前述のようにイヤホン自体の音は素晴らしく良く、使い続けるにしくはない。ただ、悔いが残る買物になった。

理由
①外装箱が無かった
KZのこのクラスの商品はウレタンの台紙にイヤホンを埋め込み、それを蓋としてその下側に、ケーブルとイヤチップを収納する外箱が付いている。最近のものはわからないが2020年前後の品物はそうだった。そしてその構造ゆえ、ポストインできるサイズ(厚さ3㎝)を超えている。だが、この製品は「ゆうパケット」で届いた。封筒の上からでも厚みが足らないのはわかった。説明文には箱の有無は書かれていなかったが、ウレタンの台紙を真上から撮った画像があった。(これをその下の箱もあると誤認した)
基本、本体にしか興味がないのだが、リセールバリューを考えると箱の有無は大きな違いだ。
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下はKZ AS16Proの箱

②ケーブルがZASのものではなかった。
これも写真をみれば気づけた点である。ZASのケーブルは8芯銀メッキで3.5㎜プラグがアルミ製のストレートである。この商品のそれは、汎用の廉価版についてくる3.5㎜プラグがプラ素材でL型のものだった。
基本、本体にしか興味がないのだが、ZASにしか付属しないケーブルは使ってみたかった…(本文には「付属品は未使用です」とあったのに)

③本体のノズルフィルターが無かった
①と②は些細な事。説明文にそう書いてあれば納得して買ったと思うので、少々残念なだけなのだが、③は本体にまつわることなので看過できない。
ノズルフィルターとは耳に差し入れるノズル部分の穴に異物が入らないようにするための板である。音を通過させるために普通小さな穴が無数に開いている。(大きなゴミは通過させない)
ただ、これとて「交換用ノズルメッシュフィルターを2ペア付けています」と本文に記述があった。それを読んではいたが「そういうものなのね」と深く考えなかった。まさかフィルター自体が無いとは考えなかったのだ。
ノイズフィルターは通常金属製のパンチングメタルがはめ込まれていると考えていたが、違うのだろうか?ノイズフィルター自身が無いということは有るのだろうか?

調べてみたら布製のフィルターというのがあり、擦ると破れることがあるらしい。が、この機種がそうかどうかはわからない。
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ノズル部分 ただの穴に見える

また付属してきたノズルフィルターと呼ばれるものは薄いシール状のもので、効果が期待できるのかどうかわからない。(簡単に破れそう)

こちらの確認不足ということで返品はしないで、受け入れた。(支払いをした)
ただ、今になって考えるとやはり納得いかないこともある。上の「付属品は未使用です」の記述はグレーだと思う。付属品と言っている以上ZASのものでなければならないのではないだろうか?この一点で返品できたのではないか?

あー、もやもやする。ZASが良い機種と分かっただけに余計もやもやする。




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