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FiiO E-07Kジャンク品を買った→1000円をドブに捨てる?


ある日、人待ちの時間があってペイペイフリマを何とはなしに見ていたら「FiiO ANDES USB DAC HEADPHONE AMP E07Kジャンク 不動品 部品取り用」という商品が出ていた。元箱といくつかの付属品が付いて1200円。

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ケーブルを繋ぐと赤いランプが点灯するが、画面は全く点かないという代物。
出品者が部品取り用と言っているので使えないのだろうなと思いつつ、FiiOのページを確認すると、画面が点灯しない場合の回復手順が書いてあった。これはワンチャンあるのかも、と200円オフのクーポンを使って1000円で購入した。

到着してがっかりしたのはUSBケーブルが付属していなかったこと。
充電もPCとの接続もできないではないか。まあ、USBケーブルなら腐るほどあるわ!と思って付属品の確認も怠っていたが、そう単純ではなかった。
現在ならばUSBの接続はマイクロCが主流で少し古い機種はマイクロBという場合もあるであろう。しかしこのE07Kはさすが10年前の機種、USB-ミニBという接続端子だった。
昔は使ってましたよ、確かにね。ただ今やミニBで接続する機器などない。ケーブルも無いのである。動作確認が1㎜もできなかった。
翌日、会社のシステムの人に頼んで貸してもらった。(探せば売っているらしいが、使えるかどうかわからんけんね)

結果、出品者の言う通り電源に接続すれば赤ランプが点灯する。一晩充電したのち電源を入れてみる。→不動(液晶画面が点灯しない)なるほど、不動品。そりゃそうですね。

電子機器の不調時に試すことそれは「リセット」
この機種は物理的なリセットボタンが付いている。間違って押さないようピンの先でしか押せないようになっている。押すとクリック感があるので押せているのはわかるが、変化なし。長押しも試したが反応はしなかった。

ホームページの手順を試す
完全放電からの高速充電不可の低電圧USB(PCのUSB端子)での充電→変化なし
電源ボタンの長押し→変化なし

液晶画面の問題?実は使えてる?
液晶画面のみが死んでいるという可能性を探ってみた。
アナログ入力でiPodを接続、イヤホンジャックにイヤホンを接続してみる。
全く無音。ホワイトノイズさえ聞こえない。→(電源が入っていない)→機器として死んでいる可能性が濃厚
ただし、イヤホンのプラグの抜き差し時に、ガリ音は発生していた。(電気は来ているのか?)


さらに追加投資、バッテリーを交換してみる? 
実はバッテリーそのものは送料込み、3000円程度で購入できる。
バッテリーの復活がこの機種の復活を意味するなら交換しても良いような気がする。(1000+3000=4000円なら稼働品が買えた値段だが)
ただ、である。バッテリーが充電可能になったからといって動くような気配が全く感じられないのが問題である。
その後、いろいろ調べてみたが世界中のユーザーが「画面が映らない」と言っているのがわかった。それは「通電しない」と同じ意味なのかはわからない。そしてそのほとんどは打つ手なしの状態であることも…(外国の方も諦めていた)

本当は勢い余って買う直前まで行っていた。カートに入れて購入するばかりの状態だった。

その時、ふと「本当に交換できるのか」と思い検索してみた。
すぐに「FiiO E-07Kバッテリー交換」という動画を見つけることができた。ところがこいつが欺瞞に満ちたとんでもない食わせ物で交換の手順は一通り見せている(動画ですらない)ようで肝心のところには一切触れていない。いわく「バッテリーをはずす(ケーブルを切って、とある)ところから交換して元に戻す」ところまで、言葉でそう説明しているだけである。どうやら基板に直付けされているであろうケーブルの処理が全くわからない。はんだ付けされているのか、基板の表にあるのか裏にあるのか?基盤そのものを筐体から外さなければならないのかそうでないのか?全くわからないのだ。
色々検索してみたが、不思議なことに、この機種のバッテリー交換をしている人は全く見つけられなかったのである。
件の動画はバッテリーを販売している業者が作ったものではないかという疑念がある。
バッテリー交換が容易にできると誤認させバッテリーを買わせようとしているのではないか?(違っていたらごめんなさい)

バッテリー交換の難易度の話
この動画を見る少し前に、iPod nano 第六世代の電池交換手順を画像で載せているページを見ていた。
ちなみにこの機種はnanoの最高傑作である。(自分調べ)シャッフルと同じ程度の真四角のボデイいっぱいの液晶画面を持ち、大きなクリップでポケット等に固定できる。ランニング用のアプリがある。ネットラジオではなく普通のラジオチューナーを搭載しラジオとしても使うことができる。(イヤホンのケーブルをアンテナとして利用する)
持ち出すことに特化した小型端末なのだが、今となってはバッテリーが死んでいる個体がほとんどだろう。自分の個体は30PINのケーブルを繋げて電源を供給し続ければ使うことは可能だ。(持ち出しは不可、カーステレオの外部端末としては使える)
この機種のバッテリー交換の難易度は最高クラスと聞いたことがあったが本当にそうだった。バッテリー自体は1000円程度で買えるが、交換はできないだろう。(自分のスキルでは無理)
まず、筐体のどこから開ければよいのかわからない。第二世代以降のシャッフルなら筐体は円筒をつぶした楕円なのでそこをスライドさせれば基板が出てくると思うが、この機種にはそのような継ぎ目は存在しない。どうするかと思えば、液晶パネルをはずすのだ。といっても完全に接着されているので、温風をあてて接着剤を軟化させ無理やり剥がす。
その下の銅製の保護板を外すとバッテリーと基板が現れる。バッテリーは基板にハンダで直付けされている。しかも、表、裏に接続されている為、基板を完全に取り出さなければならない。基板を取り出した後も、静電気防止シートを取り外し(後に元に戻す)作業を行う必要がある。基板が小さいので全てが細かい作業になる…
Appleがバッテリー交換サービスをやっていた当時、事実上の新品交換だったことを思い出した。(バッテリー交換の費用は新品を買うのとほとんど変わらなかった)

まあここではiPod nano 第六世代は関係ない
こんなことを書くくらいなら分解して確認すればよい。と自分も思うのだが、筐体を留めているプラスネジが思いのほか固く、100円ショップの精密ドライバーでは歯が立たなかった。あるはずのまともな先細ドライバーを探している段階である。(いまはここ)

ここしばらく、iPod絡みのネタを書いていたが、このタイミングでAppleから正式な発表があった。(虫の知らせ?)

2022年5月10日(現地時間)AppleはiPod touchの販売を在庫限りで終了すると発表した。

iPodの現行機種はiPod touchしかないので事実上のiPod終了宣言である。2001年の初代iPod登場から21年、その役割を終える。

在庫限りということで日本のApple storeを覗いてみたが、すでにiPodの文字はなくなっていた。整備済製品&旧モデル新品の中にもなかった。市中在庫限りということだろう。
第八世代の噂は噂のまま終わった。

前回までの記事で書いていたように2014年(iPod Classic販売終了)時に終わっていたといえる。
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iPod 5.5th
他のMP3やATRAC機と一線を画す本体(PC上のiTunes)と持ち出し用のデバイス(iPod)という視聴スタイルは、ソフトとハードの両方を開発していたAppleだからできたことだと思う。現在ストレージはクラウドでという形になり、iPodはその役割を終えた。

スティーブ・ジョブズの遺産がまた一つ姿を消す。

今回は『家電批評』の「オーディオの選び方がわかる本」というMOOKを取り上げる。

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2011年版
『家電批評』はオーディオだけを扱う雑誌ではないが、一定期間のオーディオ関連の記事だけを集めてまとめたMOOKがこの本である。手元にあったのが2011年発行のものと2015年発行の物だった。この4年の間の変化についても述べてみたいと思う。
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2015年版
数年分の記事をまとめているので記事が被ったり、古かったりと問題があるにはあるが、過去を振り返るのにはちょうど良い感じである。(永久保存版は言い過ぎ)
2011年版には前回取り上げたiPod用スピーカーXW-NAS5が掲載されていた。(高評価!)
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(別ページに後継機X-NAS50が掲載されていて、評価がブレているのはご愛敬)
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この4年の間の大きな変化
2011年も、2015年もミニマムオーディオがテーマとなっているのだが、扱っているデバイスが大きく異なっている。
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2011年版

2011年版はiPodを中核に展開されている(全体の10%近くがiTunesも含めてiPod関連の記事だった)が、2015年版にはただの1ページも登場しない。
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2015年版

2015年版の中心はレコードとハイレゾ(表紙に記載がある通り)だった。ハイレゾとなったらiPodは出番がない。このことからも2015年時でiPodがオワコンだったということがわかる。再生デバイスの中心はPC(またはハイレゾプレーヤー)ということになっている。(決してSACDではない)
iPodに関しては驚くほどの退潮である。これはオーディオ機器そのものの退潮と重なっているような気がしてならない。
アナログデバイス(レコード、カセット)の復権はメインストリームとはなりえず(趣味性の強い分野でオーディオの本質ではあるが)大きな市場を形成することはできないであろう。(一般化しない)同じ理屈でハイレゾも趣味性は強いが一般化するにはマニアックに過ぎる(実際ハイレゾにしないといけない理由はない)
2000年代初頭にApple(スティーブ・ジョブス)が生み出した音楽生活の大転換といったものが起きない限りオーディオ機器市場は退潮の一途をたどることになるだろう。
2020年代に入りデバイスはスマートホンに収斂されPCすら淘汰される勢いである。実際デジタル物はすべてスマホ一本になる可能性がある。そうなったときオーディオ業界はどう生き残っていくのだろうか。

iPodは日本でiPhoneが一般化した4s登場の頃(2011年)にはオワコン化していたのかもしれない。DocomoがiPhoneを扱いだした5s(2013年)には完全にそうなっていた気もする。
オリジナルのタッチホイールを有し記録メディアはHDDのいわゆるクラシックタイプのiPodは2009年のモデル(第七世代)が最終となっている。(終売は2014年)その後はiPhoneと同様のタッチパネル型インターフェースを持ったiPod touchが主流になる。
2012年のiPod touch(第五世代)はiPhone5ベースのものになりLightningケーブル採用の4インチディスプレーとなった。以降、CPUとストレージ容量のアップグレードはあるが外観の大きな違いはないまま現在に至っている。iPod touchの機能はほぼ完全にiPhoneに内包される(唯一異なるのは3.5㎜のイヤホンジャックの有無)のでiPhoneユーザーはiPodを追加購入する必要を感じないと思う。また、最新モデルでもなおハイレゾ対応していないので音楽プレーヤーとしての魅力に欠けると思われる。
iPod touchの新モデル(第八世代)発売の噂は常にあるが現実のものになる気配はない。

今回購入したのはiPod Dock付きのスピーカー(アンプ内蔵)である。2009年発売なので当然Dockは30Pinのものだ。実売価格49,800円というのは当時でも高い部類だった。(最後は10,000円台で投げ売りされていた)

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2009年というのが微妙でHDD型のiPod(Classic)が終息に向かう時期で、それ以前の5.5世代は使用不可(オリジナルタイプのiPodはiPod Classicのみが使用可能)だった。上記の様に2011年以降コネクタがLightningに変更になるので以降のモデルはコネクタ経由では使えない。(アナログ3.5㎜入力とBluetoothでは使用可能だが専用アダプタAS-BT100が必要)iPhoneを使用するためには機内モードに切り替える必要があった。

・iPod Classic以降対応の証拠。映像の出力端子はコンポーネント(三色)とコンポジット端子(黄色)の2種が搭載されていた。コンポーネント出力が可能なのはiPod Classic以降の機種に限られる。
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・造りはしっかりしていて、重さ5㎏は想像以上に重たい感じである。大音量を出してもビビったり、振動したりしない。
・2.1ch仕様でサブウーハーを内蔵している。

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底面に大型のウーハーユニットとバスレフポートがある
・音は、それなりに出ているが低音が多すぎる印象だった。(調整できる。ただ、一番少なくしてもまだ多いくらい)
・サウンドレトリバー機能搭載。パイオニアの、主にAVアンプに搭載された機能で、MP3やAACなどの圧縮音声の圧縮時に失われた情報をDSPよって補い自然な感じで再生する機能である。効果のほどは疑問であるが…
・2010年にその後継機X-NAS50が発売されたが、全く同じものだったらしい。違いはBTアダプタAS-BT100を同梱していたということだけだったようだ。価格は据え置きなので実質の値引きとなる。Dockの関係もあるがBTは必須になりつつあったということであろう。(一部口コミでこのBTにAndroidがつながらないというものがあったが、BTのバージョンの問題だろうと思われる。アップル製品しかつながらないということは無いと思う)
・不思議な機能。音楽に環境音を被せる機能がある。波の音や、町の音、鳥の声などがプリセットされ、単独でも流せるし、音楽とミックスして流すこともできる。環境音だけのボリュームもあり、音楽との被せ具合も調整可能。って何のため?お店なんかで環境音を流し続ける用途には使える感じだが…

自分はジャンク品扱いで、2,200円で購入した。今となってはそのくらいの価値しか無い。
ジャンクである。対応しているはずのiPod Classicを差しても認識されなかった。試行錯誤の結果Dockに挿して前側に押し付ける(イヤホンの箱を間に挟む)ことで認識されるようになった。ただそれもテンションをかけ続けなければならない。ちょっとしたはずみで音が出なくなる(認識しなくなる)
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挟まった箱

音はまあまあ。(これを50,000円と言われると、うーんっていう感じ)
ステレオ感は正面の狭い範囲で感じられるが、音の拡がり感は少ない。音量を上げる方がよい音になる。=小音量だと低音がこもった感じになるため。
Dockでの使用の際、デジタル入力のためiPod側のDACは使用しない。X-NAS5のDACがどのようなものか不明だが、iPod ClassicのDACよりはましなのではないか。と思う。

現在この記事が有用な人がどのくらいいるかわからないような記事でした。

AK jrは韓国アイリバー社のブランドのひとつAstell&Kernで発売されたポータブルミュージックプレーヤー。DACはWolfson製の「WM8740」でハイレゾ対応。64GBの内部メモリーを持ちマイクロSDカードで更に64GB増やすことができた。(2015年5月発売)購入のいきさつは本稿、2020年1月29日の記事で取り上げた。
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AK jr 薄型でスタイリッシュだが独自インターフェースがやや使いにくい(角が尖っていて痛い)

iPhone等のスマホやDAPで経験することだが、モバイル機器においてバッテリー膨張が発生することがある。原因は不明だがバッテリーの老朽化だけが原因ではない気がする。(バッテリーに衝撃が加わった又は高温等)Appleで交換した純正バッテリーが1年持たずに膨張したケースもあった。(バッテリーの品質?当たりはずれ?)
ケータイなどが交換型バッテリーだった時代、少々膨張しても気づかず使用していたことがあったが、最近のスマホやモバイル機器はサイズがぴっちりに作られており、ほんの少し膨張しただけで筐体に歪みが発生する。
AK jrにおいても同様の現象が発生した。最初は気づかない程度の歪みだったが、しばらくすると裏側フタ部分の隙間が目に見えて大きくなっていった。
バッテリーは液晶画面の裏や基板の裏に設置されており、筐体が歪むほど膨らむとそちらへの影響は必至である。精神衛生上よくないのでビスを二本はずして裏蓋をはずした。通常は吸盤をつかってはずす裏蓋はそのまま外れた。(それ位浮いていた)そのままでも使用可能ではあったが、使い続けることはできないであろう。
AK jrのサポートは終了しており、Astell&Kern(アユート)での修理対応はしてもらえない。使い続けるとしたら自分でバッテリーを交換するしかない。
iPodは車載用にしてケーブルを繋ぎっぱなしで使用するということも可能だ。自分はバッテリー交換が困難な第六世代iPod nanoをそのように使用しているが、AK jrは充電&使用モードというものがあり、充電池喪失状態では多分使用できない。ということは、バッテリーの喪失すなわち製品寿命ということになる。
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元々のバッテリー
4,490円で買ったものに3,000円以上の追加投資をするかどうか迷ったが、捨て去る判断はできず、バッテリー交換を行うことにした。以前はAmazon(送料込み3,200円)とヤフオク(送料込み3,050円)で継続的に販売されていた。(ずっとヤフオクのウォッチリストにいれていたので間違いない)が、このような状態になって見てみると販売が終了していた。その二つの売り先に製品を供給していたと思われる、電池ショップ直販サイトでも扱いが無くなっていた。(それまで準備をしていたのに必要になった途端に準備が無駄になる。=マーフィーの法則?)

これは強制的に廃棄決定かと思っていたが、しばらくウォッチしていたら、1か月後くらいにヤフオクでの販売が復活していた。
いつ無くなるかわからない不安な商品である。すぐ購入して交換を行った。

交換自体は難易度低めである。

①二本のT-5(星形のドライバーが必要)ビスをはずす。
②背面パネルを吸盤で吸い付けて真っすぐ持ち上げるようにはずす。背面パネルは何処とも接続されていない。
③バッテリーを固定する両面テープをはずす。(この際ドライヤー等で温めた方が作業がしやすい)
⑤バッテリーにつながっている線の本体とのコネクタを持ちあげるようにはずす。
⑥新しいバッテリーのコネクタを接続。
⑦バッテリー本体を固定。
⑧背面パネルを閉めてビスを締める。
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バッテリーのサイズ感(オリジナルバッテリー)設置位置
実際交換してみると、純正品でないがために寸法の差異があった。バッテリーのサイズがやや小さいのだ。
両面テープで固定する前提なので問題ないといえば問題無いのだが、あまり面白くない。4㎜程度の余白(左右方向)に髪を留めるための太目(布巻)ゴムを切って余白に押し込み固定した。ゴムなので伸縮し、良い塩梅に収まった。(残念ながら写真がない)

充電、使用に問題は無く、バッテリーの持ちも十分である。(さすがに新品)
KZ ZEXのテスト(アンバランス)はこのDAP(バッテリー交換後)を使用したが、低音が多めだったのはこのDAPの特質だったのかもしれない。と、今は思っている。



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