Windows10最後の日(今回はNot Audioです)
ついにその日がやってきた。
2025年10月14日をもってWindows10の更新プログラムが終了した。
Microsoftは10年を区切りにOSのサポートを打ち切ると公言しているので通常のプロセスなのだが今回は少々様子が違う。
Windows11ではハードウェア要件が厳しくなり、IntelならCore-i第八世代以降(TPM2.0搭載)が必須になった。年度でいえば2018年以降のCPUである。いきなりそれ以前のPCが使えなくなるということなのだ。
正確に言うと起動や使用はできる。ただ、セキュリティパッチの提供がされなくなり、ネットに繋いだPCの危険度が格段に上がるということらしい。全く、ネットに繋がないスタンドアローンなPCには影響がなさそうだが、現代においてそんなPCはほとんど無いだろう。
2025年10月15日以降、Windows11非対応PCの選択肢
①そのまま気にせずWindows10を使い続ける(「いつから」、「どの程度の」危険があるかは未知数だが確実にヤバい)
②Windows11対応のハードウェアに買い替える(使えるPCがゴミに…切なすぎる。一説には4億台とも…)
③マイクロソフトが提供するESUに移行する。1年間の期限付きで条件を満たしたユーザーに無償でセキュリティパッチが提供される。(単なる執行猶予?移行の方法がわかりづらい)条件を満たさないPCも有償ESUが提供されるらしい。(3500円)いずれにしろ1年限定である。
④他OSに乗り換える。ChromeOSやLinux系の無償OSがアップグレードパスとして存在する。比較的敷居は低いが、Windowsのアプリケーションは使用不可になる。はっきりWindowsと決別する必要がある。
⑤何とかして非対応PCにWindows11を導入する。どの程度Microsoftの使用規約に抵触するかはわからないが、非対応PCにWindows11を導入(アップグレード)する方法は複数存在する。
この選択肢の中でまともなのは②と③だが、自分は⑤を選択した。いつ止められるかわからないしハードウェア要件を満たしていないことでの不具合がどう出るかわからない。完全な自己責任だが、それを理解した上で行った。(万民にはお勧めしません)
具体的には…
⑤に記述した通り、非対応PCにWindows11を導入する方法は複数ある。
有名なのはアプリケーションやツール( Rufus 等)を使ってWindowsアップデートをごまかして導入する方法である。
自分場合はそれとは別の(最も簡単な)インストール時にハードウェアのチェックを行わない「サーバー」に偽装してインストールを行う方法をとった。
以前のアップデート(7もしくは8から10)ではUSBメモリにコピー(4GB以上あった)して、USBを起動メディアとしてアップデートしていたような気がするが、今回はダウンロードしたアップデートデータを直接マウントしてアップデートできた。
特別なツールは必要なく、コマンドプロンプトに1行入力するだけである。問題なくWindows11(25H2)に上書きされ、日々のセキュリティチェック、アップデートも問題なくできている。(今のところは)
ひとまずそれで使い続けようと思うが、ESU以上に未来が見えない。Microsoftの気持ちひとつで、ある日突然文鎮化する。

Windows11を導入したThinkpad L540
PC市場が衰退の一途をたどり、2023年に底を打った。その業界と一蓮托生のMicrosoftにも、ここらで新OSを起爆剤に新しいPCを買わせようという思惑が無いとは言えないだろう。現に2024年から出荷額は上昇に転じた。(噂では2025年は史上最高の出荷額になる予想がでている)
それはそれでよい。企業なのだから当然だ。
問題にしているのは使用可能なハードウェアの行く末である。エコロジーの観点である。
PCとして使用可能なハードウェアは別のOSで延命するのがエコなのかもしれない。


