KZ ZASを買った
ペイペイフリマで8%引きのクーポンを使って3,933円の支払いだった。
ZASの出物が少ない中、比較的安価で、写真を見ると付属品も揃っているように思えたので、すぐに購入した。←これが良くなかった…(後述します)
ZASとは
中華イヤホンの雄KZのZAS(2021)はハイブリッドマルチドライバ(1DD+7BA)を搭載した名機の誉れ高いイヤホンで、後継機のZARが出た後でも販売は継続している。(KZではよくあることだが)
ZAX(2020)の後継機だが、音をより進化させ、ビルドクオリティも高めて、完成形と呼べる機種となった。KZの中華イヤホン界での地位はこの頃から相対的に下がっていくのだが、その最後のあだ花的な一台となった。(いや終わっていませんよKZは)

本体の黄ばみについては説明文に記述があった
実際聞いてみると
噂に違わず、よい音であった。
KZの特徴はドンシャリと言われるが、ZASは量が多い低音域の質も、派手になりすぎない高音域も非常に良質だった。しかも定位感が、ずば抜けてよい。
派手で元気だけが取り柄だった中華イヤホンのイメージを覆す一本だった。
1本だけ買うならばZASだけあればよい(言い過ぎ?)と思えるクオリティだった。
ZAXとの比較では、ZAXは中華イヤホンの上質版という感じだが、ZASはイヤホン全般の中でも上質な製品という感じ。(違いはわかりますかね?)
買ってよかったと思えるはずだったのだが…
フリマアプリの陥穽
最初に断っておくが、出品者は何も悪いことをしていない。(詐欺だと言っているわけではない)買った自分が悪いのだ。何度も取引するうちに確認を怠ってしまい、情報弱者が陥りがちな間違いを犯してしまった。
全ては、出品のコメントに書かれていたし、写真の製品が届いたのは間違いない。
危なそうな記述があったのにスルーしたのは自分である。
この個体が偽物ということではない。前述のようにイヤホン自体の音は素晴らしく良く、使い続けるにしくはない。ただ、悔いが残る買物になった。
理由
①外装箱が無かった
KZのこのクラスの商品はウレタンの台紙にイヤホンを埋め込み、それを蓋としてその下側に、ケーブルとイヤチップを収納する外箱が付いている。最近のものはわからないが2020年前後の品物はそうだった。そしてその構造ゆえ、ポストインできるサイズ(厚さ3㎝)を超えている。だが、この製品は「ゆうパケット」で届いた。封筒の上からでも厚みが足らないのはわかった。説明文には箱の有無は書かれていなかったが、ウレタンの台紙を真上から撮った画像があった。(これをその下の箱もあると誤認した)
基本、本体にしか興味がないのだが、リセールバリューを考えると箱の有無は大きな違いだ。

下はKZ AS16Proの箱
②ケーブルがZASのものではなかった。
これも写真をみれば気づけた点である。ZASのケーブルは8芯銀メッキで3.5㎜プラグがアルミ製のストレートである。この商品のそれは、汎用の廉価版についてくる3.5㎜プラグがプラ素材でL型のものだった。
基本、本体にしか興味がないのだが、ZASにしか付属しないケーブルは使ってみたかった…(本文には「付属品は未使用です」とあったのに)
③本体のノズルフィルターが無かった
①と②は些細な事。説明文にそう書いてあれば納得して買ったと思うので、少々残念なだけなのだが、③は本体にまつわることなので看過できない。
ノズルフィルターとは耳に差し入れるノズル部分の穴に異物が入らないようにするための板である。音を通過させるために普通小さな穴が無数に開いている。(大きなゴミは通過させない)
ただ、これとて「交換用ノズルメッシュフィルターを2ペア付けています」と本文に記述があった。それを読んではいたが「そういうものなのね」と深く考えなかった。まさかフィルター自体が無いとは考えなかったのだ。
ノイズフィルターは通常金属製のパンチングメタルがはめ込まれていると考えていたが、違うのだろうか?ノイズフィルター自身が無いということは有るのだろうか?
調べてみたら布製のフィルターというのがあり、擦ると破れることがあるらしい。が、この機種がそうかどうかはわからない。

ノズル部分 ただの穴に見える
また付属してきたノズルフィルターと呼ばれるものは薄いシール状のもので、効果が期待できるのかどうかわからない。(簡単に破れそう)
こちらの確認不足ということで返品はしないで、受け入れた。(支払いをした)
ただ、今になって考えるとやはり納得いかないこともある。上の「付属品は未使用です」の記述はグレーだと思う。付属品と言っている以上ZASのものでなければならないのではないだろうか?この一点で返品できたのではないか?
あー、もやもやする。ZASが良い機種と分かっただけに余計もやもやする。






