さすがジャパンクオリティ(皮肉です)
届いた箱は製品の外装段ボールがぴっちり入るサイズの段ボールだった。外装用段ボールは輸送用なので本来そのまま送れば良いのだろうが、外装段ボールも製品と考える一部の層が段ボールの破損を問題にする(クレームにする)ため、段ボールin段ボールという過剰な包装になっている。専用段ボールはぴっちりサイズ。中の段ボールが出せない状態である。(どうやって入れた?)中の段ボールを出さない状態で商品を取り出す。
段ボールin段ボール
中身には発布スチロールでサンドされた、本体とダストカバー、プラッターがあり発砲スチロールに埋め込まれる形で、カートリッジ、カウンターウェイト、ACアダプター、EPアダプターが収められていた。
その他、接続用ケーブル(アースケーブル付き)と説明書が同梱されていた。
まずはプラッターを装着
重量物のプラッターは軸に挿したままだと、軸に影響を与える恐れがあるのではずしてある。それを軸に挿す。POM製なのでターンテーブルシートは使用しない。
この機種のキモというべきPOM切削プラッター。20㎜厚だが塊なので結構重たい。ぱっと見、木製なのかと思う質感だが比重が違う。重めのプラッターは期待大である。
駆動のゴムは外周に掛ける。プラッターにも特にガイドなどなくゴムの位置は適当である。回っているうちに「まっすぐにになる」か、と思ったがそうでもない。(自力で極力そろえる)
トーンアームの調整
繊細な部品であるトーンアームは厳重に固定されていた。そのバンデージをはずしフリーにして、付属のカートリッジを付ける。

既にアルミシェルに固定され、トーンアームに装着するだけである。その後、反対側にカウンターウェイトを取り付ける。説明書に丁寧な説明があるので難しくはない。ただ問題はカウンターウェイトとシェル+カートリッジの平行を出す作業だ。一般的にターンテーブルとアームレストの隙間で平行を取る。S字型やストレート型ならターンテーブルを回避して平行を出せるのだが、この機種はJ字型で、少し動かすとすぐターンテーブル上まで行ってしまう。わずかな隙間で調整をしなければならなくて、なかなかに苦労をした。今回は付属のシェルを使用したので、オーバーハング等の調整は不要だった。針圧とアンチスケーティングは指定があったのでそれに合わせる。

既にアルミシェルに固定され、トーンアームに装着するだけである。その後、反対側にカウンターウェイトを取り付ける。説明書に丁寧な説明があるので難しくはない。ただ問題はカウンターウェイトとシェル+カートリッジの平行を出す作業だ。一般的にターンテーブルとアームレストの隙間で平行を取る。S字型やストレート型ならターンテーブルを回避して平行を出せるのだが、この機種はJ字型で、少し動かすとすぐターンテーブル上まで行ってしまう。わずかな隙間で調整をしなければならなくて、なかなかに苦労をした。今回は付属のシェルを使用したので、オーバーハング等の調整は不要だった。針圧とアンチスケーティングは指定があったのでそれに合わせる。
接続について
今まではアンプ内蔵のフォノイコライザーを使用していた。レコードプレーヤーのフォノイコライザーはオマケ程度と考えていたからだ。(安価な機種に内蔵されることが多い)
AT-LP7はオーディオテクニカの(一応)フラッグシップである。フォノイコライザーもそれなりのものなのではないかと考え、そちら経由で聴いてみることにした。(アース線を繋ぐのが面倒なだけという説もある)
カーリッジのこと
このレコードプレーヤーと同時期に発売されたVMシリーズは500番台と700番台があり、金属製のハウジングを使用している700番台の方が高グレード。セットになっている針によってさらに細分化される。
AT-LP7に付属のセットは500番台の本体に「接合楕円針」を組み合わせたVM-520EBである。針のグレードでは下から2番目。その上には「無垢楕円針」「無垢マイクロリニア針」「無垢シバタ針」「無垢特殊ラインコンタクト針」のグレードがある。あとにいくほど高グレードで価格が高くなる。
前回書いた通りAT-100シリーズのシバタ針を同時に入手しているが、まずは元々のセットで聴いてみる。
ファーストインプレッション
一聴してとてもよい音である。(少し安心した)明らかに解像感が上がりクリアな音質である。
試聴によく使うEPOの「ハーモニー」というアルバムは高域成分が多くよく言えばキラキラした感じだが、悪く言えばうるさく耳に刺さるような音がある。このプレーヤーで聴くと不快になる手前で止まって「キラキラ」感だけが残り好ましい。
これが、新品の針によるものなのか楕円針の効果なのか、新型のVMカートリッジのおかげなのか、はたまた、内蔵のフォノイコライザーによるものなのかはっきりしない。今後検証していきたい。
シバタ針を使わなくても十分に満足できる音であった。
「純生」レコードプレーヤー
自分がこれまで使ってきた70~80年代のプレーヤーはフルオートでなくてもレコード終端を検知し針が上がり、ターンテーブルの回転が止まる機構を持っていた。(DP-1200、KP-880D)フルオート(T4P機はすべてそう)のものは止まった上にトーンアームがアームレストに戻る機構がついている。(色々連動している)
AT-LP7にはそのような機構が一切ついてない。
トーンアームはレコード盤に針を下すと溝をトレースするだけで、なんなら溝が無くなってもレコード盤上を滑り続ける。(音溝をトレースすることにのみ注力)
ターンテーブルも回転数を決めてモーターを回すと、止めるまで、ただ回り続ける。(正確に回転することにのみ注力)
このプレーヤーをみてつくづく思うのは、レコードプレーヤーというはシンプルな機械であるということだ。電源が必要なのはモーターと電子回路であるフォノイコのみ。余計なモーターもセンサーも付いていないのである。
それだけに奥が深い。のかも…











