以下の内容はhttps://retroaudio.blog.jp/archives/2023-12.htmlより取得しました。


本当はSONYのHDD搭載のミニコンポSS-M700HDのスピーカー部(330円)を買おうと思っていた。(ネタですネタ!)一応音が出るということで330円のスピーカーの実力を確認しようと思っていた。
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が、その隣にLS-HD7(1,320円)が鎮座ましましていた。値段は4倍だが造りは断然こっちがよさそう。(持った感じが全然違う)それでも1,320円…。こちらを買うことにした。

こういうスピーカーの常として単体で販売されるようなものではない。KENWOODミニコンポのスピーカー部である。ただ、時折当たりがあるので侮れない。(KENWOOD  LS-SG7は名機の誉れ高い)
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【スペック】 方式: 2ウェイ・2スピーカー・バスレフ方式・ ブックシェルフ型・防磁設計 (EIAJ) 使用ユニット: 低域用:12cmコーン型 高域用: 2.5cmドーム型 再生周波数帯域: 51Hz~20kHz 最大入力: 60W インピーダンス: 6Ω 外形寸法: W:155 H:270 D:260mm 重量: 8.5㎏ (ネット情報)

AVINOシリーズSK-5MD(2002)のスピーカー部のようだ。
重量は2本でのもの、1本あたり4.3㎏程度である。以前取り上げたDENONのSC-MX33が2kg台だったことを考えればかなりしっかり作ってある感じである。

簡易な音出しをおこなってみる。

EX-S5のウッドコーンスピーカーをリプレイスしてみる。(EX-S5のアンプ部で音出し)
一聴して深く沈む低音とやたら鳴る高音が耳につく。12㎝のウーハーとバスレフの効果で今まで聞こえなかった低音が鳴っている。高域についてもツィーターが別ユニットのためか量がかなり多い印象になった。(ドンシャリ傾向)それでも、このアンプとの相性は良好だと思った。
逆に8.5㎝のウッドコーン(フルレンジ)では十分な帯域で音が出ていないのではないかと思った。
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SU-C1000+TA-N220につなげてみる
単品コンポに繋ぐと、低域がボワボワになった。量が多いだけでなく、芯が無くゆるい低音になってしまった。ボーカルが引っ込んでしまったが、高域は気にならなくなった。
特徴(クセ)がありすぎるスピーカーという印象。
パワーを入れると納まりが利かなくなる感じで、この組み合わせでは使えないかな。と、思った。

今回はNOT AUDIOです。

Chromebookと呼ばれるPCをご存じだろうか?
GoogleのWebブラウザchromeは有名だが、このchromeを冠したOSが走る専用機がChromebookだ。今回、中古のChromebookを13,000円程度で購入した。(Lenovo ideapad slim350i)
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ChromebookはWindowsに見た目はよく似ているが全く違うコンセプトのPCである。そもそもOSがchromeOSである。簡単にいうとブラウザベースのchrome上で様々なプラグインを利用してアプリケーション的に動かす仕組みである。ファイルシステムもchrome上から操作する。(複雑なことはできない)極論すればchromeだけ動くPCである。
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基本的にはGoogleのクラウドサービス(Google Workspace)を利用するので、メールはG.mail、クラウドストレージもGoogle Driveである。同じGoogleのスマホ用OS=Androidのアプリの一部も(ごく一部だが)動く。アカウントを共用すればAndroidスマホとの連携が可能である。(アカウント一つあればそれ以外の設定は不要である=機種変も楽である。環境や設定をそのまま引き継げる)

今回買った機種は、CPUがceleronN4020 、内蔵メモリー4GB、Intel UHD Graphics 60、内蔵ストレージeMMC32㎇、回転系ドライブは無し、という、Windows7だって動くかどうかというスペックである。(だから安価である。新品でも2万円程度で購入できる)データはクラウド上に保管する。(32GBは作業スペースで保管スペースにはなりえない)
2020年の発売で電源共用のUSB-C端子が二つとUSB3.0対応の端子が二つ、マイクロSDカードスロットが一つある。(以前使っていたDELLのモデルではUSB2.0の端子が二つとHDMI出力端子が一つ、フルサイズのSDカードスロットが一つあった。=時代を感じる)
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Amazonのコメントを見ていると大学生が学校で使っているという内容をよく見かける。OSアップデートの必要がなく、常にchromeが最新のものにアップデートされているので、セキュリティは万全で、PC管理者の負担が少ないのが良いらしい。ただ、前述のようにマイクロソフトのアプリケーションは走らないのでExcelもWordも使えない。それに似たプラグインソフトのスプレッドシートやワープロはあるが、もちろん別物である。

基本的にブラウザ用途がメインの人用である。(たいていの人は事足りる?)
ただ、ネットに接続されている前提なのだが、スマホやタブレットのようにSIMを挿入してネットに繋がる仕組みにはなっていない。外出先で使用するにはひと手間かかる。(一部タブレット系Chromebookにはあるらしいが…)基本、無線Wifi環境につなげて使うことになる。軽量小型のコンセプト(11インチモデルで1㎏以下)は正しいが、実際は中途半端ということになる。オフラインでも使えるがネットに繋がらないと意味がない。
本当にハンドベルトならスマホになるし、その画面が小さいというならタブレットだろう。自分の場合はスマホのブラウザがどうしても好きになれず、フルスペックのchromeが使えるChromebookが好適品となる。(性能は高くないがキーボードも付いている)
起動が早いこと、バッテリーの持ちが良いこともメリットである。(まあ、これは性能が高くない証拠でもある)自分の場合、タブレットのようにレジュームで使用しているので、起動時間はほぼ0である。(コールドブートでも数十秒で起動可能)

寿命がはっきりしているPC
一般にPCはOSが使いものにならなくなった時に寿命を迎える。(ハードウエアはそうそう壊れない)Windows10のサポートが終了する2025年10月には大量のPCが使用できなくなるであろう。Windows11が2018年以降のCPUしかサポートしないからである。
いまから中古PCを買う人は安いからといって古い機種を買うのは考え物である。少なくともOSの対応状況は調べよう。

Chromebookはもっとはっきりしていて、基本6年で寿命を迎える。
どういうことかというとChromebookは発売時に何年何月までサポートすると明記されているのだ。(6年のリース契約というのもあるようだ)

自分は以前もChromebookを使っていたのだが、この仕組みをしらず、ある日突然サポートの終了を告げられた。(2023年6月のことだった)自分が使っていたのは初期のDELLのモデルで、サポート延長(多分10年に延びた)があってそのタイミングだったようだ。確かに10年近く使っていたような気がする。
サポートが終わるとどうなるかというと、chromeOSの自動アップデートが終了し、chromeのアップデートも行われなくなる。
PCとしては使える。今日から突然起動しなくなるということはないが、セキュリティ面で緩やかな死を迎える感じになる。(他のOSは使えない)
その他、意外と無意識に使っていたプラグインがchromeの最新バージョンでないと使えないということが発生しはじめる。(chromeが頻繁にアップデートをしていたことを思い知る)
Chromebookを中古で買う人は安いからと言って古い機種は買わない方がよい。(全く使えない可能性すらある)コンセプトから言ってもオフライン、スタンドアローンで使えるような機種ではないのだから。(六年後の寿命ってネクサス6(映画「ブレードランナー」のレプリカント)みたいだ)

競合するのはやはりタブレットだ。ただ、iPadにしろsurfaceにしても基本のOSを動かすためにリソースを食われ、それなりの性能が必要(価格が高くなる)だが、chromebookはchromeしか動かない割り切りで低価格でそこそこ使える。というのが良い点である。わかった上で選択するのは良いと思う。(低価格だが実は初心者向けではないということである)

この本を読んで腑に落ちたことがある。(「腑に落ちない」の方が慣用的に使われるが、「腑に落ちる」も誤用ではないらしい)
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FM誌は勃興から終息まで、わずかな時間しかなかったのがはっきりしている。一番長くて35年間(FMfan誌)である。そしてこの期間はカセットテープ(コンパクトカセット)の隆盛と丸かぶりしていたのだ。別表参照

NHK-FMが正式に開局したのは1969年のことだが、試験放送はそれ以前から行われていて、ステレオの実験放送が始まったのが1966年のことである。そのタイミングでFM番組表を掲載したFM誌が登場した。FMfan(1966)
70年代に入り民放FM局が開局したが、大阪と東京だけと言いう状態が長く続いた。
80年代に入り地方に民放FM局が続々開局し、FM東京を中心としたFM局の系列化(JFN)が進んだ。
80年代後半から90年代の初頭にかけてJ-WAVEを嚆矢とする新たなスタイルのFM局が勃興した。ほとんどトークを入れず1日中音楽だけをかけているような形態の局が出現した。その結果番組表は意味をなさなくなった。90年代に相次いで廃刊の憂き目にあうのはそういう事情である。

最後発のFMステーション誌が発行部数トップに立ったのは大判の雑誌サイズを利用したカセットインデックスが人気だったためだが。エアチェックをしなくなるとカセットインデックスづくりも廃れていった。

以前本稿でも扱ったことがあるが、1986年から1990年までの間がカセットテープの黄金期(TDKの場合ノーマルグレードだけで5品目存在した。AE>AD.>AD-X>AR>AR-X)だったが、エアチェックしなくなる時期と被っている。90年代前半から95年まではそれでもCDダビングで持ちこたえている感じだったが、それ以降は急速に終売に向かっていった。「FMエアチェック」から「CDダビング」へカセットの用途は変わっていくのだが、それも長い期間ではなかった。90年代後半からのMDの普及、CD-Rへのコピー環境の普及、00年代のiPodの出現がカセットテープの息の根を止めた。

週刊(とあっても隔週刊)単位で音楽またはオーディオ関連の記事が載る雑誌が4誌も出版されていたというのはなんと豊潤な時代だろう。(その中心コンテンツが共通の番組表だったとしても)インターネットなど無く、貴重な情報源が雑誌だった。という時代であった。

本書によれば最後発のFMステーションは若年層に食い込み小中学生といった若い読者が多かったようだ。自分はFMレコパル派でFMステーションを買ったことはなかったが、鈴木英人の表紙絵や大判サイズの誌面など店頭で異彩を放つ雑誌という認識だった。
基本FMステーション誌は「使う」雑誌で、切り取られる前提の造りであった。中古市場に完全な状態で見つかることは少ないと書かれているが、確かにそうかもしれない。そういった意味ではきちんと消費された幸せな雑誌だったと言える。

たまたま、このタイミングで手に入れたレコードプレーヤーPL-J2500はフォノイコライザーアンプ内蔵であった。(前回の記事参照のこと)AUX端子に直接接続可能である。(通常のフォノ端子には接続できない)
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EX-S5には1系統のAUXが装備されており、「これを接続するしかないじゃん」状態であった。

 

接続してみた。

前回記事でも書いたがPL-J2500はレコードらしさを感じられるよい音のプレーヤーである。EX-S5との組み合わせでミニマムなシステムを構築できる。

音出ししてみると、音が小さい。
他のデジタル機器と比べるとアンプの目盛りをプラス4~5程度しないと同じくらいにならない。ただ、これはネガティブ要素ではなくアンプの美味しいところを使えるというポジティブ要素になりえる点である。他のソースへの切り替えの際に大きな音が出て驚いたりする可能性はあるが、デメリットはそれくらい。

今回比較のために山下達郎の「Greatest Hits!」CD版とLP版(2023リマスター重量盤)を同時に鳴らして聴いてみた。

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CDは流石のSNでほとんど問題がない。LPは高音域がシャカつくかと思ったが、そんなことはなかった。CDの音声は真ん中に塊ができる感じで、LPは適度な拡がり感を感じることができた。聴く音楽によっても異なるであろうが、CDの音はやや画一的で面白みに欠けるとも思った。

単純に二つの機材を繋げるだけでアナログ再生ができることはメリットであろう。LP片面が20数分で終わることを考えればその他の便利機能は必要ないような気もする。
アナログをデジタル変換(リアルタイム)してUSBメモリに記録することもできるが、まあ使わないであろう。(USBメモリ自体が使いにくい)

その昔、「プレーヤー」といえば「レコードプレーヤー」を意味していた。入力する音楽ソースが他にテープ(デッキと呼ばれた)とラジオ放送(チューナー)くらいしかなかったからである。
名機PL-70Lを作った名門pioneerのレコードプレーヤーにはPL-の頭番号が付されている。(“PL”AYERのPL?ちなみにTRIO/KENWOODはKP-=KENWOOD PLAYER?、DENONはDP-=DENON PLYER?だった。YAMAHAは全く違うGT-=Gigantic & Tremendousだったが…)

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ジャンク扱いで2189円

今回購入したレコードプレーヤーにもPL-が冠されている。
名機に連なる製品である。と、言いたいところだが、どうもそうではなさそうである。すくなくともpioneerで設計製造されたものではないだろう。外側のデザインと言い、スペックといい、長年オーディオテクニカが販売していた低価格機と瓜二つである。
ボタン、レバーの配置も同一、何よりもトーンアームとそれを支える支点のデザインが全く同じである。他社でも同じ仕様のものがあるので、どこか(オーテクとは限らない※アイワらしい)で大量に製造しているOEM品なのであろう。(そうでなければこんな価格で販売できなかったであろう)
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トーンアーム部分

この機種の特徴としてはフォノイコライザーが内蔵されており直出しのラインはアンプのAUX(等PHONO以外の端子)に繋げる。96年から2010年代に販売されていたようで、PHONO端子のないアンプでも使える仕様になっている。と、いうかPHONO端子をもつアンプを使用している人はこんな低価格機は使わないであろう。


低価格機ではあるが…
以前同じようなグレードのVictor AL-E11の項でも書いたことがあるが、低価格機でも音は割とまともである。というか、むしろよい音と言えるのではないか。機構が単純なのが功を奏しているのかもしれない。(針圧調整など必要ない、というかできない)カートリッジが鈍感なのか雑音を拾いにくく、音を楽しめる。(交換できないカートリッジとのマッチングが良いのかもしれない)

音は良いのだが、質感がまるでなっていない。オート機能でレコードの頭までトーンアームを動かすのは良いのだが、そこからレコード面に針を落とすとき、ストンと落ちる。これまでのオート機は油圧ダンパーや空気のダンパーでゆっくり降りるようにしていたが、この機種にはそれがない。簡易で軽量なトーンアームとはいえ、その重量をカンチレバーだけで受ける形になる。見ているといささか不安になる。

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簡易なEX-S5とはベストマッチ



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