電源は入る。トレイも普通に排出され、DVDを載せて入れると、読み込みしようとしている感じがある。しばらくしてディスプレイになにも表示されなくなり(後からわかったことだが電源が落ちていた)、読み込みできているかどうかもわからない。再生ボタンを押しても何も起こらない。
CDが認識できない個体だと思われる。(DVDはどうなっているか不明)
ただ、認識しないということは認識に失敗しているという意味である。認識させることができたら使えるかも知れない…ということで購入した。
DV-S5のプロフィール
以前の記事で作ったメディア寿命表にはDVD-A(DVD-AUDIO)しか記載していなかったがDVD-VIDEO、いわゆるDVDは1996年に登場している。
1997年12月にpioneerのフラッグシップDV-S9(190,000円)が発売され本格的なオーディオクオリティDVDプレーヤーの時代が始まった。(パイオニアの末尾9はハイエンド機=LD・DVDコンパチ機DVL-H9やLD専用機LD-S9など)このDV-S5はその翌年発売された中堅機種(86,000円)である。

音声出力が2系統あり、幅も広い。そこはかと漂う高級感?
今更、DVDプレーヤーはいらないのだが、CDの再生用として使いたい目論見があった。
1990年代後半、CDプレーヤーはもはや新しいテクノロジーが投入される場ではなく「枯れた」技術となっていたが、パイオニア製のCDプレーヤー(LDコンパチ機やDVDプレーヤー)には独自技術である「レガートリンクコンバージョン」が搭載されていた。
CDの仕様である20Hz~20KHzの再生可能領域を拡張(補完)し、より自然な再生を目指す処理を電子的に行う技術である。アナログっぽい自然な再生音になる?pioneerのカスタムチップが搭載されている、ということだ。
2000年代以降CDプレーヤーの音は高解像度方向で画一化されていくが、この頃はまだ独自性がわずかに残っていた。
パイオニアでは今も残る「サウンドレトリバー(アドバンス)」という技術がある。これはiPodの登場以降急速に普及した圧縮音声データ(MP3やAAC)の圧縮によって失われたデータをDSPによって補完・再生する機能である。「レガートリンクコンバージョン」と似ているが非なる技術である。
まずやることは…
ピックアップレンズの清掃であろう。
もっともリスクが少なく、それなりの効果が期待できるのがCD型のクリーナーである。持っているはずだが見当たらなかったので、エレコムダイレクトショップで購入した。(ヤフーショッピングで50%オフクーポンがあったので、約1000円だった)読み込みができない用(いちばん強力なやつ)を買った。


10回程度試み、数度CDとして認識したが、再生することはできなかった。その後も不安定で認識しないことの方が多かった。
さて、どうしたものか?
読み込みには行っている。モーターも回転しているが、いかにも弱々しい感じである。
バラシてピックアップレンズの清掃をする。→ レーザーの出力を調整する(できるらしい)→ピックアップレンズ部分の交換(古くて部品が無い可能性がある) →ドライブ自体の交換(可能なら手っ取り早いが、カスタムの可能性が高く、困難か?)
的な感じだろうか。再生の道は遠いなあ。
やるべきだろうか?
つづく?
やるべきだろうか?
つづく?




