ある程度書いたが、日の目をみなかったネタがいくつかある。
ここでもう続きを書くことはないと思われるネタを棚ざらいしてみよう。
①SONY THE GREAT COLLECTION OF Classical Music
②Echo show5を使う
③韓国ドラマ「マイディアミスター~私のおじさん」について思うこと
④フルヴェンかクナか?
という布陣である。どうぞお楽しみください。
(没ネタなので途中で終わっています。基本書いた当時のままですが、現在の解題を付けて解説します)
没ネタ①SONY THE GREAT COLLECTION OF Classical Music
表題のシリーズのCDを数枚買った(未開封の状態で110円)
SONY(CBS SONYか)の企画もののCDセット80枚セット。ネット上の画像ではCBS SONY FAMLY CLUBと冠されたケースに収まるものも見受けられる。同じ名前のLPセット(こちらは100枚セット)もあってややこしい。
今回、このCDセットの出自を調べようとネットで検索していたら、全曲のリストを上げておられる方がおられた。それによると「幻想交響曲」はブーレーズ指揮ロンドン交響楽団となっている。(通し番号も26、今回買ったバレンボイム盤は27。ちなみにLP版では27番でシャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団盤)
つまり、このCD版にもバリエーションがあるということだ、ややこしい。
ブーレーズの方が古いのでバレンボイム盤を入れたシリーズの方が後からのものとわかるが、いつ頃のものかとか詳しいことはわからない。
直接的な情報は無いが画像を見て類推するに、CDは少なくとも3種類あり,整理すると、
①「ソニー世界クラシック音楽大系THE GREAT COLLECTION OF CLASSICAL MUSIC」の名前で売られていた。背にはやや濃い目のクリーム色が引いてあり通し番号の上下のラインは白抜きになっている。幻想交響曲がブーレーズ盤のもの=ネットにあったリストのシリーズ。(なぜかフレーズと書いてあるが…)数えてみるとマゼールとメータが登場回数7回と最多。次いでワルター、オーマンディが6回、バーンスタイン、ブーレーズは5回だった。
②自分が買った体裁のTHE GREAT COLLECTION OF CLASSICAL MUSICのもの。背の通し番号の上下に金色のラインがある。やはり曲と演奏者の入れ替えが行われており、前回活躍していたブーレーズが減りバーンスタインが増加、メータ、マゼールは相変わらず登板が多い。ピアノのルーヴィンシュタインは姿を消した。
③THE GREAT COLLECTION OF CLASSICAL MUSICは同じだが鼠色の背となったバージョン。一番大きな違いは100枚セットになった事。CD面のデザインも最近のものに近くソニークラシカルのマークがある。(明らかに新しい1989年以降)収録曲ではベートーベンの交響曲6番、7番、9番がワルターではなくマゼールになった。CDが20枚増えれば全くの別物か。
最新の③にしてもいつ頃のものかがわからない。ましてや①や②は全然わからないのだが、類推はできる。②で入れ替わったものの録音年代を調べてみた。ベートーベンのピアノ協奏曲「皇帝」ベルナルド・ハイティンク指揮アムステルダムコンセルトヘボウ ピアノ=ペライアは1986年に録音されている。バレンボイムのシューベルト「ザ・グレート」は1985年、「幻想交響曲」1984年録音(いずれもベルリンフィル)。アバド=シカゴ交響楽団のチャイコフスキー交響曲第5番は1985年の録音だった。1986年以降の発売ということは確実である。(現物にあたってみたところCDカバーに1988年の表記があったので1988年以降のリリースということがわかった)
一番古い①の中で新しいそうなものを調べてみると、アバド指揮ピアノ:セシル・リカドのラフマニノフのピアノ協奏曲2番が1983年の録音だった。1983年以降のものだとわかる。(これも現物にあたってみたところ、CDカバーに1985年の表記があったので1985年以降のリリースだとわかった)
3年程度の違いは微妙だ。そもそもCDの登場は1982年末だ。1985年当時CDの価格はLPよりも高くて1枚3,500円程度だった。(LPは2,800円)これ、まともに80枚なら280,000円である。セット価格なのでまともにそれではないとは思うし、CBSソニーファミリークラブなら月一定額の支払いで済むのかもしれない。(例えば毎月20,000円払ってCD10枚送られてくるとか)
…
解題:SONYのクラシック全集CDに三つのバリエーションがあることに気づいて書き始めたが、ここまで書いて調べるのが面倒になった。SONY THE GREAT COLLECTION OF Classical MusicについてはLPの時代から存在しており、それも含めるともっとバリエーションがある。(LP90枚のセットもあるらしい)今でもヤフオク等に出品があり、比較的安価に購入できる。SONYの音源なので間違いはないし、ワルターのCDが含まれるのも価値がある。
没ネタ②Echo show5を使う
以前少し触れたが、AmazonブラックフライデーセールでEcho show5を購入した。
ちょっと昔に流行ったスマートスピーカーの進化型である。要は「アレクサ」と話しかけると返答したり、音楽をかけたり、天気や時刻を教えてくれるあれである。基本音声ベースの代物だったが、このEcho show5には5.5インチの液晶画面が付属してタッチパネル操作が可能になった。液晶画面が付くことで飛躍的に使えるようになった。単独(他の機器をコントロールすることなしに)で動画再生できるようになり、「使える」ようになったのだ。音楽再生においても再生中のアーティストの情報を表示したり、同時にニュースを表示したりできる。
画面は5.5インチと一昔前のスマホ程度の大きさ。リビング等で、複数人で見るには適さないが一人で、ベッドサイドで見るにはちょうど良い大きさである。
アレクサの音声認識は相当優れている、といわれている。Aiを搭載し話しかければかけるほど認識の精度は上がる(らしい←実感はしていない)少し前にこのアレクサAiの開発のためGAFAの一角Amazonの業績が悪化したという報道があった。
音声認識に関して自分は不得手(この言い方はおかしいが)でiOSのSiriにもGoogleの「Googleアシスタンス」にも上手く認識してもらえない日々である。
シリさんにはほとんどの場合「よくわかりません」と返されてしまう。(外国人だからね、シリさん)元気よくOK Googleと話しかけても頓珍漢な答えが返ってくることが多い。ただ、このアレクサはかなり精度高く自分の言ったこと(連文節がある日本語)を認識してくれるが、帰ってくる内容が充分ではないことがある。ネットワーク側の検索機能が充分ではないのかAiが育っていないのか、はたまた、なめられているのかは、わからない。音声だけで全てを行う(できるはずなのだ)には到達していない感じである。その点タッチパネルがあるとありがたい。
Echo show5の優れている点はAmazon系以外のアプリもあることだ。YouTubeもNETFLIXアプリも使用可能(Amazon太っ腹!)YouTubeプレイヤーとしても使えるのだ。
「スマホでもできるじゃん」と言われる向きには、スマホより圧倒的に高音質であると言おう。小型だが、低音が見た目以上に出る。スマホはイヤホンで聞く分には良いが本体のスピーカーは総じて貧弱である。(ものによってはモノラルスピーカーしかない)その点Echo show5は箱容量がデカい分だけ充実のスピーカーを搭載している。
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解題:「CCA NRAを買った(購入編)」の記事に、ブラックフライデーでEcho show5を買ったことを書き、いずれ記事にすると書いたが、書きかけたが完成できなかった。
「悪くはないですよ」と言いたかったのだと思う。
没ネタ③韓国ドラマ「マイディアミスター~私のおじさん」について思うこと
前半部分あまりにリアルな不倫シーンにぞわぞわさせられるが、中盤以降不倫相手の社長だけが悪者になっていく過程に、演じる女優に対する配慮があったように感じてしまった。全部捨て去って男に走る女というリアリティ描写もあったと思うが…主人公(夫)がいい人過ぎて相当な悪人にみえる。
中盤に登場する息子が若い(幼い)のにも驚かされる。当初登場しないがアメリカに留学しているという話だったので20歳くらいなのかと思っていたが、どう見ても10歳くらい。そんな子を一人でアメリカに留学させる?韓国人のメンタリティは理解できない。そんな子供がいるのにお前の母性はどうなっているかといえる所業だった。身近にいないだけで存在しないような振る舞い、到底容認できないだろう。(いかに夫に不満があろうとも)
不倫がバレた妻は自分の行為が恥だという。つまり夫に知られたから恥ずべき行為になったのだ。
夫も妻の自分の後輩との不倫を知り(後輩なのに自分の会社の社長)、後輩に(当然だが)別れることを要求し、もう一点絶対に自分(夫)が知っていることを妻に知られるなという。
夫は知らないふりをしてやり過ごそうとしている。(お互い知らなければなかったことにできる=自分が我慢すればいい)
しかし、妻がそのことを知ることになり、妻が知っていることを夫も知り、地獄のような日々を送るのだが、耐え切れなかった妻が謝罪を口にすると、夫の自制は限界を迎える。夫が何より許せなかったのは途轍もなく邪悪な後輩(社長)が相手だったことで…
妻の不貞でぞわぞわさせられたといえば、ジョージ・ロイ・ヒル監督の「ガープの世界」だ。(というよりもジョン・アーヴィング原作と言った方が、通りが良いか?)こちらは不倫というほど深いものではないが、主人公の数少ない理解者であったはずの妻が、若いマッチョ(アメフト選手)と性的関係を持ちそうになるという展開で、衝撃的な結末を迎えるのだが、あれを見た時は心底ぞわぞわした。
…
解題:家にNETFLIXだのアマプラが導入され、観られる環境になったために、韓国ドラマをよく見るようになった。そんな中でもこの「マイディアミスター」は(日本のドラマではもはや描けない)濃厚な兄弟の絆を描いた名作だと思う。主人公のおじさん(「パラサイト」で金持ちの社長を演じていた人)は良い人過ぎて、不倫する奥さんが本当に悪く見えた。
結局何が書きたいのかわからなくなって記事にならなかった。(「ガープの世界」の件は他のブログに書いた)
没ネタ④フルヴェンかクナか?
21世紀に入り20年も経つと20世紀のマエストロにこだわる人も少なくなっているのではないかと想像している。(実演に接した人たちも徐々に少なくなっているだろう)
自分はギリギリ、カラヤン(89年没)、バーンスタイン(90年没)の実演に間に合った世代である。(その気と財力があれば、の話で自分は無理だったのだが…←間に合って無いじゃん)
マエストロといえば、この二人カラヤン、バーンスタインの2大売上王がまず浮かぶ。
精緻なスタジオ録音にこだわったカラヤン(編集が当たり前)と、ある年代以降はLIVE録音以外しなかったバーンスタインと対照的な二人であったが、没年は1年違い。90年代以降には新録音は出なくなった。それから30年以上経つ。
それより少し前の世代なら、ベーム、ジョージ・セル、チェリビダッケ、マタチッチ、ムラビンスキーあたりか。もう少し後だとハイティンク、ショルティ、マゼール、ヴァント、アバド、カルロス・クライバーあたりが該当しそう。ここらあたりでも十分マエストロ感がある。(アバドは微妙か?)それ以降になると総じて巨匠感が減衰していく。ゲルギエフもラトルも…
さらにさかのぼり20世紀中葉となると19世紀にルーツがある指揮者がゴロゴロいた、直接マーラーの薫陶をうけた、ブルーノ・ワルター。楽譜に忠実派のトスカニーニ、ロマン派(楽譜に不忠実)のメンゲルベルク、自在派カール・シューリヒト、変人オットー・クレンペラー、巨人ハンス・クナッパーツブッシュそしてウィルヘルム・フルトヴェングラーなどなど。
この辺りは実演に接することができた人はもうほとんどいないと思う。そうなると、録音で聴くということになるのだが、この時代は録音の黎明期で状態の良い録音が非常に少ない。
ワルターだけが例外で演奏会を早々に引退してレコード録音のためだけのオーケストラを作ってもらい(コロンビア交響楽団)録音のためだけの演奏を数多くおこなった。おかげで良質のステレオ録音が大量に残っている。(CD化もされている)
ワルター同様アメリカに移住して晩年をアメリカで過ごした巨匠トスカニーニは放送局のオーケストラ=NBC交響楽団を手中に収め、数多くの放送用の演奏をおこなった。同時に録音もされたのだが、時代的にモノラル録音であった。(トスカニーニ生涯最後の演奏会のみステレオ録音だった)
それより少し後1950年代にも録音を行っていたはずのクナやフルトヴェングラーだが録音の良いものがとても少ない。特にカルト的な人気を誇るフルトヴェングラーにしてもそうなのだ。
実演に接した人が語る「凄さ」がもはや伝説として語り伝えられている。名盤とよばれるレコードもほとんどがライブ版で観客の咳払いが入ったり、録音に適さないマイク配置だったり満足できるものが少ない。もちろんスタジオ録音の物もあるがそれらは総じて演奏が良くないと言われている。(観客と共に燃え上がるタイプの指揮者だったのかもしれない)
ベートーベンの交響曲第九番で未だにトップクラスの名盤と言われている1954年のバイロイト音楽祭での演奏(実は2種類ある。どちらかがゲネプロでどちらかが本番。当初EMIから出ていたものが本番とされてきたが、実はよくわからないらしい)は第四楽章のフィナーレに向けてどんどん加速し最後はオーケストラが追随できないほどのスピードになる。こういう演奏をトスカニーニは忌み嫌っていた。とはいえトスカニーニの演奏も相当早い、というかトスカニーニの第九は総じて早い=ベートーベンの指示がそうなっていた。早いのがダメなわけではなく、恣意的に段々早くなる(楽譜の指示なしに)がダメだと言っているのだ。当然二人は犬猿の中であった。(何度かニアミスしているようだが口もきかなかったとか)
不思議なことにフルヴェン好きはクナのことが嫌いで、逆もまたしかり、のようだ。
…
解題:フルトヴェングラーとクナッパーツブッシュのLPを買ったのをきっかけに書きかけた記事。それほど詳しくないのに書こうとしたのが敗因か?
演奏は素晴らしいがやはり録音に難がある。
今回、没ネタを集めて量で勝負してみたが、やはり誰得かわからない記事になった。
没は没として闇に葬るべきだったのかもしれない。












