TA-N220(ジャンク品)を買った。
以下のような内容でジャンク4,400円だった。

このパワーアンプは出力用アンプが4つあるマルチアンプである。通常よく見かけるプリメインアンプの2系統と形は同じだが全く違うものである。通常は2chアンプを分割して2系統にしているだけであるが、このアンプはそれぞれの出力端子ごとにアンプがあり合計4台のアンプを搭載している。
1988年と言えばTA-F333ESx(1986)が発売された翌々年。SONYがイケイケだった頃の製品である。現にTA-N220の上位機種にあたるTA-N330ES(1989)はGシャーシにトロイダルトランスを奢ったゴージャス仕様である。(“ES”は伊達じゃない)
330の方はアンプをまとめてモノラルアンプとして使える本格派。
220の方は4chアンプをBLTBTL接続で倍の出力(2ch)にできるというギミック付き。
4chあるということはバイアンプ駆動ができるではないか?
以前B&W CM-1の記事でスピーカーのバイワイヤリング接続の話題を取り上げたが、これは1組(L/R)のアンプを二つの出力端子に振り分け、それぞれからワイヤーを繋いで、スピーカーの入力端子に接続するもの。これは必ずしも2系統出力端子がある必要はない。1系統の端子に2本ケーブルを繋ぐことと同じ意味なので…何ならスターカッド型のスピーカーケーブル(=4本のケーブルがある)の出力(アンプ)側は2本束ねて入力(スピーカー)側は二つを分離してそれぞれの端子につなぐでもよい。(見た目は1本のケーブルになる)とにかくスピーカー側の端子に入力するケーブルがそれぞれ分かれていればよい。
4組のアンプがあると、それぞれの入力端子に一つのアンプを振分できる。これをバイアンプ接続と呼ぶ。バイワイヤリングよりバイアンプの方が高品位、のような気もするが実はよくわからない。そもそも、今回取り上げるTA-N220ではバイアンプ駆動は難しかった。(後述する)
この個体について
ジャンクの内容は端子1(これもよくわからない、入力端子と推測)が接続不良を起こすというものだ。4chのうち1chは使用できないかもという内容だと理解した。(入力端子と出力端子は1対1の関係)古い機種なので端子まわりのハンダ割れや端子そのものの劣化が想定されたが、ステレオパワーアンプと使用する場合2chが稼働していればOKと判断し購入した。(ここんとこ痛い目をみているので賭けは賭けだったが…)
早速入力端子1を避け2と4に入力し、音出しを行った。問題なく使用できた。
以前この記事で取り上げたが、電池駆動プリアンプSU-C1000のドライブ用パワーアンプとして2,200円(スピーカー以外フルセット)で手に入れたバブルコンポLBT-V925のパワーアンプ部を使用していた。

一番下がそれである
(このバブルコンポについては以下の記事参照 2022年7月8日「SONY LBT-V925というバブルな奴」
このアンプについては2022年9月9日、10日の記事を参照のこと)

一番下がそれである
(このバブルコンポについては以下の記事参照 2022年7月8日「SONY LBT-V925というバブルな奴」
このアンプについては2022年9月9日、10日の記事を参照のこと)
割とパワフルな音が出ていて気に入っていた。難があるとすれば出力が大きめで(音が大きい)プリアンプのボリューム八時くらいまでしか回せなかったことだろうか?
どちらも1988年式SONY製ときたら、音の傾向は同じような感じだろうと思っていたが、さすがに単品コンポのTA-N220の方がスッキリした良音だった。LBTBTLの方は勢いでガンガンという感じだったが、N220の方はやや大人しいがスムーズでスッキリといった感じ。
違いははっきりしており、リプレース決定となった。
謎の高級感
このアンプは高級ラインではないのにサイドウッドがついている。
TA-F333ESxにも付いていたがあれはESシリーズである。このクラスにサイドウッドは意味不明であるが、その分重量と剛性はアップするので音に寄与するかもしれない。この頃のSONYならではなのかもしれない。

バイアンプが困難な理由
バイアンプ対応のアンプは一つの入力を振分して出力する機能があるのが普通。このアンプにはそれが無い。上記の様に入力、出力は1対1なので同じ信号を端子1と端子3に入力しなければならない。特殊なケーブルを使って分離する必要がある。時代なのか、そもそもそれを想定した設計になっていない。
LBT










