以下の内容はhttps://retroaudio.blog.jp/archives/2023-04.htmlより取得しました。


TA-N220(ジャンク品)を買った。
以下のような内容でジャンク4,400円だった。
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1988年発売のパワーアンプでいささかユニークである。

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このパワーアンプは出力用アンプが4つあるマルチアンプである。通常よく見かけるプリメインアンプの2系統と形は同じだが全く違うものである。通常は2chアンプを分割して2系統にしているだけであるが、このアンプはそれぞれの出力端子ごとにアンプがあり合計4台のアンプを搭載している。

1988年と言えばTA-F333ESx(1986)が発売された翌々年。SONYがイケイケだった頃の製品である。現にTA-N220の上位機種にあたるTA-N330ES(1989)はGシャーシにトロイダルトランスを奢ったゴージャス仕様である。(“ES”は伊達じゃない)
330の方はアンプをまとめてモノラルアンプとして使える本格派。
220の方は4chアンプをBLTBTL接続で倍の出力(2ch)にできるというギミック付き。


4chあるということはバイアンプ駆動ができるではないか?
以前B&W CM-1の記事でスピーカーのバイワイヤリング接続の話題を取り上げたが、これは1組(L/R)のアンプを二つの出力端子に振り分け、それぞれからワイヤーを繋いで、スピーカーの入力端子に接続するもの。これは必ずしも2系統出力端子がある必要はない。1系統の端子に2本ケーブルを繋ぐことと同じ意味なので…何ならスターカッド型のスピーカーケーブル(=4本のケーブルがある)の出力(アンプ)側は2本束ねて入力(スピーカー)側は二つを分離してそれぞれの端子につなぐでもよい。(見た目は1本のケーブルになる)とにかくスピーカー側の端子に入力するケーブルがそれぞれ分かれていればよい。
4組のアンプがあると、それぞれの入力端子に一つのアンプを振分できる。これをバイアンプ接続と呼ぶ。バイワイヤリングよりバイアンプの方が高品位、のような気もするが実はよくわからない。そもそも、今回取り上げるTA-N220ではバイアンプ駆動は難しかった。(後述する)

この個体について
ジャンクの内容は端子1(これもよくわからない、入力端子と推測)が接続不良を起こすというものだ。4chのうち1chは使用できないかもという内容だと理解した。(入力端子と出力端子は1対1の関係)古い機種なので端子まわりのハンダ割れや端子そのものの劣化が想定されたが、ステレオパワーアンプと使用する場合2chが稼働していればOKと判断し購入した。(ここんとこ痛い目をみているので賭けは賭けだったが…)
早速入力端子1を避け2と4に入力し、音出しを行った。問題なく使用できた。

LBT-V925パワーアンプ部との比較

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以前この記事で取り上げたが、電池駆動プリアンプSU-C1000のドライブ用パワーアンプとして2,200円(スピーカー以外フルセット)で手に入れたバブルコンポLBT-V925のパワーアンプ部を使用していた。
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一番下がそれである

(このバブルコンポについては以下の記事参照 2022年7月8日「SONY LBT-V925というバブルな奴」
このアンプについては2022年9月9日、10日の記事を参照のこと)
割とパワフルな音が出ていて気に入っていた。難があるとすれば出力が大きめで(音が大きい)プリアンプのボリューム八時くらいまでしか回せなかったことだろうか?
どちらも1988年式SONY製ときたら、音の傾向は同じような感じだろうと思っていたが、さすがに単品コンポのTA-N220の方がスッキリした良音だった。LBTBTLの方は勢いでガンガンという感じだったが、N220の方はやや大人しいがスムーズでスッキリといった感じ。
違いははっきりしており、リプレース決定となった。

謎の高級感
このアンプは高級ラインではないのにサイドウッドがついている。
TA-F333ESxにも付いていたがあれはESシリーズである。このクラスにサイドウッドは意味不明であるが、その分重量と剛性はアップするので音に寄与するかもしれない。この頃のSONYならではなのかもしれない。
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バイアンプが困難な理由
バイアンプ対応のアンプは一つの入力を振分して出力する機能があるのが普通。このアンプにはそれが無い。上記の様に入力、出力は1対1なので同じ信号を端子1と端子3に入力しなければならない。特殊なケーブルを使って分離する必要がある。時代なのか、そもそもそれを想定した設計になっていない。


LBT
BTL接続の可否
このアンプは4chを束ねて2chで使用するLBTBLT接続の方が断然パワフルで良い音と言われている。ただこの個体で、BLTBTL接続するためには、端子1と3で接続する必要がある。(そういう仕様)
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上の写真で1と3が入力端子となり、出力端子の外側(赤)を縦につなぎ上側を∔下側を-とし、本体のBLTBTL切替ノブを切り替えればBLT接続になる。

この個体は端子1が不良(確認はしていないが)である。BLTBTL接続での使用は不可ということになるが…
いずれかのタイミングで試してみよう。





ボビー・コールドウェルがAORの帝王なら、ボズ・スキャッグスは何だろう。飛車・角ぐらいの感じだろうか?
とにかく、AORといえば必ず名前が上がるのがボズ・スキャッグスである。
なかでもAOR三部作と呼ばれている次の三作品は70年代後半から80年にかけてAORの勃興期にリリースされている。
1976年 『シルク・ディグリーズ 』- Silk Degrees
1977年 『ダウン・トゥー・ゼン・レフト』 - Down Two Then Left
1980年 『ミドル・マン』 - Middle Man

この中でも『シルク・ディグリーズ 』は名曲中の名曲「We're All Alone」を収録していることでも有名である。

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まあ『シルク・ディグリーズ 』は名盤と呼ぶのにふさわしい内容ではある。
その証拠に1988年にリリースされた日本オリジナルのベスト盤『STAR☆BOX』の収録曲18曲のうち6曲がこのアルバムの楽曲だ。

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もっともAOR三部作のアルバム3作品で実に12曲を占めている。(それ以前の曲が4曲、以降の曲は1981年リリースのベスト盤『Hits』に新曲として収録された「Miss Sun」とこの『STAR☆BOX』リリース時の最新アルバム『Other Road』から「Heart of Mine」の2曲)
80年代後半でもキャリアの中心はこのAOR三部作の頃だったということだろう。



『シルク・ディグリーズ 』か『ミドル・マン』か
『シルク・ディグリーズ 』は代表曲が山盛りの名盤に違いないのだが、今聞くといささか古臭い。良くも悪くも70年代のアルバムなのだ。エバーグリーンな「We're All Alone」はあるものの…ね。
その点1980年にリリースされた『ミドル・マン』は見事にアップトゥデートされ80年代のアルバムになっている。
特にA面の4曲には全く隙がなく、「キャリアの頂点なのではないか」と思えるくらいだ。バックを固めるTOTOのメンバーや、曲作りにデビッド・フォスターが加わっているのも大きいと思われる。
この4曲はすべて『STAR☆BOX』にそのままの曲順で採用されている。(逆に言うとB面の曲は1曲も採られていない)
中でも「You Can Have Me Anytime」(日本語タイトル「トワイライト・ハイウェイ」日本における最初のシングルカット曲=当時、クレスタだかチェイサーだか車のCMに使われていた。だからこのタイトル?)
この楽曲はストリングスを使ったゴージャスなアレンジもさることながら、間奏部のサンタナの鳴きのギターが聞きどころである。(サンタナのギターが全部持って行ってしまった感がある)
ジャジーな「Jojo」や都会感あふれる「Simone」などかっこいい曲ばかりである。
ということで自分は『ミドル・マン』を採りたい。

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このところ不労所得(マイナポイント取得)があったり、気が大きくなっていて、かねてより憧れのAura VA-100EVⅡ(ハードオフ価格49,500円)を買おうか、なんて考えていた。
さすがに特に必要もないものに50,000円払うのにためらいが無かったわけでもない。(30年前のプリメインアンプだし…)久方ぶりに他のハードオフに遠征し、納得してから買おうと思ったのが運の尽き…


ジャンク畑でCEC-AMP3300を発見する。

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この画像のような個体で、「ガリがあるが、両チャンネル音がでる」というジャンクだった。
6,600円という価格は微妙というか絶妙で、通電しないとか音がでないという個体なら絶対に買わなかった。ボリュームのガリは使用しているうちに解消することもあるので、買うことにした。

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見た目それほど悪くはないが、リモコンは付属していなかった。

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このクラスには珍しいバランス入力(CD)がある。


そんな生易しいものではなかった。

この機種には通電時にテストする機能があり、赤ランプ、オレンジランプ、青ランプによって状態を確認できる。店頭で通電テストしたときには左チャンネルは20秒ほどで青ランプ点灯となったが右チャンネルはオレンジランプが消灯してもランプがつかなかった。プロテクトがかかった状態の赤ランプも点灯しなかった。(プロはこのあたりで怪しいとおもうのでしょうが)ランプが切れているのかも、と安易に考えた。
家でスピーカーにつないで音出ししたところ、爆音のガリが…ガリは想定内だが音量が半端なくでかい。というかボリューム0でも爆音である。スピーカーが壊れそうである。一応少しボリュームを回してみると音量の変化はあるようだが、0で爆音なのだからそれ以上で使用するわけにもいかない。
ミュートをオンにしてボリュームを上げていくと半分を過ぎたあたりで右チャンネルにプロテクトがかかり赤ランプが点灯した。

これはあかん。

通常、ジャンク品とわかって買っているので、返品交換はできないことは承知している。が、ちょっとこれは価格票の表示と違うのではないか、と思い購入したハードオフに相談をしに行った。

「ガリや破損は承知の上だが両チャンネルから音が出ていないので表示に偽りありではないか」というふうに伝えると、「ジャンク品は売ったその時の状態で販売しているので、状態が変わっているとしても保証はできません。ただ、お客様の言うような状態なら、もしかしたら何らかの対応ができるかもしれません」と店頭のテスト環境でテストしてくれた。(良いお店である)
するとボリューム0で無音にならないことは確認できた(この時点で故障確定である)が、それほど爆音ではない音量で左右チャンネルから音が出ていた。(右チャンネルのプロテクトは再現しなかった)
と、言うことで「両チャンネルから音がでている」ため表示に偽りなしということになった。
「ちなみに、このままお店に買い取ってもらうとしたらいくら?」と聞いたら「1000円」と言われた。物も手元に残らずただ5600円をドブに捨てるようなものだと判断し引き取ってきた。

正真正銘のジャンク。久々の地雷。どうしてやろうか?

帰って調べると、このモデル有名な地雷モデルだったようだ。中華製のコンデンサーが大量に使用されており1個でも噴くと音が出なくなるらしい。


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大型のトロイダルトランス搭載


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大量のコンデンサが…これが噴くらしい

上の段のコンデンサは大丈夫に見える。下の段が右チャンネルなのかもしれない。
ボリューム問題もあるので修理は難しいかもしれない。さあ、どうしよう。




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