以下の内容はhttps://retroaudio.blog.jp/archives/2022-06.htmlより取得しました。


自分が唯一やっているスマホゲームは 「モンスターストライク」である。
06-28 m

この7月のアップデートでiOSのサポート具合が変更になる。具体的にはiOS10以下がサポートされなくなり、iOS11以上が必須となる。
これは平たく言うとiPhone5を切り捨てたということだ。

翻ってiPhone5とはどんな機種なのか考えると実に10年前に登場した機種であった{上表)それまでの古い機種がどれくらい使えていたかをみると6~10年で決して短くはない。むしろ長いといえるであろう。
実際にiPhone5にSIMをいれて電話として運用している人はほとんどいないのではないかと思うが、使っている人はいる。(自分だ)

メイン以外のサブ機として安価な中古品を使っていたのだが、あくまでモンスト用であった。これでモンストが使えなくなればiPhone5は使い道がなくなる。以前ならWifi専用のiPodとして使うという用途も考えられたが、今となってはねぇ。

今後、今までのゲームデータを移設する機種を考えなければならない。中古市場で安価なのはiPhone6以下の機種だが、それは年数が経っていて良好な個体が少ないためである。(状態の良いものは安くはない)ただ、前述のようにモンスト用なので他の用途には使用しない。動けばよい、というのが本音である。(メインじゃないし)
iOSのバージョンやSoCから見ればA9搭載のiPhone6s以降を選ぶべきだろう。(理想をいえばA11 Bionic (6コア)搭載のiPhone8以降が良いと思う)まあ、予算次第だろう。

モンストの運営は1か月前から告知をしている。アップデート自体、対応OSじゃないとインストールできないし、当日以降は古いバージョンは起動すらできない。(バックアップを取ることすらできない)ネットにつないで遊ぶタイプのゲームはスタンドアローンでは全く使用できないので、この日を境に一切、使用できなくなる。データの移行は可能だがその日までには完了させておかなければならない。
これは、なかなかに厳しい条件で1か月に1回しか使わないような人は、知らない間に動かなくなっていたりする。バックアップを定期的にとって有れば、運営と相談して復活させることもできるかもしれないが、手間がかかるうえに確実ではない。(本人確認やその他もろもろ大変なためで、運営も保証できないといっている)

もちろんアンドロイドという選択肢はあるのだが、あまりよくわからない。(中古価格も見当がつかない)
わりと長いこと遊ばせてもらっているが、全くの無課金ユーザーである。楽天なら追い出されているところである。(笑)

(承前)

前回、あまりに驚いてぶった切ってしまった。

「ライトスタッフ」(1983)のメインタイトルが完全にオリジナルというなら、チャイコフスキーの方(1878)がパクリ?そんなことあるわけはない。
曲全体はともかく最も重要なサビの部分のフレーズはどう聞いてもチャイコフスキーのバイオリン協奏曲ニ長調作品35である。バイオリン独奏でないだけである。そして第一楽章中盤のオーケストラが全奏する部分は全く同じと言っても過言ではない。同じスコアでしょ?
インスパイアされた、というならそう書くべきだし、全く書かずにオリジナルと主張しているとすれば厚顔無恥である。(作曲者がチャイコフスキーのそれを聞いたことが無いとは思えない。知らずに書いたとすればこれほどの相似は奇跡である)
ビリー・ジョエルだって「This Night」(アルバム『イノセントマン』収録、日本語タイトル「今夜はフォーエバー」うぇ!)の作曲者にLudwig van Beethovenと書いていたではないか。(うろ覚えだが)
アメリカでそれが問題にならなかったとすればとんでもないパクリ国家である。
実際にOSTの原典(リリースされていないという噂も…できないのかも?)に当たって書いているわけではないので、本当にオリジナルと主張しているのかはわからない。だが、アカデミー賞の作曲賞を受賞しているので、オリジナルと認定されているような気がする。衝撃的だ。
これまで認識していなかった自分が言うのも何なんですが…

この話は決着が付いているのかどうかわからない。
某サイトには「この曲(ライトスタッフの方)はチャイコフスキーのバイオリン協奏曲と似ていると言われているが、一部を除いて似ていない」と書かれていた。
はあ?その一部が問題なんじゃろがい!
ほんのワンフレーズという感じではなくがっつり3分ぐらいは同じ曲じゃ!逆に言うと相似を認めているということになる。
例えばみんな知ってるベートーベンの第六番「田園」の第一楽章冒頭の3分間をそのまま使って「一部だからオリジナル」と言えるのか?ビバルディの「四季」の春のフレーズを盗用して、アレンジ違い(使っている楽器が違う)だからオリジナルって言えるのか?
あー。無茶苦茶もやもやする。まあ、40年も前の話だし、世の中的には決着しているのかも知れない。

海外のサントラ販売サイトのコメント欄に「このサウンドトラックが好きじゃないフィリップ・カウフマン(監督)は変わり者」というものがあった。これが本当なら監督は音楽を評価していない。ただ、パクリだからか、どうかはわからない。



この「ライトスタッフ」はワーナー映画が配給していたと思うが、製作は「ブレードランナー」を作ったラッドカンパニーだった。ちなみにこのラッドカンパニーの社長アラン・ラッド・ジュニアは20世紀フォックス時代に「スターウォーズ」制作にGOを出した人物である。金儲けより制作者の熱意を重視するタイプのプロデューサーであった。(まあ、失敗もある)

ワーナー映画はパッケージメディア(DVD)の展開に積極的だった。そのためこの「ライトスタッフ」のDVDもかなり早い時期にリリースされた。そのため初期のDVDはクセツヨ仕様だった。

DVDは片面4.7GB。片面2層にすれば8.5GB記録できた。(両面1層の場合は単純に倍で9.4GB)
「ライトスタッフ」は3時間を超える長尺なので、片面一層には収録できなかった。中期以降片面2層が当たり前になったので、お目にかかることが無くなるのだが、この初期の頃には両面1層仕様というのが存在した。そしてこの「ライトスタッフ」のDVDこそ、それだったのだ。
初期のプレーヤーやDVDドライブに片面2層が読めないものがあったのかも知れないが、この仕様は、つまり、DVDなのに途中でひっくり返さなければならない。当然レーベル面も無く、DVDホールド部分にタイトル名が書いてあるという何とも、な仕様だった。(両面が記録面なのでキラキラしている)

現在BD版もリリースされているが驚くほど画質が悪いそうだ。(未確認)DVD時代は高画質ディスクで有名だったのに…。ヴィスタサイズはハイビジョンと相性が良くないのかもしれない。

リュック・ベッソンの米国版「The Big Blue」も正式なビル・コンティのOSTが未発売のようだと前回書いた。「ライトスタッフ」でアカデミー作曲賞を受賞したコンポーザーの作品がリリースされないなんてことはあるのだろうか?なにかあるのか?
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前回の取りこぼし、むっちゃキュートなロザンナ・アークエット

1976年の「ロッキー」1983年の「ライトスタッフ」1988年の「The Big Blue」ビル・コンティのキャリアは、はたしてアップしているのだろうか?

前回少しふれたアメリカ版グラン・ブルー(短縮版)"The Big Blue"の音楽について調べてみた。
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アメリカ版LD The Big Blueロザンナ・アークエットが一番大きく扱われている。(当然か)

やはりアメリカ版の"The Big Blue"の音楽はビル・コンティが担当している。
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様々なディスクメディアを網羅するDiscogsでその痕跡を見つけた。
Discogsに掲載されているのはBill Conti – The Big Blue (The Film Music Of Bill Conti)というアルバムで、注意書きには、このアルバムは3つの映画のサウンドトラックが収録され、"The Big Blue"のものは2曲のみ収録と書いてある。(下記)
Note The music from "The Big Blue" is only a suite and only one track. Conti scored the U.S. release of the film, while Eric Serra scored the European release.
タイトルに偽りありだ。ジャケットも完全に"The Big Blue"なのに、全20曲中2曲だけとは…

E-bayで売られているのは次のような代物。
「Bill Conti, The Big Blue CD サウンドトラック ~ レア米国版コンプリートスコア 22曲」
22曲入りのビル・コンティ完全オリジナル版をうたってっているが、正規版ではないようだ。(CDのアートワークも、ラベルも無いと書いてある)得体が知れない。
You will receive a non-commercial CD with all 22 tracks in a plain CD case. No labels or artwork. 100% full CD quality.

米国でも通常手に入るのはエリック・セラ版のサウンドトラックだったということらしい。(当たり前だが、そちらがオリジナル)

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今回YouTubeにあるビル・コンティの音楽を聴いてみた。エリック・セラの曲の雰囲気によく似た浮遊感あふれる楽曲だったが、セラの音楽とは別物。どちらが良いかというか、これならエリック・セラの物をそのまま使えばよかったのではないか。どういう理由でわざわざ入れ替えたのか理解に苦しむ。

米国版だけ映画の結末が違う。その改変も理解に苦しむ。フランス版や国際版の終わり方が容認できないなら公開自体しなければよいのにと思う。
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問題のラストシーン
この映画、現在は「グラン・ブルー」の名前で知られており長尺の完全版というのが決定版化しているようだが、この完全版はフランス語版のロングバージョンである。
フランス語がアフレコ(そもそも役者は英語でしゃべっている)で違和感がありまくりである。そこは英語版でというとパッケージメディアが無いらしい。そもそも日本で劇場公開された英語でしゃべる「グレートブルー」(国際版120分)は無きものとなっているようだ。


今回上記のLDを見てみたが、不思議なことにエンドタイトルに音楽のクレジットが(ビル・コンティの名前も)なかった。見落としただけかもしれないが…

あと、前回記事のフォロー。『ライトスタッフ』の音楽はビル・コンティのオリジナルなのだそうだ。
ええええええええええー?


協奏曲は元々聞かない。ソロが頑張りすぎるとはよく言われることだが、ピアノにしろ、バイオリンにしろ数十人のオーケストラと対峙するのは無理がある。(そりゃあ、頑張るだろう)
それにしてもこんな事実を知らずによくもまあ、好きな作曲家はチャイコフスキーだ、とか映画「ライトスタッフ」は大好きな映画だとか言えたものだと思っている…

まず、映画「ライトスタッフ」のことから…
この映画本当に大好きな映画で何度見たかわからない。
1983年のアメリカ映画で1960年代のアメリカの有人宇宙飛行計画=マーキュリー計画を扱っている。主人公はマーキュリーセブンと言われる7人の宇宙飛行士候補生だが、それと対比される存在として空軍のテストパイロット、チャック・イエーガーの物語が描かれる。(今、イエーガーと言えばエレン・イエーガー「進撃の巨人」なのかもしれないが)
チャック・イエーガーは人類で初めて音速を突破した人物で、宇宙飛行士に一番近い人物だと思われていた。しかし、マーキュリーセブンには選ばれず、ひたすら速度を求めていくことになる。(選ばれなかったのは学位が無かったため)
厳しい訓練を続け徐々に宇宙に近づいていくマーキュリーセブンとテストパイロットとして最高の速度への到達をめざす(この頃には他の人物によって記録が塗り替えられていた)イエーガーの両方が対比的に描かれている。(イエーガーは最後、自力で宇宙に到達しようとした?とにかくイエーガー役のサム・シェパードが抜群にかっこよい)
実に3時間15分に及ぶ大作映画だが、全くその長さを感じさせない。(日本では短縮版の2時間40分版で公開された)その大きな要素は迫力ある映像と美しい音楽、そしてもちろん事実に基づいたストーリーということだろう。
中でも印象的なのが音楽で、打ち上げ地のヒューストンでのパーティでの舞の曲、ドビュッシーの「月の光」がとてつもなく美しい。
ホルストの惑星も(ジュピターではなく)火星と冥王星が使われていた。小澤征爾指揮ボストン交響楽団の演奏だそう。クラシックが効果的に使われているなとは思った。(ジュピターが使われたのはアポロ計画の月面着陸の番組)

だが何と言っても勇壮なメインタイトル…さすが、アカデミー賞(作曲賞)と思って聞いてきたが、この曲ビル・コンティ(ロッキーのテーマで有名)のオリジナルではなかったのだ…


最初の話に戻る。今回珍しく協奏曲のCDを買った。まだ小娘(失礼?)だった頃のチョン・キョンファがアンドレ・プレヴィンのロンドン響と録音した、チャイコフスキーの「バイオリン協奏曲ニ長調作品35」(1970)だ。
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チョン・キョンファのデビューアルバム
最初は何気なく聞いていたがバイオリン独奏のところまできて、「これってあれじゃ?」となった。
そう「あれ」はライトスタッフのメインタイトル(の主要モチーフ)だったのだ。
かれこれ40年近く「あれ」はビル・コンティのオリジナルだと思っていたのだ。
こんなこと皆さんご存じのことなのかもしれないが自分にとっては衝撃的だった。
オリジナルサウンドトラックに「メインタイトル」という曲があるのでクレジットがどうなっているのか知りたいところだが、今のところわからない。

全く違う話だが、その昔、LDでアメリカ版「The Big Blue」(リュック・ベッソン監督「グランブルー」の短縮版)を購入した際に、ジャケットの音楽のクレジットがビル・コンティになっていた。「リュック・ベッソンといえば音楽はエリック・セラでしょ」と思っていたので違和感を持ったが、特に検証もしなかった。音楽が全面的に差し変わっているとは思えなかったが、差し変わっていたのかも知れない。少々アレンジしただけでビル・コンティの曲だと言われたら堪ったものではないが…(きちんと聞いておけばよかった)

とにかく今後はチャイコフスキーが好きとは言わないことにします。(「ライトスタッフ」の方は譲らないが…)

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ちなみにこのアルバム、シベリウスの方が歴史に残る名演と言われています。



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