以下の内容はhttps://retroaudio.blog.jp/archives/2021-06.htmlより取得しました。


もうだいぶ前になるが(2021年5月1日)シン・エヴァンゲリオン劇場版を見てきた。
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1995年に始まった長い旅がようやく終わった。(ネタバレになるのでこれ以上内容については触れないが)感慨深い。庵野さんが放り投げずにきちんと終わらせてくれて心底良かったと思っている…

スターウォーズシリーズは最初のシリーズに人生を変えられるくらい衝撃を受けたものの、プリクエルシリーズ(エピソード1〜3)で「あれっ?」と思い、最後のシリーズではエピソード7は観たものの8と9はついに観なかった。つまり離脱してしまったのだ。(その前の枝編「ローグワン」あたりでも違和感(=悲劇的すぎる)を持っていたが…)
シリーズを続けることは本当に難しいのだと思った。実写映画の場合キャラクター=生身の役者なので特に難しいのかもしれない。クリエーターが変わった影響が大きいのかもしれない(時代も変わったし…)

その点エヴァンゲリオンシリーズは庵野監督のパーソナルな世界で、よくも悪くも彼次第という作品だった。作品クオリティが非常に高く、CGIとセルアニメの融合はここまで来たかというレベルで、国産アニメの極北に位置する。これを見ると「鬼滅の刃」はごく普通の作品である。どちらがエポックメイキングなのかは火を見るより明らかである。庵野秀明の作家性は突出している。

今回劇場で鑑賞して思ったこと。
観客層がちょっと不思議。男女妙齢のカップルは少なく、意外と親子連れが多かった。それも「鬼滅の刃」のような若い親と小学生、場合によっては幼児(あれ(PG12作品)を幼児に見せる親の神経がわからないが…)という組み合わせではなく、50代以上の親と20代の子供というような組み合わせ、中には40代女性とその母親60代後半と思しき人の組合せもあった。自分のようなおっさん(50代)一人という人も結構いたが、それは想定内である。あとは女性同士や男性同士のペアや男子団体、女子団体といった感じ。さすがに20年以上の長きにわたる作品世界である、幅広い人が見に来ていると思った。
(一緒に観るのは同好の士すなわち同志である。デートで観る映画ではないのだ!)


新世紀エヴァンゲリオンは1995年10月から、テレビ東京系で26回放送されたTVアニメ。(1995年は特別な年なのだ。色々な事が起こり、変化が訪れた)
「使徒とは?」「人類補完計画とは?」「そもそもエヴァンゲリオンとは?」という謎を孕んだまま最高潮に達した物語は残り2回で突然、全く予期しない形で終息する。
今年NHK-BSで放送されたドキュメンタリー「さようなら全てのエヴァンゲリオン」ではこの時、総監督の庵野秀明さんはこの形が正しいと信じて制作したが、世間の反応(反発)が凄すぎて心を病んだ。という話をしていた。
自分の記憶が確かならTVシリーズ最後の2話は製作が間に合わずあのような形になったという説が当時、流布していたと思う。(これは正しくはないようだが、商業ベースで新作を作るためには本当は違う終わり方だったと言った方が都合が良かったのかもしれない)
結果、劇場版が制作されるということになった。これは打ち切りによって終われなかった物語を劇場版で終わらせるという「イデオン」(接触編・発動編)と同じパターンだ。
最初に構想された劇場版「シト新生」(1997年3月公開)はTV版を編集した「DEATH」と新作の「REBIRTH」2本立てで上映するというものだったが、新作部分が膨らみすぎ公開に間に合わず、これまたいいところ(エヴァシリーズ襲来)でぶった切られるということになった。
庵野さんが謝罪して改めて公開された劇場版は新作部分を二つに分け第25話『Air』と第26話『まごころを、君に』という形になった(1997年7月公開)

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『DEATH (TRUE)² / Air / まごころを、君に』LD-BOXのインナージャケット
パッケージメディア(当時はLDが主力)もこの映画の完成を待ってリリースされ、TVのフォーマット(時間や画面サイズ)を逸脱した形で第25話、第26話となった。それで、パッケージメディアではTV版の25話、26話は見られなくなった。(ただ、TVの再放送では旧来のものが放送されている)
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同上の特典の数々 プラモデル、カード等
混乱を極めた旧劇場版だが、最終の決定版が公開されたのが1998年3月だった。
タイトルは『DEATH (TRUE)² / Air / まごころを、君に』
再編集版のDEATHに手を入れ、前年7月公開の25話、26話とともに劇場公開された。全編で160分の映画となった。これで終わったはずだった…
難解な映画で自分の中でスッキリ終わったという感じはしないままだったが、とりあえずもう作られることはないだろうと思っていた。
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同上の特典 企画書のページ

それから、10年後、エヴァンゲリオンは忘れ去られることなく、新劇場版ヱヴァンゲリヲンとして制作公開されることになった。
現代のクオリティで制作されるアニメーションは旧来のものとは段違いで構成も4部作の劇場版として制作されているので無理がない。最初の「序」を見たところTVシリーズを忠実になぞっているような印象があったが、「破」で、これは旧来のものとは違うものと認識し、「Q」に至って全く別物との思いを強くした。(「Q」ではまた叩かれて監督が病んだらしい。前出の「さようなら全てのエヴァンゲリオン」による)
そして、今回のシン・エヴァンゲリオン劇場版である。監督が旧劇場版の難解な解釈を捨てて、すっきりとした結末を用意してくれたことに感謝したい。これでもう終わりである。
26年に及ぶ旅は完全に終了した。全く何の悔いも無く、未練もない。(つまりエヴァロスは起こらない=そんな作品はめずらしい)それこそTV版の最終回のようにみんなで拍手したいくらいだ。

決定版ができた。これから見る人は新劇場版の4作品だけ見ればよい。旧来のTVシリーズや旧劇場版は捨て去ってかまわない。(もはやノスタルジー以外の価値はない)


本放送当時(1995年10月)自分は大阪在住で視聴可能だったのだろうが、水曜日の18:30という放送時間は到底見られるものではなかった。当時、アニメーションに対する興味を失っておりGAINAXの新作といえども見ることはなかっただろう。(事実、知りもしなかった)
ハマったのは、得意先の方から「エヴァンゲリオンすごいらしいよ」と聞いたのがきっかけ。既に5巻目(10話)くらいまでリリースされていたLDを買い始め見事にハマった。1996年6月頃か?当時このためにLDプレーヤーを買った人が多数いたという話である。
最終的には全巻購入して購入特典のLD(作り直された21話から24話までのTV放送版を収録)も手に入れている。
当時LDソフトは1枚もので4700円程度2枚組で5,700円程度が普通でブロックバスターと呼ばれる話題作は3,800円で売り出されるのが普通だった。(3,800円は十分安いと思えた)
エヴァンゲリオンのLDは二つ折のジャケットに入っているがLDは1枚(標準LDで片面30分収録、両面で2話分)で確か5800円だった。(当時制作だった鶴巻さんのライナーノートは価値があると思うが)24話まで1枚当たり2話で24÷2で12枚。25話と26話はそれぞれ1枚だったので合計14枚。×5,800円で81,200円の投資をしたことになる。(今や昔である)
キングレコード(スターチャイルド)はぼろもうけである。当時も大月さん宅が御殿になったといわれていた。(噂もしくは冗談、または、やっかみ)

この辺りからパッケージメディアが商売になると気づき、アニメ制作は増加し始めた。
現在では一般的となった深夜帯のアニメ放送も、きっかけは「新世紀エヴァンゲリオン」の再放送が深夜帯でありえない視聴率を取ったことだったといわれている。

ただ、自分の中ではエヴァンゲリオンだけが屹立した独立峰的存在で(まあ、宮崎駿作品は見ていたが)他のアニメ作品にはあまり興味を持てなかった。
「エウレカセブン」(2005)が出現するまでは…

OCB-1(オヤイデコンセントボックス1号)はオーディオ用の元祖的電源タップだが実際どうなのだろうか。

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ケースはNational 製
必要なコンセントの数は①プリアンプ、②パワーアンプ、③レコードプレーヤー、④CDプレーヤー、⑤カセットデッキ、⑥フォノイコライザーで埋まってしまう。
これまではアンプにあるサービスコンセント(連動・非連動)を活用していた。(せざるを得なかった)

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電源コード側のコンセントの品質が最も高いのでそちら側にパワーアンプとプリアンプを接続。一番遠い側にCDプレーヤーを接続した。(デジタル系の影響を考慮、できるなら同一のタップに繋がない方がよい)

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電源ケーブル(Li/50)は布巻
今回の入れ替えでカセットデッキも繋ぎなおしSU-C1000で聴けるようになった。これも驚くほどよい音で、カセットテープはまだまだいけると思った。
CDプレーヤーとして接続しているRD-VH7PCにはチューナーも内蔵されているので、数十年ぶりのFMエアチェックも可能だなと思った。(録音して何度も聞くような番組はもはやないのだが…)
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ゴムのプラグもNational 製
肝心の電源タップによる音の向上だが、それほど顕著なものではないにせよ、音の雑味がなくなったというか、スムースな音になったと感じている。ベルデンの時はややこってりとした艶がのった感じになったが、OCB-1ではスッキリした感じだ。総じて好印象。なにより6個のコンセントを気にせず使えるのが良い。
オーディオにおいて電源(または電源周り)が重要というのは現代においては常識だが、1980年代にそのような発想はまだなかった。得に電源ケーブルやタップで音が変わるなんて思われていなかった。そんな中作ってみたら音が良かった的な感じだと思うが、OCB-1は誕生し40年にわたって製造されている。現在手に入るのはOCB-1STⅡだが試しに使ってみては…

オヤイデ電気のショップの解説に以下のような記述があった。

オヤイデ電気は電線専門店として1952年に創業。それから30余年の後、現在に続く革新的な製品が生まれました。
「音が良くなる電源タップ」というキャッチフレーズで登場した、“OCB-1”(オヤイデコンセントボックス1号)です。

まだ、電線=ケーブルで音が変わる、といった概念が存在しない時代、故江川三郎先生がこのOCB-1に着目し、ケーブルとオーディオの関係が注目されるようになりました。

以来、時代と技術に歩を合わせ更新を続けてきた“OCB-1”。

以上引用

この記述によるとOCB-1シリーズは1980年代前半に開発されたようだ。登場から既に40年、シリーズと呼ぶにふさわしいバリエーションがある。
現在、最もスタンダードなOCB-1 STⅡは14,300円(直販価格)オリジナルケースにオヤイデオリジナルのLi/50ⅡケーブルとPanasonicの3口コンセントを2セット埋め込んだものである。

自分が買ったものはOCB-1 STⅡの直系のご先祖様というべきOCB-1(型式不明・80年代製?)である。
ケースはオリジナルではなくNational 製のコンセントボックスで、3つ口のコンセントもNational 製。そこから延びる電源ケーブル(3m)はオヤイデ電気オリジナルのLi/50(布巻でコタツの線のよう)である。
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購入したのはペイペイフリマで同時に2種類のOCB-1(型式不明)が同じ出品者から出品されていた内のひとつ。5,000円で購入した。
今から思えばもう一種類(2Pコンセントが3口独立している形だった)の方がグレードが上だったように思うが、3つ口コンセントを手持ちのホスピタルグレード3P二口に交換することも考慮して、こちらのよりスタンダードな方を選んだ。(微妙に後悔している。コンセントボックスのプレートはPanasonicの汎用品なのでいくらでも交換可能だった)
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「便利で音が良くなる」の表現は現代ではグレー?
箱に貼ってある小柳出電気商会の説明文には特にコンセントの説明はなく、主にメインの電源ケーブル(Li/50)の説明に終始している。(自社開発品だから?)
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ケースそのものに貼られたシールには「CD」の文字が見え、1982年以降の製品だとわかる

電源タップはベルデンのものを使用して音が変わった(プラシーボ効果の可能性あり)経験があり、期待している。(本当は6口あるコンセントと3mの電源ケーブル=主に設置の問題で選んだのだが…)

つづく

HMA-4580をメインのパワーアンプとするために寝室システムのレイアウトを変更した。
かなり高温になるHMA-4580はテーブル下にスタンドアローンで設置。上下左右に機器の設置をしないこととした。もともと貧弱なゴム足しかないので、足の下に木製のブロックをいれてさらに浮かした設置とした。
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リプレイスするはずのPanasonic SU-V900はテーブル上に移動。(少々思うところがあり…)
結局外れたのはCDプレーヤーDP-990SGだった。
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HDCD再生機能があるRD-VH7PCをCDプレーヤーとして使用するためというのは建前で、以前から読み込みの不良が起こっており、このところCDが読み込めなくなっている。(寿命?)いちど中を確認して状況を確認しなければならないが、とりあえずこのシステムからはずした。

この陣容を実現するために秘密兵器を導入したのだが、それは次回紹介する。

動作を一切しなかった、KENWOODのレコードプレーヤーKP-727。再生(蘇生)の可能性を探ってみた。
この機種はコントロール部分が蓋の裏側にあり、蓋をはずせばアクセスできる。
蓋にあるビスを三本はずせば蓋自体を外すことができる。
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ビスは六角レンチで外す
蓋はかなりしっかりしたもので重量があり、全体の剛性に寄与している。(蓋を外した際に通電して確認したが、ボタンが使用可能になっていた。なぜかはわからない)
それを外すと現れるのがコントロール基板だ。
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小さなモーターと、基板、カートリッジを動かすワイヤーが見える

この状態で動作確認を行うと、どうなっていたかがわかった。
電源は入り、サイズ確認のためにターンテーブルは回るのだが、カートリッジをコントロールするワイヤーを動かすためのモーターとその駆動を伝えるプーリーの間にかかっているゴムベルトがゆるゆるで動力を伝えられず、モーターだけが空回りしている。
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試みにこのプーリーを指で回してみるとカートリッジはレコード外周に向かって移動をはじめた。
これさえ動けば使えるのではないかと思った。
ゴムベルトを調達しなければ…



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