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SU-C10001995年にSE-A1000(パワーアンプ)と同時に発売されたコントロールアンプ。セパレート型としては最廉価クラスの60,000円という価格で発売されていた。(SE-A100070,000円)特徴はなんといっても蓄電池(Ni-cd)によるDC駆動。

ハードオフにて7,700円(3か月の保証付き)

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ACアダプターは嘘 


実はひと月ほど前から別のハードオフでSU-C1000の後継機種SU-C1000M216,500円で販売されており、少々心惹かれていたが、気づいたら売れていた。

中古は一品もので一期一会、縁が無かったということで納得(特別必要ないしなあ、コントロールアンプ)していたのだが、7,700円なら買っちゃおうという気になってしまった。

動作保証ありなのだが付属していたはずのリモコンはなく、肝心のバッテリーは「無し」という状態だった。バッテリーのトレイはあって店頭で引き出そうとしたが上手くいかなかった。(その原因はのちほど明らかになるのだが…)

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初代とMk2は筐体サイズやレイアウトは同じだが高級感が違う(定価も5,000円アップしている)ボリュームノブとセレクターノブに銀のリングが挟まり、さらに初代ではBATTERY OPERATIONとだけ書いてあったバッテリーハッチ正面にイタリック体・金文字でC-1000Mk2の文字が追加された。(これだけでずいぶん印象は変わるものだ)

機能としての違いは出力が2系統に増えたこと、中身の違いは初代でも特徴だった竹繊維混紗コンデンサーが竹繊維の混紗率を高めたものに変更されていることぐらいか。

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BATTERY OPERATIONと書かれている部分にバッテリーパックが収納される

バッテリーについては95年当時の充電池(Ni-Cd)が使えるはずもなく、電池無しのAC電源での使用も可能と知っていたから、まあいいかと思っていた。

使える充電池を気長に探そうという気持であった。(ヤフオクやネットのバッテリーリフレッシュサービスを使えば手に入れることは可能のようだったが、本体並みかそれより高額の費用が掛かる=5,000円程度から19,800円ぐらいまで)ネットでは100円ショップの充電池を使用したバッテリー交換の実例も上がっていた。(もともと乾電池8本分の電圧で使用可能だった)問題は充電・放電が問題なくできるのかどうか。発火や爆発の危険性があるのかどうかということだろう。

現在の充電池の主流はスマホやPCなんかがそうだがリチウムイオン電池である。メモリー効果もなく(と言われている)優秀な充電池だが、95年当時はまだ一般的ではなかった?ここで使用されるのはNi-Cd(ニッカド=ニッケルカドミウム電池)である。瞬発力があってラジコンなどにも使われていたが、現在は乾電池用途の充電池はニッケル水素(Ni-WH)が一般的なようである。(Ni-WH代表格はエネループ=三洋電機が開発。今はPanasonic

 

確保して持ち帰り、外観などを撮影していた際に、中から異音がした…

つづく

以前の記事で書いたことがあったが、60年代から90年代末にかけて、FM番組表をメインにしたFM誌というものが発行されていた。

三大FM誌といえば発行順に「FMfan」(1966年創刊・共同通信社)「週刊FM」(1971年創刊・音楽之友社)「FMレコパル」(1974年創刊・小学館)となるだろうが、実は発行部数が一番多かったのは最後発の「FM STATION」(1981年創刊・ダイヤモンド社)だった。(三大の中には入らない)

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FM誌というのはFM放送の番組表を中心に音楽の情報を掲載した雑誌。隔週刊(のちに月刊になったものも)

なぜそんな雑誌が存在したかというと、当時カセットテープに番組を録音する(エアチェックという)ことが一般的で、事前に番組表でどんな曲がいつ放送されるか知ることは重要だった。

NHK-FMなどではLPをまるまる放送したりもしていたので、レコードを頻繁に買えなかった当時の我々には強い味方だった。(NHK-FMの弱点(?)は7割方(イメージです=エビデンス無し)クラシック音楽だったこと)

80年代初頭、まだCDは存在せず、レコードはなかなかの高値で買えなかった。いきおいラジオ放送のエアチェックで聴くしかない(または貸しレコード店でレコードを借り、テープにダビングして聴く)そんな時FM番組表が必要になる。音質的にもAMは選択肢に入らなかった(当時、AMステレオ放送はなかった)

 

80年代後半JWAVEを嚆矢としたおしゃれFM局の開局で生番組が増え、曲にトークを被せるのが一般的になった。(曲がまるまる放送されることが減ってしまった)現在はFM-TOKYO系(JFN系列)でも普通にイントロで曲紹介するし、NHK-FMでもクラシック曲以外は同じ感じである。(ただ、ひるの歌謡曲番組はきっちり曲全部をかけ合間に数曲ずつ曲紹介するという昔ながらのスタイルである)

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90年当時の実際の番組表 この日は竹内まりやの特集で10曲オンエア 曲の演奏時間が書いてある 番組の地の部分はアーティスト紹介と曲紹介のみである

現在は録音メディアというものがはっきりした形で存在しない(MDは消滅し、カセットテープは少数派、USBメモリーやSDカードへの録音は可能だがそれ以降の使い勝手は良くない)ので曲を聴く目的でエアチェックする人も少ないのではないかと思う。CDの出現やその後のDAPやネット配信は音楽の所有の仕方、聴き方を大きく変えてしまった。

 

さて、今回手に入れたのは「FMfan」199018日~21日(1990年No.2)号である。(PayPayフリマで送料込350円)30年前の雑誌、相当日焼けしている。この号を買ったのは表紙がクインシー・ジョーンズの「Back on the BLOCK」だったから。当時、相当聴いていたアルバムである。

三大FM誌の中ではコンテンツ(クラシック)寄りの内容で米Billboad誌と提携しておりチャートが充実していた。ちなみに今号の特集は「80年代を演出した名盤260ポピュラーミュージック編」であった。(ここでいうポピュラーミュージックとは洋楽の意味で使われている)

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なぜか大瀧詠一「 A LONG VACATION」が入っている 名盤揃い

アーティストインタビューや新譜の情報も多めであった。

オーディオ系の記事では有名な「長岡鉄男のダイナミックテスト」が連載されており(この号は468回目)割と辛辣なことが書いてあり、面白い。468回目ということは月2回刊と計算すれば約20年連載していることになる。

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他の二誌、「週刊FM」はコンテンツ寄り(国内アーティスト)「FMレコパル」はオーディオ寄りのイメージだった。「FM STATION」は大判サイズでカセットテープのインデックスが特徴だった。

当時、自分は完全にFMレコパル派で買うとすればFMレコパルだった。(買う機会自体あまりなかったが)オーディオに特化した「サウンドレコパル」という雑誌もあったが統合されて「月刊サウンドパル」となった(FM番組表なし)以前の記事(18年7月10日)参照


ちょっと気になった記事
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バーンスタインがベルリンで第九と書かれているが、ベルリンフィルを振ったわけではない。(バーンスタインがベルリンフィルを振った回数はごくわずか=カラヤンが許さなかった。89年12月時点ではカラヤンは亡くなっているが)
1989年壁が崩壊したベルリン(地名)のクリスマスコンサートで第九の指揮をした。という記事である。
オーケストラは旧西側のバイエルン放送楽団に東ドイツのシュターツカペレ・ドレスデン、アメリカのニューヨーク・フィルハーモニック、イギリスのロンドン交響楽団、フランスのパリ管弦楽団、ソ連のキーロフ歌劇場管弦楽団の計6つのオーケストラの団員が参加した特別な混成チームであった。各国の団員が一緒に「自由への賛歌」(バーンスタインは「Freude(フロイデ=歓喜)」を「Freiheit(フライハイト=自由)」に変更して歌わせた)を歌い上げるという、とてつもないプロジェクト。バーンスタインでなければ実現しえないコンサートであった。(CDリリースされているので聴くことができる)
ベルリンの壁崩壊は既に歴史的出来事であるが、そのころ聴いていたアルバムや曲の事を考えると、それほど前に思えないのはなぜだろう。

WYVERN(ワイバーン)とはDragonに似た架空の生き物で英国の紋章に使われる。(Dragonとの違いは足の数。WYVERNは腕部分が翼になっており2本足。Dragonは一般的に腕があり翼は背中に生えている)

あまりピンとこないのだが、WYVERN AUDIOとなるともっとわからなくなる。

とはいえこの名前で検索すると販売サイトは山のようにヒットする。(特に楽天市場)どこのショップでもリーズナブルなスピーカーケーブルとして販売しているが、メーカーの情報はほとんど記載がない。これだけ大量に出回っているということは、大々的に扱っている卸か代理店があるはずだが、表に出てくることはない。

 

仕様はよくわからないのだがAmazonでは以下のように書いてある。

ケーブル:200×2、スピーカー線 3m/LR2本一組

ケーブル径:4.55mm

ケーブルカラー:ブルー

線材の種類については高純度OFCという記述をどこかで見かけた。(情報の確度はわからない)
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DENON AK-2000との比較 奥がWYVERN AUDIO

このケーブルの特徴は末端処理がされているということ、自分が買ったものは片側がバナナプラグ、片側がピンプラグのものだった。この処理については十分に丁寧で好感の持てる仕上りだった。

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ケーブルの線材については銅色がやや薄い(銀っぽい)さらに巻き数がやや少ないように見える。(銅の表面が粗削りのようにみえる=そんなわけはないが)

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音に影響があるかどうかはわからない。実際に音を聴いてみる。

現在、寝室システムのメインはPanasonic SU-V900KENWOOD LSF-555ortofon SPK-500で繋いでいるが、SPケーブルについてはこれに決まりかなというクオリティを見せておりここはいじりたくない。

今回サブのTOPPING TP-22(未修理)にBOSE 111ADWを繋いで聞いた。

 

TP-22はバナナプラグ対応のためバナナプラグはアンプ側に、111ADW側はバネ式端子なのでピンプラグを使用。

 

もともとTP-22は筐体の大きさを大きく超える元気のよい音を出し、111ADWも小口径ワンウェイの見通しの良い音だが、このケーブルに変えても固有の音が載った感じはしなかった。良くも悪くもアンプ、スピーカーの性格そのままの音だと感じた。

素直な癖のないケーブルだとはいえる。

 

事前に同じ組み合わせでよりスタンダードな色合いのPioneer OFC LC CORDで聴いてみたが、解像感はこちらの方が上だった。

 

WYVERN AUDIOはごく普通のケーブルといえる。末端処理をしてこの価格ならお買い得かもしれないが、それに価値を見出せない人にはお勧めできない。

デビュー前にFM大阪(一時期FMOH!→2020年FM大阪に戻ったそう)でDJをしていたaikoは大阪ではプチブレークしており、名曲「花火」で全国的に認知され、さらにそのあとの「カブトムシ」で完全にブレークした…

自分の大阪時代末期にFM802(在版FM局)でヘビーローテーションに選定されていたのがaikoの「花火」だった。「これは売れるわ」と思っていたらブレイクした…

と、ここまで書いて事実関係を確認したら、この記憶は全くのでたらめと判明した。

自分が大阪を引き払ったのは1997年の晩秋のこと、長野オリンピック(1998)は地元で見ていた。
aikoがインディーズデビューしたのが199712月(ニアミスはしている)、メジャーデビューはその翌年の19987月シングル「あした」。シングル「花火」の発売は19998月…1999年にFM802を聴けるわけが無いのである。(当時radikoも存在しない)
さらにFM802のヘビーローテーションのバックナンバーを確認(FM802は過去すべてのヘビーローテーション選定曲を公開している=自信の表れ)したが「花火」がヘビロテだった事実もなかった。(ちなみに19998月のヘビロテ選定曲はcool drive makersCall my nameだった。FM802の選定基準ではタイアップ曲や既に有名になったアーティストは選ばれない。開局以来演歌やアイドル(AKB系もジャニーズ系も)の曲は流さない!独自のポリシーを持った局である)

嘘じゃん!完全にっ!どうしてそう思っていたのかは定かではないが大阪時代から見守っている気満々だった。このあたりにも今回の誤解の一端があるのだが二十数年経って初めて知った真実があった。

ここからが本題。

 aikoのデビューアルバムは「桜の木の下」ではなかった!

 

いや、勝手に思い込んでいただけなので、他の人からみると「何を言っているのか。当たり前ではないか」という話なのだろうが、「桜の木の下」がデビューアルバムだと思い込んでいた。

事実「桜の木の下」は200031日発売の“セカンド”アルバムで3rdシングルの「花火」

4thシングル「カブトムシ」5thシングル「桜の時」が収録されている。大ヒット曲が含まれるこのアルバムは100万枚以上売れたミリオンセラーである。

 

「花火」がデビュー曲でないことは知っていたが、(「桜の時」がデビュー曲だと思っていた=いいかげんなものである)デビューアルバムでブレイクという印象だった。

実は1999年4月21日にリリースされた「小さな丸い好日」がデビューアルバムだった。
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1998年~1999年はCDが最も売れた時期で(逆にいうとそれ以降は減少の一途をたどる)aikoがデビューした98年には浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、椎名林檎、MISIAもデビューしている。この顔ぶれをみただけでいかにCDが売れていた時代かわかる。宇多田ヒカルの「ファーストラブ」の800万枚超は別格として、その他の4人もアルバムミリオンを達成している。
ちなみに前述のFM802のヘビーローテーションに宇多田ヒカル(1998年12月「AUTOMATIC」)椎名林檎(1999年2月「ここでキスして。」)が選定されていた。
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20年以上たってこのアルバムを聴いたのだが、aikoは最初からaikoだとわかる安定のクオリティだった。すごいのは(新人なのに)11曲中6曲にタイアップが付いていたこと。(最初のシングルは自作曲ではない(=aikoのキャリアの中で唯一)し、タイアップなのでFM802のヘビロテには選定されないであろう。事実されなかった)
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シングル曲は1st「あした」(映画「トイレの花子さん」主題歌)と2nd「ナキ・ムシ」(ロッテ「シナモンガム」TV-CMソング)が収録されておりこの2曲はシングルベスト(aikoの詩)にも収録されていた。シングルベストより前にリリースされたベスト”まとめ2”にはこのアルバムから「歌姫」と「ジェット」が収録されている。聴く機会は何度もあったのである。
「花火」や「カブトムシ」を待つまでもなく十分にヒットメーカーとしての力量を備えていた。聞いていなかったのが僥倖というかラッキーとも思える。1枚だった。

特別意味はない(YAMAHA NS-BP200に飽きた?)のだが、実家に置いてあったKENWOODのスピーカーと入れ替えてみた。

LSF-5551996K’sシリーズ第二世代(上級コンパクトコンポ=ハイコンポ)用のスピーカーとして開発され単体販売もされた。価格は2本セットで50,000円。同時期に下位機種LSF-33334,000円)と上位機種のLSF-77790,000円)が発売されている。

K’sシリーズは、、サイズはコンパクトだがトーラストロイダルトランスを採用したプリアンプなど基本性能が高く音も良い(値段も高い)との定評があった。このスピーカーも能率が低め(85db)で鳴らしにくいといわれている。KENWOODTRIO)はもともとアンプメーカーでアンプの品質には自信があったのかもしれない。(低能率でもドライブできる?)

 

寝室システムはあくまでサブシステムなので小型デスクトップスピーカーでニアフィールドということを堅守していたが、小型(デスクトップ)スピーカーの限界も見え始めていたので、小型ブックシェルフスピーカーの導入を決めた。

実家に置いてあって使用していないスピーカーの中で、自分的に高評価なビクターのSX-300YAMAHA NS-05を導入する方が理にかなっているのだが、あえて、鳴らしにくいLSF-555を持ってきた。

この機種は試聴回数が少なく本当の実力がわからないと思っていて、Panasonic SU-V900で鳴らしてみたいというのがその動機だ。

 

横幅が62㎜増えテーブルからはみ出すようになった。無理やりインシュレーターを置いて設置。セッティングに問題ありなのは承知の上で音を出してみる。

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 こんなセッティング良いわけない

一聴して低域の量感が増し、NS-BP200が所詮デスクトップ型の小型スピーカーだったと思い知る。置けるならこれぐらいのブックシェルフ型のスピーカーにすべきであろう。

SU-V900は問題なくドライブしておりCDにおいて9時くらいのヴォリューム位置で十分な音量が取れる。ただ、もう少し上げた方が全体域のクオリティが上がるのではないかと考えている。

本体の重量が8.1㎏とまあまあの重さで安定感のある鳴り方をする。(重量はスピーカーの大きな要素、小型スピーカーの欠点はそこ)

そして定位感が良い。この機種は点音源を目指して作られたようで、バッフル面ががスラントしておりウーハーとツィーターが同一面にありながら距離が違うという設計になっている。そのためハウジング自体が台形のフォルムとなっている。(この機種の特徴である)

アルミダイキャスト製のバッフル面が左右対称な形になっている。(LR専用設計)

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ツィーターにつぶれがある この機種固有の症状である(指でつぶさなくてもつぶれることがあるらしい)
とにかく本格的なスピーカーはかくあるべきという感じで、NS-BP200には戻れない。

本格的なセッティングをするためのスタンドは必須だと感じた。あと、もう50㎝は離したい…となると寝室システムでは無理なのだが…

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LSF-777のウーハーにはコルゲーションリブがある こちらは真っ平
ちなみに上位機種のLSF-777は同じユニット径(ウーハーユニットは微妙に違う)、近いネットワークを使用しながら、本体のハウジングを無垢材で仕上げたものである。音の面では大きな違いが無いのかもしれないが、モノとして価値(質感)は大きく異なる。故長岡鉄男氏が絶賛したこともあり中古価格も大きく違う。倍くらい違うのではないか。(新品価格も倍ほど違うが)
セッティングをどう追い込んでいく、かどうか思案中である。




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