以下の内容はhttps://retroaudio.blog.jp/archives/2020-02.htmlより取得しました。


ここのところブックオフの閉店セール(ついに終了いたしました)にかまけて、ほかの記事をあまり書いていなかったが、その間にヤフオクでKP-880用のシェル(HS-51)を購入していたのだった。
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DS(ダイナミック・スタビリティ)トーンアーム=ナイフエッジを内蔵

KenwoodのレコードプレーヤーKP-880は以前の記事でも書いたが基本的なポテンシャルが高い名機だ(と思う)が、そのポテンシャルを発揮するためにストレートアーム(上記)を採用している。そのため専用シェルが必要となる。80年代の機種なのでオプションの部品が残っているはずもなく、中古市場で探すしかない状況だ。
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Technics EPC-205II(家電系メーカーと侮るなかれ)
メインのカートリッジはTechnics EPC-205IIと決めているので(これを選んだ経緯は過去記事参照のこと2018年11月15日)これを常用しているのだが、たまにほかのカートリッジを使いたい時がある。(状態の悪いレコードを再生しなければならない時や、ロックなLPを再生したいとき等)そのたびにカートリッジの取りはずし、接続、調整を行うのは現実的ではない。やはり替えのシェルが欲しいのである。
実際KP-880購入後何度かHS-51(または互換機)を購入しようと試みたが、そのたび価格が上がりすぎて(5000円台後半~7000円台)購入をあきらめていた。今回同様の商品が同時に複数販売されている状況が生まれ、駆け引きのなかで、5,250円(+送料260円)で落札した。(2020年1月25日)オヤイデのケーブルを使った新品のリード線も付属しており、まあしょうがないという価格だと思う

はやる気持ちを抑えられず、購入品の写真も撮らずにすぐ結線して試聴した。使ったカートリッジはシュアのM75B(カモメ)
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スタイラスはJICOの互換針(新品)

ベストセラー機M44Gとそっくりなボディで音の傾向も近いのだが、よりスタンダードな鳴り方である。が、全方位に広がるHIFIな鳴り方のTechnics EPC-205IIとは違う音である。低音の押出が強くなり元気のよい音になる。(M44Gは独特な低音と高音域を強調した音になる)

カートリッジを替えられるのは楽しいなあ。レコード試聴の魅力の一つだと思う。

前回の記事でビクターのレコードプレーヤーAL-E11はトーンアームがダイナミックバランス型と書いた。
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AL-E11のトーンアームの支点部分はブラックボックス(どうなっているかわからない)


この方式と対になるのがスタティックバランス型だ。
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支点の向こうに錘(カウンターウェイト)が見える(KP-880)

レコードの再生においてスタイラスに一定の重さをかけることが必要(これを針圧という)で、そのかけ方にこの二つの方式があるということだ。

スタティックバランス型は錘とカートリッジ部分が釣り合った状態を0とし、そこから錘の位置をカートリッジ側に動かすことで針圧をかけていく。(平衡状態からカートリッジ部分が下がる状態)錘の位置によって針圧を調整することができる。

ダイナミックバランス型は錘=重力ではなく、バネを利用してレコード面にスタイラスを押し付け針圧をかける。多くの場合本体の調整用ダイヤルを使って針圧調整する。
AL-E11の場合インテグレート型トーンアームでこれ以外のカートリッジを使えない(カートリッジの重さと針圧は一定)ので調整は必要ない。(というかできない)

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DENON DP-37F カウンターウエイトがない構造(ダイナミックバランス型)

DENONは切れ目なくレコードプレーヤを売ってきたメーカーだが、自分は90年代に一度断絶があったと考えている。その断絶前最後の機種(と思われる)DP-37Fはダイナミックバランス型のフルオート機で高コンプライアンス型のカートリッジに対応していた。(この頃DENON製のカートリッジは軽量型が主流だった)フルオート機でメインストリームでないにしろDENONはダイナミックバランス型のメリットを認めていたということだと思う。(この機種は結構長い間販売されていた)

ダイナミックバランス型のメリットとしては重力とは関係なく一定の力をかけ続けることができるので、プレーヤーの傾きや振動に対して影響を受けないということがあげられる。針圧が安定しているということだ。

しかしながら、現在見られるトーンアームのほとんどはスタティックバランス型である。
錘を変えれば重たいカートリッジ(SPUとか)を使用できるし、針圧の小さい高コンプライアンスタイプのカートリッジでは原理的に有利になる。高品位なダイナミックバランス型のトーンアームより構造が簡単で作りやすいということもあるかもしれない。(もちろん超高品位タイプはその限りではない)
ということで一部の機種以外でダイナミックバランス型トーンアームを見ることはなくなった。

今回、発売当時に1万円台で買えていた機種の音が思いのほか良いので驚いた。調整が完全な状態だと価格はあまり関係ないのかも知れない。と思える1台だった。
現在、ION Audioやオーディオテクニカに似たようなフルオート機が存在するが同じようなクオリティなのだろうか?だとしたら入り口としては十分なものだといえる。

ついに割引率が80%に(例のブックオフが…)
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最初の段階から1,980円で売っていた、レコードプレーヤ ビクターのAL-E11を買うことにした。
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80%オフで396円。
既報の通りリニアトラッキングのレコードプレーヤー(Lo-D HT-L55)を買っていたので、これはスルーしていたが、この金額ならば(ジャンクレコードのトレース用に)ということで購入した。
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ほとんどプラスティック素材の軽量設計(2.4kg)

ただ、1986年製とは思えない状態のよさ(新品同様だ)汚れもホコリもほとんどなかった。
実際聞いてみると、ターンテーブルも安定していて何より音にノイズが乗らない。(針の状態がすこぶる良いのかもしれない=新品?)30年以上前のものとは思えない。ベルトドライブなのでベルトの状態によっては再生が不安定なこともありうると思っていたので少々拍子抜けした。
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スピードスイッチ

操作方法は簡単でスピードを合わせ

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スタートボタンの横にサイズ(30か17)ボタンがある。

サイズを設定してスタートボタンを押すだけで、ターンテーブルが回転し自動で針を落とし再生がスタートする。(電源のスイッチはありません)

やや動きにぎこちない(渋い)部分もあるのだが、音については安定している。ジャンクレコード用にしようと思っていたのだが、状態が良すぎてもったいない気がしてきた。
不思議なことにLo-D HT-L55ではノイズがひどすぎて、駄目だと思ったレコードも当機で再生すると気にならないケースがあった。これはLo-D HT-L55の針の状態が悪いのか、当機のカートリッジが鈍感で微細な音を拾えないのかよくわからないが、ラフに使っても割と良い音に聞こえる。
当機のトーンアームがダイナミック・バランス型を採用していることが関係しているのかもしれない。

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総プラのカートリッジ周り

ことのほか状態が良くて、どうやって使えばよいかわからなくなってしまった。
悩ましい。

70%オフで買ったものシリーズ(もういい加減にしろって感じですよね)

使い道のよくわからないポータブルCDプレーヤー続き。
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SONY Discman D-33   (1991年発売)
200円の70%オフで60円
Panasonic SL-CT490の翌日に購入。D-33の方を先に買っていたらPanasonicの方は買わなかったかも…。
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単三電池4本で駆動

CDの盟主SONYが作ったポータブルCDプレーヤー。作りの堅牢さは2000年代以降のポータブル機にはみられないものだ。(その分分厚く重いのだけれど…)それでも30年前の機種、動作するのか微妙だと思っていたが、普通に使えた。(堅牢!)
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ボタン類もしっかりしたもの

音飛び防止の仕組みなどは新しいものがより進化していると思われる(1990年代と2000年代ではメモリ価格が段違い)がCDを再生する基本部分は、よりお金を掛けられた90年代のほうがつくりが良いと思う。
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こういうところ

基板にもコンデンサーが使用されていたり、オーディオ仕様である。外部出力端子があるのも自分所有のポータブル機では当機だけである。(据え置きでの使用も考慮されているようだ)

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8倍オーバーサンプリングのデュアルDAコンバータと書いてある

スペックだけなら自分が常用しているCDP-227ESD(1987)より上である。

しばらく使用してみようと思っている。

70%オフで買ったものシリーズつづき
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200円の70%オフで60円。(ACアダプター欠品のためワケあり品)

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Panasonic SL-CT490(2002年2月発売)
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単四電池2本で駆動
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液晶表示とボタン類

なぜかポータブルCDによくついている重低音ブースト機能はS-XBSという名前で搭載されている。

ポータブル機器は専用の充電池(カセットのウォークマンで採用されていた板ガム型のあれ)仕様かどうか確認しなければならない。乾電池駆動なら使い続けられる可能性が高い。
この個体も普通に使えた。(最初ホールドボタンが入っていたため動作しなかったが、解除してやると普通に使えた)
以前アイワの製ポータブルCDプレーヤーのジャンク品を1,000円で買ったが、これは60円である。そして、多分こちらのほうが性能が高い。

使い道があるかどうかが問題なのだが(このところ全部そうだ)実はもう1台ポータブルCDプレーヤーを買っていたのだった…

つづく




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