(ラウド)スピーカーに使われている磁石にはフェライトマグネットとアルニコマグネットがある。現在の主流はフェライト型でアルニコマグネットを使用しているものは少ない。音質的にはアルニコの方が有利と言われているが主にコストの関係でフェライトマグネットが主流となっているようだ。
ビクターでスピーカー設計を行っていた渡邉勝氏(現クリプトン)がインタビューの中でアルニコマグネットの価格は全盛期の20倍になったと語っていた。クリプトンは渡邉氏の思想に基づき密閉型、クルトミューラーコーン、アルニコマグネット使用のスピーカー(SX-500の仕様ですな)を作り続けている。
今回機会があってアルニコを使用している(と思われる)スピーカーを聞き比べた。
聴いたのは次の三機種、Victor SX−521、Victor SX-300、YAMAHA NS−05

いずれも本稿で取り上げたことがある
ここでアルニコ使用に関して歯切れがわるい理由を説明しよう。
NS-05とSX-521 に関しては公式に使用が謳われているのだがSX-300に関しては資料がない。
どころか前述の開発者渡邉氏のインタビューで「・・・アルニコを使ってみたくて企画したのが「SX-500」ですね。ただ、どうしても「SX-3」よりも価格が上がってしまうからと、営業部は大反対。当時でもアルニコはフェライトの3~5倍の価格でしたからね。それでフェライトを使ったもう少し安い「SX-300」っていうモデルも発売したんだけど、結局は「SX-500」の方が売れたんですよ・・・」と語っている。これではフェライトに決定じゃん。だが、ここに1枚の画像がある。

オークションに出品された際の画像
SX-300のウーファーとして出品されたHSA1620-01Mの画像である。これが本当にSX-300 のウーファーと言う確証は無いのだが型式まで記されていることを考えれば正しいような気がする。そして、壺型のこの形はアルニコ型の特徴である壺型ヨークではないだろうか。少なくともフェライトではない。
ということでアルニコ三兄弟に仲間入りとした。
ようやく試聴。アンプはsansui AU-α607XR CDはオレンジペコー「ポエティック・オー」
前にも書いたがSX-521(スコーカーだけがアルニコ)はツィーターが鳴らないジャンク品(未修理)で分が悪いのだが、一応聴いてみる。
SX-521はさすがの低域の伸びを示すも、もっさり感が拭えない。ツィーターが無いためなのかはっきりしないが・・・ちなみにSX-511も所有しているがこちらはそんな印象はない。
SX-300は最近の記事でも書いたが、中高音域、特に高音域が素晴らしくキラキラしている。低域も165mmのウーファーとしては頑張っている。やっぱこれかなーと思っていたが・・・
NS-05を聴いて、驚いた。すごく良いのである。最も口径の小さいウーファーと容積の小さいエンクロージャー(唯一バスレフ型)だが、中音域の品位が高い。もちろん低域が伸びているわけでも、高音のキラキラ感もないのだが、分厚い中音域で勝負している。細長いおもちゃ的な外観で損をしている。
特に女性ボーカルとの相性が良いのかもしれない。
ちなみにこの個体、前の記事の通りニコイチしたので両方共Lチャンネルである。(まともな状態で聴いてみたいものだ)良品があれば確保したいものだがほとんど無理になってきている。(殆どの個体でツィーターの断線の症状がある。または、それを修理した個体が多い)
今回視聴したものはそれなりに良いのはわかったが、アルニコだからなのかどうかはわからなかった。
ビクターでスピーカー設計を行っていた渡邉勝氏(現クリプトン)がインタビューの中でアルニコマグネットの価格は全盛期の20倍になったと語っていた。クリプトンは渡邉氏の思想に基づき密閉型、クルトミューラーコーン、アルニコマグネット使用のスピーカー(SX-500の仕様ですな)を作り続けている。
今回機会があってアルニコを使用している(と思われる)スピーカーを聞き比べた。
聴いたのは次の三機種、Victor SX−521、Victor SX-300、YAMAHA NS−05

いずれも本稿で取り上げたことがある
ここでアルニコ使用に関して歯切れがわるい理由を説明しよう。
NS-05とSX-521 に関しては公式に使用が謳われているのだがSX-300に関しては資料がない。
どころか前述の開発者渡邉氏のインタビューで「・・・アルニコを使ってみたくて企画したのが「SX-500」ですね。ただ、どうしても「SX-3」よりも価格が上がってしまうからと、営業部は大反対。当時でもアルニコはフェライトの3~5倍の価格でしたからね。それでフェライトを使ったもう少し安い「SX-300」っていうモデルも発売したんだけど、結局は「SX-500」の方が売れたんですよ・・・」と語っている。これではフェライトに決定じゃん。だが、ここに1枚の画像がある。

オークションに出品された際の画像
SX-300のウーファーとして出品されたHSA1620-01Mの画像である。これが本当にSX-300 のウーファーと言う確証は無いのだが型式まで記されていることを考えれば正しいような気がする。そして、壺型のこの形はアルニコ型の特徴である壺型ヨークではないだろうか。少なくともフェライトではない。
ということでアルニコ三兄弟に仲間入りとした。
ようやく試聴。アンプはsansui AU-α607XR CDはオレンジペコー「ポエティック・オー」
前にも書いたがSX-521(スコーカーだけがアルニコ)はツィーターが鳴らないジャンク品(未修理)で分が悪いのだが、一応聴いてみる。
SX-521はさすがの低域の伸びを示すも、もっさり感が拭えない。ツィーターが無いためなのかはっきりしないが・・・ちなみにSX-511も所有しているがこちらはそんな印象はない。
SX-300は最近の記事でも書いたが、中高音域、特に高音域が素晴らしくキラキラしている。低域も165mmのウーファーとしては頑張っている。やっぱこれかなーと思っていたが・・・
NS-05を聴いて、驚いた。すごく良いのである。最も口径の小さいウーファーと容積の小さいエンクロージャー(唯一バスレフ型)だが、中音域の品位が高い。もちろん低域が伸びているわけでも、高音のキラキラ感もないのだが、分厚い中音域で勝負している。細長いおもちゃ的な外観で損をしている。
特に女性ボーカルとの相性が良いのかもしれない。
ちなみにこの個体、前の記事の通りニコイチしたので両方共Lチャンネルである。(まともな状態で聴いてみたいものだ)良品があれば確保したいものだがほとんど無理になってきている。(殆どの個体でツィーターの断線の症状がある。または、それを修理した個体が多い)
今回視聴したものはそれなりに良いのはわかったが、アルニコだからなのかどうかはわからなかった。











