以下の内容はhttps://retroaudio.blog.jp/archives/2019-09.htmlより取得しました。


前回の記事を書きながら少々違和感を感じていた。SR5001の発売時期が2006年。結構最近ではないか。自分のイメージでは90年代、少なくともSACDが出る前のメディアという感じがしていた。SACDは1999年の発売だから、明らかにかぶっている。

HDCDを開発した技術者がそのライセンス企業PMIを設立したのが1996年。その後2000年9月にマイクロソフトに吸収合併されている。巨大企業マイクロソフトが欲しがるテクノロジーだったということか。
いつ頃HDCDソフトが販売されたのかがはっきりしないが、前回取り上げたHOOTIE & THE BLOWFISHのアルバムが1998年。HDCDと明示されていないが20ビットで収録されていると言われているMr.Childrenのアルバム「BOLERO」が1997年。遅くとも会社設立の翌年にはリリースされていたようだ。
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BOLEROのCD面 HDCDの文字はないが…

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COMPACT DISC DIGITAL AUDIOのロゴはある

このアルバムがHDCDフォーマットであると言う根拠は、リッピングソフトの挙動にある。
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MusicBeeでは24ビットで取り込み、HDCDの文字が見える



対応ハードウェアとしてToshiba SD-5000というDVD-AUDIO/VIDEO機が2000年10月に発売になっている。(東芝はHDDVDで惨敗しているがHD〇〇が好きなのだろうか。まあどちらもマイクロソフト絡みという点でも共通しているが)
それから6年後マランツのAVアンプにデコーダーが搭載されているので、足掛け10年は命脈を保っていたと思われる。

それにしてもソフトにHDCDと明示しないのはなぜなんだろうか。専用機が無いと再生できないと誤解されるから?クオリティの問題?いずれにしろこれでは日本で普及しなかったのも無理はない。
穿った見方をすれば直後に控えたSACDの発売のため敢えて明示しなかったのでは、と勘ぐってしまう。(特にSONY陣営)エイベックスは積極的にこの機材をつかったレコーディングを行っていたようだ。(ただ、やっぱりHDCDとは明示していない)

この稿を書くに当たり、参考にさせていただいているページがある。

「艦長日誌・私的記録DS9」埋もれたHDCDでハイレゾ音源を入手
https://gshoes.myqnapcloud.com/freo/index.php/view/620

と、いうページでHDCDに関して実に簡潔かつ平易でいながらかなり深い内容まで記述されており、これほどわかりやすいページを私は知らない。(ウィキペディアをはるかに凌ぐ)

本当に詳しい説明が必要な方はぜひ上記のページで確認をお願いします。(と、逃げを打っておいて)

本稿ではごく簡単に16ビットの器に20ビット相当のデータを入れることが出来たのかを書いてみたい。
HDCDでは「ディザ」を利用し低域のノイズを聞き取りにくい高域に押しやり空いた領域にむりやり20ビットのデータを押し込む感じで入れている。
記録再生にエンコーダー、デコーダを使用するので一定のルールで圧縮されたデータを使用することが可能であるが、完全なCDとの互換性のためもう少し複雑な仕組みを持つ。が、その説明は私の手に余まる。


HDCDは日本国内では一般化しなかったようで、対応機種があまり多くない。そんな中でもmarantzは積極的にHDCDデコーダーを搭載した機種を発売していた。

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マランツのSR-5001 HDCDのロゴが見える

SR-5001はその時期のエントリーモデルと思われるが。HDCDデコーダーを搭載していた。
調べると2006年。HDMIを搭載し現在でもかろうじて使えるスペックか。

それにしてもいつ頃までHDCDデコーダーを搭載していたのだろうか?(HDCDの終焉の時はいつ?)

つづく

最近買ったHOOTIE & THE BLOWFISHのアルバムにHDCDの表記があった。

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「Musical Chairs」(1998)

HDCDの存在は知っていたし、以前使用していたマランツのAVアンプにもロゴが入っていた。(対応機器だった)
 追記:これは自分の思い違いだった。自分が持っていたのはPS7400。対応したのはPS7500以降だった。
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HDCDのロゴ

しかし、それを意識したことはなかったし、HDCDのCDというものを意識的に買ったこともなかった。

PCで使っているMusicBeeというソフトでCDリッピングする際、HDCDだけ特別扱いになる。
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HDCDは24ビットで取り込むらしい。普通のCDでここにチェックを入れてもエラーになる。

よく考えたらHDCDとは何なのか知らなかった。普通のCDプレーヤーで再生可能ということぐらいしか知らなかったのである。

これを機会に少し勉強してみよう。
まずは基本的なことからHDCDとは…

HDCDとは「High Definition Compatible Digital」の略、ハイデフのCD(コンパクトディスク)という意味ではない。ハイデフの互換性のあるデジタルデータという意味のようだ。
以前本稿でCD(こちらはコンパクトディスクの略)が生まれる過程を取り上げたことがあった。当時の技術で16ビットのCD規格を立ち上げた男たちの話だった。そうやって生まれたCDも90年代に入り、技術の進歩により高音質化の技術開発が活発化した。そんな中でCDと完全な互換性を保ちながら高音質化できる規格として作られたのがHDCDだった。
CDの16ビットの中に20ビットのデータを入れ込む技術である。通常のCDプレーヤーでは普通のCDとして振る舞うが、HDCDデコーダーを持ったプレーヤー(アンプの場合もある)ではデータ間に埋め込まれた信号によってHDCDであると認識し、エンコードされた20ビットのデータをデコードし再生する。つまり、再生機側にデコーダーが無いとHDCDとして再生出来ない。本格的なシステムで聴いてみたいものだが…

では、16ビット規格のCDにどうやって20ビットのデータを入れ込むか…

次回につづく




少し前にONKYO DIRECTのアウトレットでONKYO のハイレゾ・スマートフォン DP-CMX1(B) GRANBEATを購入した。当時45300円の価格で新規入会割引があって5%引き43035円だった。


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アンドロイドOSのスマホDP-CMX1。2.5mmのバランス出力を備える

この機種のレヴューはいずれするつもりだが、今回は買い方のTipsを少々。

ネットでのONKYO直営店舗=ONKYO DIRECTではアウトレット商品のぺージがあり、型落ち品や箱汚れ品が安く買える。それはそれなりにワケアリなので買う買わないは検討しなければならないが、保証付きの商品がメーカー直で買えるのは安心感はある。
アウトレットに限らずONKYO DIRECTで買い物する時の裏ワザをご紹介しよう。

ONKYOの株主にはONKYO DIRECTで使える「株主優待」がある。株の保有数にしたがって1000円分、3000円分、6000円分、8000円分と別れている。この「株主優待」
は各株主に送付されるコードによって値引きされる仕組みで、ヤフオクあたりで結構出品されている。
実際落札して使ってみた。試しに1000円の株主優待を99円で落札して出品者さんよりコードを教えてもらう。(郵送とかはしない。取引連絡で教えてもらう)実際ショップでコードを入力したら使えそうだった。
割引の適応は1回の取引にひとつ(コードの入力欄がひとつだけ)なので新規入会5%割引との併用はできなかった。割引率を考慮して5%引きで購入した。

その後、ONKYO純正のケースと2.5㎜バランス入力のイヤホンを購入する際株主優待を使った。
ケースとイヤホンの合計金額は11040円。先に書いたが割引は併用出来ないのでできるだけ高額な優待のコードを手に入れた方が良い。自分は1000円のコードを留保したまま新たに8000円の優待をヤフオクで落札した。
何故か自分の入札したものに入札してくる人物がいて競ってしまい4000円の落札価格になったが、3000円程度で落札できることもあったと思う。コードのみの連絡なのでその他の費用はかからない。4000円程度得したことになる。

確実に買う品物があるのであればひと手間増えますが、お得になりますよ。

※ヤフオクでは金券扱いなのでクレジットカードでの支払いはできません。(知らんかった…)

ハードオフ富山天正寺店でレコードを物色中にこのLPを見つけた。状態はあまり良くないが108円だった。同じ店で同作の輸入盤CDも発見しこれは聴き比べなければと購入した。108円だった。(いずれもジャンク品)


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どちらも輸入盤のようだ。CDは日本で一番たくさん売れた洋楽のCDらしい。


LPは2枚組で紙のインナースリーブには入っていたが内袋には入っていなかった。(さっすが輸入盤)当然のようにホコリを吸着していて、良い状態とはいえなかった。以前本稿でも取り上げた洗浄法でホコリは取り去ったが、こういった扱いをうけたLPはキズのリスクが増大する。心配である。
一方CDはキズ等もなく比較的良い状態。輸入盤でマライア・キャリー1988年の作品ということでジャンクなのだろうか。今更感は確かにあるが…

再生システムの関係でCDとLP別々のアンプ、スピーカーでの視聴となる。(LPだけが別システムというべきか)

CDシステム 
アンプ Panasonic SU-V900 CDプレーヤー KENWOOD DP-990SG スピーカー B&W CM1

LPシステム 
アンプ マランツPM5004 レコードプレーヤ KENWOOD KP-880D スピーカー JBL 4312Mk2(B)

CDを聴く。
流石にクリアな音声で聞きやすい。SNが素晴らしく良い。(あたりまえか)マライア初期のベスト盤だけに名曲揃い。

LPを聴く
LPは案の定、薄キズが多くてノイズがやや多め。うち1枚は気になる程度のソリがあった。
スクラッチノイズもあるが聞けないことはない。CDに比べSNはだいぶ劣るが、低音域が伸びていて空気感をより再現している気がする。LPのほうが好きかな。(スピーカーの力?プラシーボ効果かも)

ちなみに、LPは2枚組17曲入でCDは18曲だった。12曲目のEmotionsまでは同じだが以降イレハメがありLPに入っていない曲が2曲。LPにしか入っていない曲が1曲あった。


















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