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フルトヴェングラーはEMI、トスカニーニはRCA、ショルティはDECCA、ワルターはColumbia、そして巨匠(カラヤン、バーンスタイン)の晩年はドイツ・グラモフォンといった感じで、棲み分けされていた20世紀のクラシック音楽界。マエストロの時代は終わりを告げて久しいが、実は(知らない間に)クラシックのメジャーレーベルもほぼ終わりを告げていたようだ。
前回、前々回取り上げたSA-CDはそれぞれRCO LIVE、LSO LIVEというレーベルでリリースされている。RCOはロイヤルコンセルトヘボウオーケストラ、LSOはロンドンシンフォニーオーケストラの略である。これらはオーケストラの自主制作盤だった。主席指揮者による定期公演のライブを録音し発売する形で、オーケストラにギャラは発生しないが、パッケージの販売で利益が出たら楽団員に分配されるという仕組みのようだ。
自分があまり関心を払わなかったここ十数年の間に絶望的なことが起こっていたのだった。
今、「クラシック レコードの百年史 記念碑的名盤100+迷盤20」(春秋社)を読んでいる。10年前の書籍だが(翻訳本は2014年刊行)これを読むとクラシックレコード界は終わっている…

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詳しくは次回

ベルナルド・ハイティンク指揮 ブラームス 交響曲第三番を聞いた。ロンドン交響楽団 2004年6月録音 (バービカンホール ロンドン)ヤフオクで購入460円前回のマーラーと同梱で送料は無し。

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第一楽章の第一主題が印象的で、「ブラームスの英雄(ベートベンの三番ですな)」と呼ぶ人もいる楽曲。まあ、第三楽章のメロディの方が有名ですが。
ベルナルド・ハイティンクといえば80年代ロイヤル・コンセルトヘボウ交響楽団(当時はアムステルダムコンセルトヘボウ交響楽団)の指揮者としてベートベンのチクルスを完成させたりしていましたな。これは名盤の誉れ高いですが、口の悪い評論家は「PHILIPS の技術陣に助けられている」と揶揄していた。演奏以上に録音が良いの意味(PHILIPSからリリースされていた)
ハイティンクは80歳を過ぎて枯淡の境地に達し、評価も高いようだ。テンポがゆっくり目も仕方ないか。バービカン・センターのホールは前回聞いたアムステルダムコンセルトヘボウよりややデッドな印象。(コンセルトヘボウは世界最高峰のホールと言われている)SA-CDとしてはやや情報量が少ない印象。十分に高音質だけれども…

前回のSA-CDと今回のSA-CD、ある共通点があるのですが、気づきました?
次回はその話。


マリス・ヤンソンス指揮ロイヤルコンセルトヘボウ交響楽団 マーラー交響曲第二番2009年録音のSA-CDをヤフオクで購入(864円+送料164円)SA-CD2枚+DVDの輸入盤パッケージ。

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  マーラーの第二番、最近聞いたと思ったらレコードのショルティを聞いたのだった。(7月3日の項参照)あの時は第一楽章(葬礼)を聞いたが今回通しで聞いて第五楽章を聞くべきだったと思った。こちらのほうがダイナミックレンジが広い。(第五楽章だけで36分を超える長大な楽章だが)
この録音はLIVEレコーディング。おまけのDVDは2009年12月3日のコンサートを録画している。音声の方は3日、4日、6日の収録となっている。
SA-CDだからといってハイレゾ的な超高音や超低音が出ているという感じでは無い。そいういうことではなく、今まで聞こえなかった空間の音というか響きが感じられる。空間が広くなったということではなく情報量が多くなった感じだ。
SA-CDの価値を十分感じた。

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輸入盤だからなのか、DSDプロセスの表示はなかった。DSDレコーディングだから?


2006年頃、5.1chシステムが一応の完成をみて、オーディオへの興味を失った。それからの約10年は第二次パソコン期に入り趣味の領域がPC自作の方にシフトした。
オーディオ界に復帰したのは前の記事でも取り上げたがデアゴスティーニのLP JAZZコレクションで新品のLPが書店でしかも980円で買えるという状況が訪れたときだった。レコードプレーヤを買った経緯や感想は別の場所で詳述する予定だが、何が言いたいかというと、自分にはブランクがあったということだ。
音声ファイルフォーマットもdts-ESあたりで止まっていて、その後のハイレゾブームには完全に乗り遅れていた。(まあ今でもハイレゾと一括りにして語る風潮には懐疑的だが)パソコン期の末期にはヘッドホン・イヤホン期がかぶってきていてPCオーディオの真似事(PCでFLACファイルを作成し、USB-DAC(nuforce iconuDAC2)経由でヘッドホンで聞く)もしていたがCDをFLACに変換しても意味ね~と思いながらやっていた。ましてやwindowsじゃあね。
とにかく、最新の状況がよくわからない。BD-AUDIOってなに(すごそうだけど知らない)どうやって再生するの?プレーヤー側でデコードするの?対応するアンプを買うのか?こんなこともわからずに「SA-CDはオワコンか?」とか語って良いものだろうか。

結論「オワコンではない」素人が何をいうかとの声がきこえてきそうだが許してください。

DSDファイルがいろいろな形式でネットからダウンロードできる状況が生まれているが、だからこそSA-CDには存在価値があるのだ。音声フォーマットとしてのDSDは若干特殊で癖のあるものだが、20年に近い歴史を持ち一定の評価をうけている。その意味でSA-CDの優位というか必要性は揺るがない。あと、自分くらいの年齢だと「物」として所有したいという欲がある。データという実態のないもの、もしくはその使用権にお金を払うのって味気なくない?パッケージメディアとして残るのはアナログレコードとSA-CDだと個人的には考えている。
次回、いよいよ音の話。
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前回の疑問はすべて「SA-CDラボ」というサイトに記載があった。詳しくはそちらを見てもらうとしてごく簡単にいうと、SA-CDを作成するためにはDSDプロセスを必ず経ることになる。それがレコーディング時(DSD recording)かミキシング時(DSD mixing)かマスタリング時か(DSD mastering)の違いで表記が変わる。
表記は上の3つということになる。DSD recordingを行った場合、後の2つの工程すべてがDSDプロセスになる。(デジタルの時の表記ではDDDのような感じ)
アルバム「SEVEN」はデジタルマルチトラックレコーダーを使用し、ステレオにミックスダウンされた音源をDSD変換したマスターを使用している。と書いてあった。
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つまり、ステレオダウンミックスまではDSDプロセスは使用していない。(AADみたいなことか)最終のSA-CDという器に入れるために変換をしたということのようだ。
一説によるとDSDは編集ができない(難しい)といわれており、他の方式で録音された音源はミックス無しでDSD masteringすることが一般的なのかもしれない。
奥が深いなDSD!
実際の音の話とSA-CD以外のDSDファイルの話はまた今度。





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