近所の野菜直売所で、葉っぱ付きの人参を発見。普通のスーパーではなかなか見かけないので、やったーと飛び上がるほどうれしかった。
葉っぱがふさふさ付いている人参が10本ぐらい入ってて、なんと150円。ひと束でこの量は感動ものだ。思わず3束も購入してしまった。

人参の葉っぱが手に入った時に、真っ先に作るものがある。それは「人参の葉っぱのジェノベーゼ」だ。もちろんバジルが王道だけど、青じそや人参の葉っぱで作ってもすごく美味しい。
用意するのは、人参の葉っぱ50g、軽く炒ったくるみ30g、ニンニク1片、塩小さじ1/2、オリーブオイル50mlで、バジルペーストと大体同じだ。くるみの代わりに松の実でもOK。
人参の葉っぱは茎を外して、柔らかい葉っぱの部分だけを使う。50gってけっこうな量だ。

ここでちょっと特別なものをご紹介しよう。バジルペーストを作る時に粉チーズを入れる方もいると思うけど、私は粉チーズの代わりに「酒粕ちいず」なるものを入れる。これがあると、パスタにかけたり、サラダに振ったり、いろいろ使えて重宝するのだ。

創業350年の寺田本家の商品で、乳製品は一切使ってないのに、酒粕の旨味とコクで粉チーズ風の味わいだ。豆乳でのばせばグラタンのソースにもなって便利。レシピも公開されているので、今度作ってみようかな。
オリーブオイル以外のものをフードプロセッサーにかけて、まずは葉っぱを細かくする。

葉っぱが細かくなったら、オリーブオイルを少しずつ垂らしながら、全体を混ぜていく。先にオイルを入れてしまうと葉っぱが細かくならないので、順番が大事だ。
人参の葉っぱのジェノベーゼが完成!やっぱりパスタで食べたいけど、まずは味見で先ほどの人参やオーツクラッカーにつけて食べてみた。程よい苦みで美味しい。

このペースト、今が旬の筍を炒めて、からませても美味しい。和風ジェノベーゼ筍パスタがすぐできる。
さて、今回3束も買ったのは他にも作りたいものがあったからだ。マクロビの本で覚えた「人参の葉っぱのクッキー」で、ずいぶん前から繰り返し作っている。
材料は、人参の葉っぱ50g、スペルト小麦粉100g、米ぬか30g、てんさい糖大さじ2、塩小さじ1/4、菜種油50g。

初めて作った時は、人参の葉っぱの量にびっくりして、「こんなに入れるはずがない、絶対にレシピが間違ってる」と思ったけど、これで大丈夫。
このクッキーのみそは「米ぬか」だ。これが入ることで、人参の葉っぱの苦みもまろやかになり、しっとりとしたクッキーに仕上がる。
まず人参の葉っぱを細かく刻んでおく。先に他の材料をボウルに入れてよく混ぜ、後から人参の葉っぱを加えて、さらに混ぜる。混ざりにくかったら、水を少量加える。
手でくるくると食べやすい大きさに丸めて、形を整える。うわぁ、まずそう~。そうなんです。見た目はなんだかまずそう。
米ぬかのせいか色も暗いし、これでもかというくらい葉っぱが入っているから、なんか青臭そうで、何回作っていても「やっぱり葉っぱ減らした方がいいかな」と不安になるぐらい。(笑)

でも大丈夫。オーブンに入れて180℃で20分ぐらい焼くと、美味しくてヘルシーなマクロビクッキーができあがる。見た目はやっぱり今一つだけど。
地味なクッキーなので、ハーブやお花でおめかし。カモミール、ポリジ、ミント、バラ、飾った後はすべてポットに入れてハーブティーにして、クッキーと一緒にいただくつもり。

食感がぬれクッキーみたいにしっとりしていて、クセになる美味しさだ。ちなみに春菊で同様に作った「春菊クッキー」も美味しい。
葉っぱ付きの人参は、人参の成長過程で間引きされたものが多いという。だから人参が小さいほど、葉っぱが柔らかく美味しいらしい。確かに私が買った人参も小ぶりだったので、できたてのジェノベーゼをつけてそのままポリポリ齧ったら、新鮮ですごく美味しかった。
それにしても、葉っぱ付きの大根や人参、赤かぶ、ビーツなどを見ると、なんかすごく得した気分になってウキウキするのは、私だけでしょうか。