産経新聞のWebサイトの記事にこんなものがありました。
ほほう!新元号の公表日は4月1日ですか。
日本が世界に誇れる国となる元号になると良いですね。
さて、4月1日になった経緯にWindowsの更新時期に配慮したことに起因していたらしい。

上記記事から引用 ①
4月11日から土壇場で同月1日に前倒しした最大の要因は、大半の日本企業が導入している米マイクロソフト社の基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の更新時期だった。
これを読んで、多くの方が (・・? と思ったでしょう!
その文章のあとに
上記記事から引用 ②
多くの日本企業の会計ソフトはウィンドウズを基礎としている。改元に間に合わせようとすれば、会計ソフトだけを先行して新元号に対応できるよう開発・改修する必要があり数億円の費用がかかる。修正ディスクの送付や技術者派遣などでも企業の負担は増える。
とあります。
元号が変わる都度にアプリの改修って
ふ〜ん、アプリの改修ねぇ〜。
『新元号に対応できるよう』って、
システム開発者の多くが『えぇっ?!マジで!』と感じたこと思います。
(消費税もそうですが) 元号などのように、いつ変わるかわからないものに対して、いちいちアプリを改修するのでしょうか?
不敬な言い方ですが、いつ天皇がお亡くなりになるか分りません。
心臓発作や突然しなど、いろいろな要因が考えられます。
いくら優秀な医師団がいるとはいえ、必ずしも天命を全うできる保障はないのですから。
そういったデータを扱う場合、
不定な config データとして、いつでもユーザーまたは管理者が任意に設定できるように設計するのが常識です。
本来、正しい設計がされているアプリやシステムでは、修正データをダウンロードもしくは配布するなどの対応だけで済むはずなのです。
記事のようなことが本当にあるのであれば、設計時の漏れとかの設計不良であり、そのような理由で元号の発表日をきめるなんてことは、ナンセンスなことです!!
OSのアップデートの都度にアプリの修正
さらに、
上記記事から引用 ③
その上、8日にウィンドウズそのものを更新すれば、各企業のソフトに不具合が生じるおそれがある。
とありますが、
本来、そのようバグは元号とは関係なく発生するものです。
Windowsは、アップデートがあるたびに何かしら問題を起こしています。
まぁ、確かにアプリに対する不具合が出るかもしれません。
しかし、元号を扱うような会計アプリなどに影響があった事例は、(言語のバグを除いて)少なくとも私は聞いたことがありません。
VB等の言語モジュール自体のアップデートが行われるなら話は別なのですが...
言語モジュールは複数のバージョンを扱えるようにしているため、古いバージョンのままにすることも可能です。
今のWindowsは違うのかなぁ?!
いずれにせよ、「OSのアップデートによるアプリの不具合」と「元号の発表日の設定」との間には直接関係あるとは言いがたいです。
安全策として考慮スべきでしょうけど...
個人的な想像としては、上記のアプリ改修の都合だけじゃないの?!と思っています。
1日というのは各種計算に都合が良いからです。
まとめ
なんにせよ記事の内容が本当なら、
消費税の変更時もそうですが、業務上で扱う元号や消費税などのコンフィグレーションデータを変更するのに、いちいちアプリを改修すること自体が現在のシステムやアプリケーション開発における設計方法からかけ離れた、パソコン初期の時代の設計方法のままであるということです。
さんざん蓄えた内部留保を使って、システムやアプリの大規模改修を行うべきでしょう。
といっても、完全な作り直しになるでしょうけど...
頑張ってくださいね (^^ゞ
おそらく、古い設計手法のままで作っている企業連中の圧力があったのでしょうね。
一業界の都合で動く政府もおかしいですけど。