1874年(明治7年)1月15日、
「東京警視庁」が創設されました。
その初代大警視(現在の警視総監)には、
薩摩藩の川路利良が就任しました。
(1年の欧州視察もとに東京警視庁設立)
江戸幕府が倒幕され、明治政府になり、日本は近代化を進めます。
その流れで西洋の制度や技術を導入していきますが、警察制度もその1つです。
1872年(明治5年)9月8日、明治政府は大警視の川路利良等を警察制度研究のため、
欧州へ出張させます。

欧州で1年の研修を終えた川路大警視等は、日本の首都で、政治、経済、文化の中心地である東京に、独立した首府警察の実現を図るべきであると政府に建議しました。
そして1874年(明治7年)1月15日、太政官達第六号で、東京府下の警察事務一切を管理する、東京警視庁が創置されました。
下は当時の新聞記事です。

(出典:新聞集成明治編年史 第二巻:国会図書館デジタルアーカイブ
https://dl.ndl.go.jp/pid/1920332/1/80)
東京警視庁の初代大警視(現在の警視総監)には、欧州各国の警察制度、特にフランスの警察制度を参考に、日本近代警察制度の礎を築いた川路利良が就任しました。
このとき川路は40才。川路は執務終了後は、ほぼ毎日、東京中の警察署、派出所、を巡視して回ったため、1日の睡眠時間は4時間足らずでした。
(わずか3年で終了)
川路利良の権限は全国に及んでいたため、西南の役、佐賀、萩、秋月、神風連などの明治維新直後の不平節の反乱では警視庁の警察官が各地に派遣され、騒乱の鎮圧や警戒警備にあたりました。
このような士族の反乱が各地で頻発したことから、政府は全国の警察を一元化するために警察力を内務省の直轄下に置くことに決め、1877年(明治10年1月に、東京警視庁は廃止されました。

(出典:新聞集成明治編年史 第三巻:国会図書館デジタルアーカイブ
https://dl.ndl.go.jp/pid/1920337/1/89)
・・・ということで1月15日は
東京警視庁が創立された日です。
