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【戦争体験聞き取り】女学生が米軍の機銃掃射で死亡。そのことを知り、親友はショックで衰弱死~福岡県筑後市羽犬塚~

(米軍の空襲は国際法違反行為)
東京大空襲をさかいに、米軍は日本本土の空襲で非戦闘員である一般人をねらい、またその住居を焼き払うと言う無差別爆撃に本格的に切り替え、日本中を焼け野原にします。
この非戦闘員への攻撃は当時日本も米国も批准していたハーグ陸戦条約違反行為であり、国際法違反でした。
しかし米軍はそんなことはお構いなしに動く物は何でも銃撃し、日本人が住む場所は
全て焼き尽くすように激しい空襲を連日行っていました。
今回は、空襲という米軍が行った日本人殺戮行為の生き残りの方の話です。

その方は、当時、福岡県筑後市に住む八女高等女学校の生徒でした。終戦の年には授業はなく、近くの工場で勤労奉仕をして旋盤をまわしていましたし、そのちょっと前は、和紙を貼り合わせて風船爆弾を作っていました。
風船爆弾作成)
風船爆弾は日本軍がアメリカ本土を攻撃した数少ない兵器です。

福岡県の八女は和紙の産地だったことから、八女高等女学校の生徒達は12時間労働の交代制で、体育館のような広い場所で昼夜和紙を貼り合わせて風船爆弾の気球部分を覆う紙を作っていました。
夜は明るいと米軍の夜間爆撃の目標になるので照明に覆いをかぶせて外に明かりが漏れないようにしていたそうです。
彼女達は、和紙をコンニャクのりで貼り合わせる作業をしていましたが、貼り合わせた和紙の間に空気が入ると不良品になるので、何度も素手で和紙をこすり合わせたそうです。
このように手作業なので手の表面がただれて、指紋が消えたり皮膚病に悩まされたそうです。
また、御国のための一大事と言うことで、休みなく働いたためか、多くの方が生理が止まったそうです。

こうして風船爆弾の和紙を作っていましたが、風船爆弾ジェット気流に乗せて米国に向けて偏西風の乗せて飛ばすため11月から翌年の3月くらいまで風船爆弾を作っていました。
そして、それ以降は女学生達は、久留米などの軍事工場に勤労奉仕に出ていました。 

(空襲)
1945年(昭和20年)8月11日、終戦の5日前、福岡県久留米市は大規模な空襲を受け、焼け野原になります。      
そして、久留米から少し離れた筑後市羽犬塚駅付近も空襲を受けます。
筑後市の羽犬塚(はいぬづか)周辺でのことです。
八女高等女学校の生徒達が田舎の道を歩いているときでした。
米軍戦闘機が急降下し、歩いている人達を銃撃しました。

米軍戦闘機が急降下して、近づいてくるときはギューンと言う独特の金属音がしたそうです。そして、その音と同時にパタパタという乾いた音がして、それが機銃掃射の音だったそうです。
歩いていた人達は米軍機が接近したため、ある人は麦畑、ある人は近くの家屋に逃げました。

そして、逃げこんだあとに振り向くと機体の窓から操縦する米軍パイロットの顔が見えたそうです。ですから、米軍戦闘機が、かなり近い距離まで接近したのがわかります。

そして米軍パイロットの顔を見たとき「鬼畜米英と教えられていたけど鬼のような顔ではなく若いおにいちゃんだったこと」そして「人を殺すというのにニヤニヤ笑っていた」そうです。

(逃げ遅れた女学生)
しかし、女学生の先輩が、逃げ隠れる事に出おくれ、敵機に目をつけられます。
そして田舎道を走るところを機銃掃射を受けます。

その光景を見たとき「あっ」と思ったものの何も出来ません。
敵機が過ぎ去ったので、先輩に近づこうと思いましたが、また敵機が襲来したら命が危ないのでしばらく隠れて見ていたそうです。
そうしているうちに、撃たれた先輩の身体から血がにじみ出て次第に地面は血で赤く染まったそうです。

こうして、この先輩女学生は米軍の機銃掃射で命を落としました。
ここで重要なのは、戦闘員ではなく民間人という非戦闘員への攻撃、しかも逃げている人への容赦ない攻撃を米軍は行ったのです。

(親友の死にショックを受け寝込みやがて衰弱死)
この空襲の話には続きがあります。
この日、お話を伺った方には、お姉さんがいます。機銃掃射で亡くなった方の親友でした。
お姉さんは数日前から体調を崩し、寝ていました。戦争中で食べ物も潤沢ではなく、
栄養もそして医薬品も不足していました。
お姉さんは、今回の空襲で米軍の機銃掃射で親友が命を亡くしたことを知り、
ショックで数日間、食事がノドを通らなくなり、やがて動くことも困難になり寝たきりとなりました。そして、日に日にやせていき、数日後に衰弱で死亡したそうです。

妹さんからこの話を伺ったとき、衝撃でしばらく言葉が出ませんでした。

 

戦争末期には国際法違反の空襲が日本各地で
連日繰り広げられ、非戦闘員の市民が犠牲になりました。
この事を忘れてはいけません。




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