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Blenderで永続データを使用するとなぜレンダリングが高速になるのか?

BlenderでCyclesを使用してレンダリングを行う際はEEVEEレンダリングする場合に比べ一般的に処理負荷が高く、時間がかかる傾向にあります。

 この時に永続データを有効にすることでレンダリング時間が短くなります

 この永続データを有効にするとなぜレンダリングが早くなるのか今回見ていきます。

〇永続データ(Persistent Data)とは?

永続データはレンダープロパティのパフォーマンス、最終レンダー内に存在するオプションです。

冒頭で述べた通り、このチェックを入れることでレンダリングの高速化が期待できます。

〇永続パスでレンダリングが高速になる理由

永続パスを有効にするとレンダリングデータをメモリに保存し、再レンダリングやアニメーションの際に再計算の必要がなくなるためです。

 具体的には再利用可能なデータがメモリーに保存されています。

 再利用可能なデータの保存による高速化とは、レンダリングの処理中に毎回再計算を行うのではなく、最初の一回処理したデータをメモリーに保存し、次のフレームなどの計算時にその結果を流用することを指します。

 このデータは、オブジェクトの形状などのジオメトリデータ、マテリアルやシェーダーといったシェーダーデータ、シーン内に配置されたライトデータ、カメラ座標データなどがメモリーに保存され、再利用可能なデータとして流用されます。

 例えば、前のフレームと現在のフレームにおいて、同じシェーダー同じ画角、同じオブジェクトを使用している場合は前のレンダリング結果を使いまわすことができるため計算量が落ちます。

〇永続パスを使用することのデメリット

永続パスはその性質上以下のようなデメリットがあります。

・メモリ使用量の増加

シーンの情報量が膨大になればなるほど、メモリーに保存しなければならないデータが増え、PCスペックによってはBlenderや最悪の場合PCのクラッシュへつながります。

 そのためPCのメモリにゆとりがある場合永続パスを使用すべきといえます。

・シーンの変更に対する柔軟性の低下

前のフレームでの計算結果を流用する関係上、複雑にオブジェクトやライトが変わるシーンにおいてはその効果が低くなる可能性があります。

〇結論

永続パスを有効化すると、最初のフレームに計算した再利用可能なデータを次以降のフレームで使用するため、毎フレームゼロからレンダリングを行う必要がないためレンダリングの高速化が期待できます。

 しかしながら、その性質上アニメーションなどの動画のような連続したレンダリングを行う場合や、1フレームで複数のレンダリングを行う場合などに有効な機能であり、単一のレンダリングにおいてその効果は低い都営ます。

〇参考

https://rentaflop.com/blog/how-to-speed-up-blender-render-times




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