今朝の朝日新聞(4月3日)から。
東京の花見スポットの桜の勢いが急速に衰えている。花のボリュームが減って花の屏風に傷ができ、花のトンネルに隙間が目立つ。そんな由々しき事態が起こっているらしい。今朝の朝日朝刊の写真を見ると確かにそんな感じがした。
たとえば超定番の上野公園の桜。左:2002年、右:2026年

さらには人気の目黒川

上野公園ボランティアの話「20年前と比べて樹勢が相当落ちています。樹齢50~70年ほどで衰えが目立つようになります。」そこで、公園では数年前から公園内半数ほどのソメイヨシノについて剪定している。樹勢の回復には太い枝も剪定する必要がある。それで花見の見栄えに支障が出ているわけだ。数日前、拙ブログで近所の花見の名所小金井公園でも太い枝が選定されて往年の名所が台無しになっていることを伝えた。小金井公園も東京都の管理下にある。東京都の方針が「剪定」なので小金井公園の桜も同じ姿になっているのであろう。納得。剪定によって無事に回復してくれることを願いたい。
実は日本のソメイヨシノは全て同一の遺伝子から出発しているとのことである。ということは全ての桜が同じ脆弱性を有しており環境変化に対して生き残りが非常に困難であることを意味している。つまり、樹勢の衰えは全国すべてのソメイヨシノの危機だということになる。代替品種として有力なのはジンダイアケボノという種らしい。この種はソメイヨシノより少し赤みを帯びており、ソメイヨシノに特有の伝染病にもかかりにくいとのことである。さらに、地域の気候の環境に応じた品種の導入が必要との指摘もある。
「これからはソメイヨシノ一辺倒の時代ではない。時間はかかるがニーズに合わせたものに少しずつ変わっていくであろう。」
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蛇足
花見はお早くにどうぞ。
終末はまた花の嵐の予報。
そのあと。ついに来た。夏日。関東25度になるかも。2か月先取りだ。
高市首相の言を信用すれば、ホルムズ海峡閉鎖が続いても今年の夏は電力制限回避できる。理由はストック原油の存在と石炭火力発電への一時的移行だ。環境汚染などときれいごとを言っている場合でない。