相変わらず近所のスーパーにおけるお米売り場はもぬけの殻だ。これは農水省の農業政策の失敗を如実に表している。それを認めず、米の流通不足は訪日外国人の増加、猛暑による不作、南海トラフ地震の脅しによる買い占めのための不可抗力だとしている。毎年生産調整をして需給バランスをぎりぎりにしているからちょっとした揺らぎに対応できないのだ。流通が不足すれば国の備蓄米を供出すればよいのに、米価の値崩れの危惧とかで動こうとしない。そのため米の値上がりという逆の値崩れが起こっている。生産者を庇護するのは構わないが、そのため消費者が一方的に損害を被る政策は如何なものか。現代の消費者は大人しいからいくら叩いても構わないと思っていると来る総選挙で痛い目を見るに違いない。
農水省は今年度の新米が出回るまで我慢せよという。今朝の新聞に新米の作柄指数についての記事があった。それによると、5段階評価で最も評価の高い「良」が青森の1県、「やや良」が北海道、秋田など11道府県、新潟は平年並みとのこと。生育は昨年よりも順調。一方販売価格は資材の高騰などのため高騰すとのことである。JA全農新潟は主力のコシヒカリ2024年産価格について、60kg当たり1万7千円と設定した。これは昨年より3100円(22%)高い金額である。10kg換算では2833円である。江戸時代なら米問屋打ちこわしだね。そんな乱暴したくない人は2割がたご飯の量を減らせばいい。飽食が是正されて健康増進につながる。
