このドラマ御覧になりましたか。そしてどのように受け止められましたか。脅しの絵空事と?いえいえ、地球科学者の間では何年も前から必然の出来事として警鐘を鳴らし続けています。それでも世間の関心がいまいちなのでNHKをつついてこのような放映に至ったのだと勝手に解釈しています。ブログ友のneruzohさんは最近俄かに地球科学、とりわけ地震、火山に目覚め関連ブログを執筆してくださいました。
私もNHK番組視聴しました。ドラマ自体は尻切れトンボで駄作ですが、火山灰の降灰の恐怖については伝わったのかなと思います。勿論一番の恐怖は富士至近距離における火山弾、溶岩流、メートル規模の降灰(住宅崩壊に至る)ですが100キロ以上遠方の首都圏においても数センチの降灰があり、それが長期間のライフライン停止の障害になるというのが放映の趣旨です。何故かというと電気系統(変電所、送電線等)への積灰によって大規模停電を起こすからです。電気はライフラインの源ですから芋ずる式に他のライフラインが停止など機能障害に陥ります。厄介なことに僅かの降灰で電車、車、飛行機の通行不能になるので、救援隊もアプローチできません。そのため長期間の孤立無援が余儀なくされることが危惧されます。ドラマによれば各家庭は最低一週間の生活物資(食料、水等)の備蓄を推奨していますが、そんなスペースを確保できる住民が都内にそう多くいるとは思えません。つまり、公的機関の援助は無理だから自助で乗り切ってくれと。これが(隠れた)本心であると受け取りました。換言すればそれほど降灰対策は厄介で現時点ではほとんど何も有効な回避手段はないということです。地震は耐震強化や家具固定によってかなり被害を減じられますが、火山噴火の降灰は一見地味で大したことないように見えますが、影響の深刻さ、長期化のおそれから私は地震の震度6,7以上に厄介なことに感じています。
動画中でも言っていましたが、専門家の今回の富士山現地調査で噴火は今日明日起こってもおかしくないほど切迫しいます。300年前の宝永噴火以前はなんと30年間隔で小出しに噴火していたそうです。それがなぜか300年沈黙状態。マグマを大量にため込んでいるわけです。今度、たとえば南海トラフ地震などでゆすられれば大噴火間違いなしと言われています。富士山噴火が先か、地震が先か分かりませんが過去の例では地震が先です。ですから南海地震が来たら即関東圏から避難するという余裕はあるかもしれません。但し避難先が問題。西方は南海地震でてんてこ舞状態なので北方への避難がよさそうですが事はそう単純ではありません。実は同時期予測される巨大地震は南海トラフ地震だけではないのです。東北から北海道太平洋沿岸に存在する日本海溝および千島海溝。ここでも超巨大地震が危惧されているからです。予測される地震の規模はM9クラス。巨大津波での予測死者数は10万人。南海トラフ地震が30万人規模ですから、まさに前門の虎後門の狼状態に置かれていることになります。さらに言えば同時期の予測災害として首都圏直下地震があります。これによる死者数は1万人程度。富士山噴火による死者数はいくらか知りませんが、関連死が多数になりそうなのでかなりの数になるでしょう、これらを積算すると今後50~100年に起こる地震富士火山災害による犠牲者は50万人以上、経済損失は・・、もう何兆円か分からん。それでも日本は滅亡するどころか何十年、何百年後には必ず何事もなかったかのように復興します。これは過去の日本の歩みを見れば明らかです。但しそれには条件があります。原発がこれらの大災害を無傷で切り抜けることです。
富士山の噴火の降灰が東海村の原発にどう影響するか心配になって生成AIGeminiに調べてもらいました。さすがにかなり厳重に対策されているようです。ただしGeminiもいっているように、孤立無援状態の長期化によってどうなるかが懸念材料です。




