
今月は土日を遊びと休息の時間に割いたので、プラモデルを作る時間はあんまりなかった。そんな中でも、ブラッドボウルのミニチュアを完成させられたのはかなり嬉しかった。設計思想がウォーハンマーらしい、トリッキーかつ精度のある分割というよりは、3Dモデリング前夜のタミヤの兵士のような組み立て心地だと思いながらインペリアルノビリティを組み立てたのが先月。
今月は全員塗装をしようと進行していたが、塗り慣れないモチーフだったので大変だった。ウォーハンマーに慣れたと思いきや、ヘルメットからにょきっと伸びる羽根や、スイス近衛兵のような切れ目が入ったユニフォームはどれも新しく楽しかった。ただ、12人塗るのは結構体力を使う遊びだったように思える。

一通り塗り終わった~!と達成感にもたれ込んでいたが、そのあとは台座をどうするのかに悩まされた。ブラッドボウルのベースは中央に細長い穴が空いていて、さらにボールを取り付けるための丸い穴も空いている。これに土を盛って、芝生を敷きたい。やり方がわからない。
細長い穴はプラ板でふさいだ。その後、台座をレンガ色にしたら思ったよりも気品のある感じになりとても良かった。情景テクスチャーペイントで土を盛り、乾かぬ間にKATO繁茂・深雪ボトルを使って芝生の達人を上から振りかける。乾燥後にボールを差し込む穴のことを思い出し、試しに爪楊枝を突き刺すとちょうど同じ径だった。裏面に磁石を仕込んで運搬性も確保して、完成を迎えるというのは細部にまで工作が行き届いているような気がして、とても気持ちが良いということに気づけた。
草もタミヤの情景テクスチャーペイントで良いかなと思っていたが、芝生が立ちにくいのが気になったので今回はKATOのものを使った。フワフワの芝とレンガ色の台座は、ミニチュアを品よく演出してくれたのでインペリアルノビリティ(帝国貴族)のチーム名にピッタリだと思う。ベースにミニチュアを固定する際に真鍮線を使うのだけど、穴あけが面倒すぎたので電動ドリルを買ったら驚くほど捗った。

ウォーハンマーのミニチュアは「ゲームで使おう」と思うと、それが負荷になって作れなくなったり、塗装が進んでいない様子を見てストレスになったりする。「作れなくなる」はそれ自身だけならまだいいが、「このミニチュアが終わるまで他に手を出せない」と全体の進行に影響を及ぼすようになるとかなり面倒だと感じた。
その割には「ゲームで使えるから」と処分することをとどまらせてきたりするので、プラモデルを購入してから完成するまでのどの場面でも居座るレベルがかなり高いんじゃないかと思う。未完成のまま「もう無理だなこれ」って捨てにくいというか。なので、視界から消す工夫が必要なんだろうと今月は思った。
今は車を作っている。プラモになるために作られたデザインと、それが生み出す良くできたディテールに従って塗っていくというわけではなく、開放感があり気持ちが良い。もちろん、細かく塗り込んでいくことが楽しいときもあるし、車の屋根を筆で塗っていると「広い面をどういうタッチで埋めたらいいか、まるでわからん」と悩むこともあるのだけど。
今週の物販