立憲民主党・東京都議会の関口健太郎議員は29日、新宿駅東南口で開かれた「小池都知事の嫌がる質問をすると排除される #都議会やばい3・29抗議集会」に出席した。
 同都議会は28日の本会議で、小池百合子知事に答弁を求めた質問に党幹部が答えた対応が「答弁拒否」に当たるとした関口氏の発言の取り消しを求める動議を、都民ファーストなどの賛成多数で可決した。

 ことの発端は今月13日の予算特別委員会で関口氏の発言だった。

「私が都議会予算特別委員会で『小池知事が答弁にあまりにも立っていないんじゃないか。知事に質問しているにも関わらず、知事が答弁を拒否している』と知事に見解を問うたんです。私、数えてみたんです。知事に聞いているにも関わらず、知事が答弁に立っていないのは何問中、何問か。全体の数を調べたら小池都知事の答弁拒否率は41%でした。自民、公明、都民ファを含めた議員の質問数と、立憲、共産を含めた全議員の答弁、そして答弁拒否している率が41%だったんです。あまりにもおかいしいと、私は強い怒りに駆られたんです」と説明した。

立憲民主党・東京都議会の関口健太郎議員
立憲民主党・東京都議会の関口健太郎議員

 関口氏は来年度予算を審議するにあたって「小池知事の政治姿勢を問うのは当たり前だ」と強く主張。「我々が予算に必要なことを知事に問うわけです。別に細かいことを聞いている議員はいないんです。大きなビジョンを知事に聞いているんです。知事にしか答えられない認識や方向性とかを聞いています。それに小池知事は答弁に立たない。私は東京都のトップとしての資格がないと思っています」。

 その結果、関口氏は小池氏に対する発言取り消し動議を提出された。

「こんなことをやっていたら、どこの議会でも何も言えなくなってしまいますよ。私は看過できません。表現、言論の自由が侵害されている。『あいつはけしからん!』と都議会議員から発言取り消しの動議が出たんです。二元代表制の危機といっても過言でもないです。あまりにも今の東京都議会はおかしいです」と関口氏は訴えた。

 同集会の終了後、関口氏は「民主主義の破壊です。都議会が都知事に忖度する動きをすること自体がおかしな話だ。都知事は問題だし、都議会議員も問題だと思います」と語った。