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東日本大震災・福島原発事故から6年。安倍首相は3・11記者会見打ち切り。しかし問題は何も解決していない。


 

 避難者は12万人。

 福島からの避難者は8万人。

 東北3県で仮設プレハブ住宅で暮らす人はいまだに3万5000人。仮設住宅に入居している被災者がこの6年間で少なくとも1400人以上死亡。

 安倍首相は、震災・原発事故から6年目に入り

「一定の節目を越えた」

として、3月11日の記者会見を打ち切ることにしたそうですが、どこが節目を超えたのでしょうか。単に5年という数字が節目を越えただけではないでしょうか。

 これまでの復興施策も心無いものだったことの象徴のようです。

 ところで、福島県の場合、避難者が元の住居に戻っていいのか、戻らせていいのかという問題があります。

 すでに楢葉町を含め5市町村で避難指示が解除されましたが、田村市東部で7割の住民が戻ったほかは、帰還率は1~2割に低迷しています。「子どもへの放射線の影響が心配」などの理由で戻らない住民も多いのです。

 政府は4月1日までに川俣町、飯舘村など4町村でも避難指示を解除するとしていて、事故直後に比べると、避難指示が出ている地域の面積や対象人口は約3分の1に減るというのですが、政府は原発の安全性を強調したいが故に、避難指示解除を急ぎ過ぎているのではないでしょうか。

 それどころか、残った帰還困難区域についても「拠点地区」を定めて除染を始め、5年後をめどに避難指示の解除をめざすというのですが、セシウムの半減期は30年。

 除染の効果が乏しいこともすでにいろいろな方面から指摘されており、そんな場所に果たして住民に帰ってもらっていいのでしょうか。

 まさに、記者会見を節目だからと言ってやめてしまうのと同じ発想で、機械的に避難指示を解除しているとしか思えません。

 核燃料が原子炉のどこにあるかもわからぬまま、危険な廃炉作業を続けている福島原発。

 避難指示を解除すると一年後には東電からの損害賠償を払わなくてよくなるので、結局、東電救済のためとしか思えないのです。

 

 

死者1万5893人、震災関連死3523人。

心から哀悼の意を表するとともに、行方不明者2553人の方々のご存命、避難生活を続けておられる10数万人の方々のご健康とご多幸をお祈りいたします。

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安倍首相の3・11会見打ち切り=震災6年で「節目越えた」

 政府は10日、東日本大震災の発生翌年の2012年から3月11日の節目に合わせて開いてきた首相記者会見を打ち切ることを決めた。震災から6年となり、「一定の節目を越えた」(政府関係者)と判断した。安倍晋三首相は11日に政府主催追悼式で式辞を朗読するが、会見は行わない。
 民主党政権当時の12年の会見は野田佳彦氏が行い、13年以降は安倍氏が毎年実施。被災地復興への取り組みなどを説明してきた。質疑のない式辞では、国民に対する説明が不十分となることも予想されるが、菅義偉官房長官は会見で「(影響は)全くない」との認識を示した。(時事通信 2017/03/10-19:19)

 

 

12万3168人 全国に避難 更に長期化も


 
東日本大震災の現状

 2万1000人以上が犠牲になった東日本大震災は、11日で発生から6年を迎えた。岩手、宮城、福島の東北3県を中心に襲った津波や東京電力福島第1原発事故で、今も約12万3000人が全都道府県に散らばって避難し、被災3県の仮設住宅に約3万4000人が暮らす。災害公営住宅(復興住宅)の建設や宅地造成の遅れ、原発事故の影響などで避難生活は更に長期化する見通しだ。

 10日現在の警察庁のまとめでは、死者1万5893人、行方不明者2553人で戦後最悪の自然災害になった。避難中の体調悪化などが原因の震災関連死は2016年9月末現在、全国で3523人で前年比116人増加した。このうち福島は2086人で直接死を上回っている。

 復興庁がまとめる避難者数は、ピークだった12年6月の約34万7000人から3分の1に減ったが、17年2月現在12万3168人。福島県民の避難者数は7万9226人を占める。

 共同通信の集計(1月1日現在)によると、3県の復興住宅入居者数は3万9664人で、仮設住宅と逆転した。高齢化率は4割を超え、孤独死は少なくとも17市町村で22人に上る。

 国が福島の11市町村に出した避難指示は、帰還困難区域を除き、9市町村で解除・解除予定で、当初より面積で約3割に縮小するが、帰還するのは解除対象者の8%前後とみられる。大熊、双葉両町は全域避難が続いている。避難指示区域外から避難した「自主避難者」について福島県は3月末で住宅無償提供を打ち切る。【土江洋範】

 

 

仮設住宅で死亡 31市町村で計1436人

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、プレハブ仮設住宅に入居している被災者がこの6年間で少なくとも1400人以上死亡していたことが、毎日新聞の調べで分かった。仮設住宅の解消は、国が復興事業をおおむね終了する2020年度までずれ込む見通しで、仮住まいのまま命を失う被災者を増やさないための取り組みが求められる。

 仮設住宅は11年3月の震災発生直後から3県で約5万3000戸が建設され、ピーク時に11万6615人が入居した。

 毎日新聞は今年1~2月、震災で大きな被害が出た3県の沿岸部42市町村を対象にアンケートし、仮設住宅住民の死者数を尋ねた。その結果、31市町村で計1436人に上った。県別では、岩手312人▽宮城444人▽福島680人。岩手県大槌町と宮古市、宮城県気仙沼市、東松島市、福島県川俣町、川内村の6市町村は「未集計」だった。

 死因や死亡場所の詳細は不明だが、病院で亡くなった人以外に、仮設住宅の中で息を引き取ったり、孤独死したりしたケースも含まれている。警察庁によると、被災3県の仮設住宅で誰にもみとられずに亡くなった被災者は230人に上る。阪神大震災(1995年)では約4万8000戸の仮設住宅が建設され、5年後の00年1月に解消した。仮設住宅での孤独死は233人とされるが、入居中に死亡した被災者数は分かっていない。

 一方、仮設住宅の解消見込み時期を聞いたところ、年月を示して回答した中で最も遅いのは岩手県大船渡市の「20年度中」。続いて同県山田町と大槌町が20年3月、宮城県女川町が同1月とした。いずれも宅地造成や復興住宅整備の遅れを理由に挙げた。岩手県陸前高田市と、原発事故の影響が続く福島県の浪江町、大熊町、飯舘村、川俣町、双葉町の6市町村が「見通せない」「未定」とした。

 仮設住宅入居者の生活再建支援に取り組んでいる一般社団法人パーソナルサポートセンター(仙台市)の菅野拓理事は「復興住宅の建設や宅地造成を加速させるとともに、次の住まいに移れない原因を入居者ごとに把握して生活保護などの支援制度につなげる必要がある」と指摘している。【川口裕之】

 

 

社説

険しさ直視し震災復興たゆまずに 

2017/3/11付 日本経済新聞

 東日本大震災からきょうで6年になる。東京電力福島第1原子力発電所の事故が重なり大きな被害が出た福島県では、なお8万人近くが避難を続ける。宮城、岩手県などの津波被災地でも、復興住宅が完成したのに入居が進まないといった課題が浮かんでいる。

 年月を経て見えてきたのはコミュニティーを再建することの難しさだ。復旧の進捗も地域によって差が出ている。国や自治体はこれらの現実を直視し、実効性の高い復興策に見直していくときだ。

 

帰還しやすい街に

 

 福島第1原発から20キロ圏にある福島県楢葉町。2015年9月に避難指示が解かれたが、約7千人いた町民のうち戻ったのは1割にとどまる。役場近くにできた仮設商店街は、復旧工事の作業員が立ち寄るほかは人影は少ない。

 福祉施設や金融機関も多くが町外に移転したままだ。「住民がもっと戻らないと店舗などを再開できない。再開しないうちは住民も戻らない」と、町の職員はジレンマを打ち明ける。

 原発周辺の放射線量は徐々に下がり、これまでに楢葉町を含め5市町村で避難指示が解除された。だが田村市東部で7割の住民が戻ったほかは、帰還率は1~2割に低迷している。「子どもへの放射線の影響が心配」「避難先で生活再建にメドが立った」などの理由で戻らない住民も多い。

 政府は4月1日までに川俣町、飯舘村など4町村でも避難指示を解除する。事故直後に比べると、避難指示が出ている地域の面積や対象人口は約3分の1に減る。

 残った帰還困難区域についても「拠点地区」を定めて除染を始め、5年後をめどに避難指示の解除をめざす。だが、この区域でも帰還を望む住民が少ないうえ、拠点地区以外の地域が切り捨てられるのではという懸念も出ている。

 帰還を希望する人が戻りやすいように、町役場などを中心にコンパクトな街をつくり、その地区以外からの避難者も移り住んでもらう方策が必要だ。企業や工場を誘致し、とくに若い世代の雇用を確保することも欠かせない。

 帰還を諦めた人への支援も忘れてはならない。現状では東電からの賠償金は避難指示解除から1年後に打ち切られる。移住先での生活再建が軌道に乗るまでは、就労支援策などを続けるべきだ。

 福島第1原発の廃炉はこれから難関に差し掛かる。作業を滞らせてきた汚染水の量が減り、地下水の流入を防ぐ凍土壁もひとまず効果を上げつつある。だが事故で溶け落ちた「デブリ」と呼ばれる核燃料が原子炉のどこに、どんな状態で残っているのか、いまだにわかっていない。

 政府と東電は今年中にデブリの回収方法を決め、21年に作業開始をめざしている。デブリは極めて強い放射線を出し、人が近づけないどころか、ロボットも故障が相次いでいる。回収の難しさがわかってきたが、国内外の技術を集め総力を上げて進めてほしい。

 津波で甚大な被害を受けた岩手県や宮城県では復旧がほぼ終わり、各地で高台の宅地や災害公営住宅が完成した。だが、すでに空き地や空き家が目立ち始め、ここでも「戻らない被災者」が問題になっている。

 

地域の持続力高めよ

 

 人口の約1割が犠牲になった岩手県大槌町では、町の中心部の約30ヘクタールの土地を平均2メートル程度かさ上げする事業が大詰めを迎えている。しかし、そこに戻る予定の被災者は当初想定の半分程度にとどまる見通しだ。高齢などの理由で自力で家を建てるのを諦めたり、避難先で暮らし続けると決めたりした人が相次いでいるからだ。

 新たに整備した土地や公営住宅を使って、街のにぎわいを取り戻したい。被災者以外の住民にも利用を求め、福祉施設や観光客向けの貸家として有効活用すべきだ。

 新たな街では住民同士の交流を促す仕組みづくりや、高齢者の足の確保も必要になる。バス路線などの開設が難しければ、自家用車で客を送迎する「ライドシェア」を導入すべきではないか。

 住民から買い取った沿岸部の土地をどう活用するのかも今後の課題になる。公園や遊歩道などに利用する場合が目立つが、避難路を確保したうえで、産業再生の拠点としてもっと生かしたい。

 被災地の共通点は、元から人口減少や高齢化に直面し、震災が追い打ちを掛けたことだ。政府は16年度から5年間で6兆5千億円の復興財源を確保している。被災地が持続可能な地域として再生できるように事業を再点検し、無駄のないよう予算を使ってほしい。

 

 

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