
10年前、イエティと結婚した時、おばあちゃんはまだご存命でした。
イエティは、実に、先輩の女性方に愛されて、それであんなに毛深く、もとい、愛情深く育ったのです。
子育ての極意は本当に愛情を注ぐことにしかないよな。
ま、イエティの進化は、いえ、真価は私がこの世で一番よく知っていると思うのですが、よくぞ女性陣愛情を注いでくれた。
夫婦って向き合うことより同じ方向を見つめるのが大事、などとよく結婚式で聞くのですが、僕とイエティって、ほんと、同じ方向を見てよく泣いてました。そこにはテレビがあったのですが。
でも、同じドラマや映画を見て一緒に泣けるってすごくないですか?全く育ってきた文化が違うのに。つうか、このやろ、恵まれた家庭で来たな。ネパール的に。という具合でも。
自分がもうめっちゃくちゃ体から体液を流しながら(尿じゃなくて涙とか鼻水のことですから)、横を見ると、鼻を赤くして、彼女も泣いてくれている。それでおれもそんなに間違っていなかったんだってわかる。いっしょにいてよかったとわかる。
若い男性諸君、あの、結婚生活ってこういう局面ばかりじゃないので、絶対に中年にだまされたらいかんよ。