
あまりにも馬鹿らしくなってきて、いちいち記事を書くのが嫌になってきましたが、セシウム汚染稲わらを食べて放射線に汚染された肉牛を出荷したということで、牛肉の出荷停止になっていた4県がすべて本日午後出荷停止解除となり、出荷を始めます。
福島の場合、エサとして汚染稲わらを与えていなかったのに牛は汚染されていたというのに、汚染源は「ほぼ」特定されたというのです。
福島セシウム汚染牛4頭発見 事故後4000頭出荷 宮城は全頭検査せず出荷停止解除 内部被曝の恐怖37
しかも、汚染稲わらを食べさせた農家だけは全頭検査しますが、他の大部分の農家は1軒につき1頭でいいのです。
稲わら以外の理由(水、空気、他のエサなどなど)で汚染されているかも知れないのですよ!
これで、どうして他の牛肉は全部安全だと言えるのですか?
もちろん、仔牛が大きくなったり、肉が固くなったりしますから、いくらでも放置していいというものではありません。だからこそ、手間と費用がかかっても、人員を投入して全力で全頭検査すべきでしょう。
鳥インフルエンザの時、牛の口蹄疫の問題が出たときには泣く泣く家畜を処分しました。それは他の家畜を守って畜産農家を保護するためでした。
今回は全国民の命と健康がかかっているのです。ことの軽重を考えて欲しい。
セシウム汚染牛肉給食 牛肉出荷停止解除 福島の子どもの半数近くが甲状腺被ばく 内部被曝の恐怖36
もし、また出荷した肉から再びセシウムが検出されたら、東北の畜産業は全滅ですよ!
こういう危機管理は、拙速こそ最も良くないのです。
ほんとに呆れて疲れましたが、しかし、東北の農家のためにも、全国の子ども達のためにも、これは反対の声を上げずには居られません。
岩手・福島産肉牛、出荷停止解除へ 政府・きょうにも
放射性セシウムによる汚染牛肉問題で、政府は24日、岩手県と栃木県に対する肉牛の出荷停止指示を解除する方向で検討を始めた。新たな汚染牛の判明で延期していた福島県についても解除する方向で調整。いずれも早ければ25日にも決定する見通し。19日に解除された宮城県と合わせ、出荷停止を指示された4県すべてで出荷が再開されることになる。
岩手、栃木両県は、宮城県や福島県と同様、牛の検査態勢や、餌として与えられた汚染わらの保管方法を盛り込んだ「品質管理計画」を策定。汚染牛を出荷するなどした農家は、解体後の肉をすべて調べる全頭検査、それ以外の農家は定期的に1頭以上を調べる全戸検査を実施し、安全が確認された農家から順次出荷を再開する。
一方、福島県は新たな汚染牛が見つかった同県浪江町の農場と同様、計画的避難区域内にあり、4月下旬に出荷前の体表検査が始まる前に牛を出荷した畜産農場24カ所を対象に、当時の餌の管理状態などを調査。問題がなかったとする結果を24日までに国に報告した。
口蹄疫終息1年、飼育再開まだ半分 防疫・種牛など課題
朝日新聞 2011年8月25日
家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)について、宮崎県が終息を宣言して27日で1年になる。約30万頭の牛や豚が殺処分され、被害を受けた農場で飼育を再開したのは5月末現在、54%にとどまる。県は3年計画の工程表を示して防疫体制の強化や経営再開への支援などを掲げるが、課題は多い。
県によると、殺処分がされた1238農場のうち飼育を再開したのは666。牛と豚は2万8751頭まで戻ったが、元々いた母牛や母豚など7万1855頭の40%にとどまる(いずれも5月末現在)。 口蹄疫は昨年4月20日~7月4日に県内11市町で292例発生。感染拡大防止のための殺処分を前提としたワクチン接種も含計29万7808頭が殺処分された。
再開が進まない要因について、韓国や台湾での口蹄疫発生や子牛価格の高騰、枝肉市場の低迷などがあると県は分析。一方で、感染ルートを特定できない行政への不信感などから再発を恐れ、農家が再開できないケースもあるとみられる。

