
私も、自分がいかに人がいいことかと驚いてしまいました。
まさか、セクハラ会話の録音音源が公開された後に、会った記憶もない、誰かもわからないとまで否定する人がいるとは思いませんでした。
声は自分のものだと認めているのにですよ!?
うちの大学、学部の先輩なんですが、人間やはりこう、面の皮は厚く厚く生きていかないとだめですね、先輩!(笑)。
2018年4月12日発売の週刊新潮は現財務事務次官の福田淳一氏が会食などの席で、財務省担当の女性記者にセクハラと受け取られる言動を繰り返していたと報しました。
これについて、当初、福田氏は
「やりとりは定かではないが、誤解を受けぬよう気を付けたい」」
と釈明していたんですね。
そして、直属の上司である麻生太郎財務相は
「事実ならセクハラという意味ではアウト」
とまで述べていました。
この時点で、私は麻生大臣が福田氏を切る腹だと思いました。
さらに、その後、13日には週刊新潮が自社のニュースサイトで、福田氏とされる男性が
「抱きしめていい?」
「胸触っていい?」
などと発言するやりとりを記録した音声データを公開したのです。
普通はこれで観念しますよね。
ところが、財務省は本日16日、週刊新潮で報じられた福田事務次官の女性記者に対するセクハラ疑惑について、
「記載されているようなやりとりをしたことはない」
と否定した上で、
「名誉毀損(きそん)に当たることから新潮社を提訴すべく準備している」
とする福田氏への聴取結果を発表したのです。
そして、福田氏は
「反省の上で緊張感を持って職務に取り組んでまいりたい」
とし、辞任を否定しました。
これはどういうことなんでしょうか。


NNN(日本テレビなど)が4月13~15日に行った世論調査で、安倍晋三内閣の支持率が3月の前回調査より3・6ポイント減の26・7%、不支持率は同0・4ポイント増の53・4%となりました。
とうとう、安倍政権が発足して以来、この調査で初めての「危険水域」20%台が叩き出されたのです。
実に、不支持率は支持率の倍に達しています。
ちなみに、朝日新聞の世論調査(4月14、15日実施)では、支持率が前回の3月調査と同じ31%、不支持率は4ポイント増の52%でした。
いずれにしても、安倍政権が相当の危機感を持っていることは間違いありません。
いま、安倍政権は、森友事件における文書改ざんなどの問題、加計学園事件における「首相案件」圧力問題、そして防衛省の日報隠ぺい問題を抱えています。
どれひとつとっても、内閣が総辞職してもおかしくない問題ばかりです。
だって、安倍首相と昭恵夫人が気に入った小学校開設を財務省と国土交通省が押しに押した上に、あとで、文書を改ざんして事実を歪曲とか。
安倍首相の「腹心の友」の学校が他のライバル校を押しのけて、「首相案件」として国家戦略特区で特権を獲得とか。
イラク戦争への加担が問題とされた自衛隊の日報に、「戦闘」が自衛隊駐屯地付近で起こっているという記載が何度もあるからと言って、日報なんてないと言いながらいろんなところに隠されていたとか。
もう、安倍首相の専横、そして管理監督能力のなさは明らかです。
そこで、噂されているのが、半世紀前の「黒い霧解散」の再現です。

奇しくも、佐藤栄作氏は安倍首相の大叔父に当たります。
時は1966年。
安倍内閣と同じく不祥事が相次いだ佐藤栄作内閣が解散に打って出て、大方の予想に反して、衆議院議員の議席を微減にとどめて長期政権の基盤を築いた、というのがこの黒い霧解散でした。
黒い霧を、有権者の審判を仰いで禊は済んだ、とリセットして吹き飛ばしてしまったんです。
今回の福田財務次官のセクハラ否定は、安倍政権が時間稼ぎに出ているとしか思えません。
上記3つの黒い霧があるのに、問題になっている財務省の事務方トップが恥知らずな行為をしていたことまで認めてしまっては、本当に政権が持たないと判断したのでしょう。
ひょっとしたら、本当に安倍首相は、後の歴史家に
「改ざん解散」
とダジャレで呼ばれることになるかもしれない解散に打って出るかもしれません。
すべては悲願の改憲のために。
そのためには、安倍首相はなりふり構わず何でもやってくる可能性がある。
そういう警戒をもしないといけないと思います。

黒い霧解散と言われながら、加計に出て、いや賭けに出て見事勝った佐藤栄作首相。
今話題の貴乃花親方のお父さんの貴ノ花関は、黒い霧解散のころに大活躍したお相撲さんなんですが、私の子供時代の大ヒーローです!
今の安倍さんは大関貴ノ花の二枚腰、いや三枚腰とまで言われた粘り強さを感じますね。私のヒーローを例えに使いたくないけど。
安倍晋三氏、前回の無様な投げだしとは違って、彼の方からあきらめる可能性はゼロだと思います。
とことん追い詰めないといけません。
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“セクハラ発言”疑惑、福田事務次官“公開音声は自分のもの”
女性記者へのセクハラ発言疑惑をめぐり、財務省の福田淳一事務次官が内部調査に対して、“公開された音声は自分のものである”と認めていることがJNNの取材でわかりました。政府・与党内からは、“早期の辞任は避けられない”という見方が強まっています。
「コメントを出しますので、それを見てください」(財務省 福田淳一 事務次官)
Q.音声が出ているがセクハラ行為(発言)はあったのか?無かったのか?
「コメントを見てください。出しますから」(財務省 福田淳一 事務次官)
Q.辞任される考えはありますか?
「コメントを見てください」(財務省 福田淳一 事務次官)
これは、先週発売された週刊新潮で、財務省の福田事務次官が女性記者に対してセクハラ発言を繰り返していたと報じられ、福田氏のものとされる音声が公開されたものです。これに対し、福田氏は16日朝、「きょう、報道に関するコメントを出す」と述べました。
JNNの取材によりますと、福田氏は財務省の内部調査に対し、“公開された音声は女性記者に対する自分の発言である”と認めていることがわかりました。
Q.(福田事務)次官更迭との報道ありましたが?
「・・・」(麻生太郎 財務相)
Q.(福田事務)次官の対応はどうされるか?
「・・・」(麻生太郎 財務相)
自民党の幹部からは「辞めざるを得ない」との声も聞かれ、政府・与党内では“福田氏の早期の辞任は避けられない”との見方が強まっています。
一方、財務省内では、森友学園をめぐる文書改ざん問題の調査が続いていることや、福田氏の後任人事の調整が難しいことから、「交代を先送りしたい」との意見もあり、福田氏を交代させる時期が今後の焦点となります。
「このようなやりとりをしたことはない」セクハラ発言報道、福田財務次官が全否定(全文)
「音声データからは、発言の相手がどのような人であるか、本当に女性記者なのかも全く分からない」
4月12日発売の「週刊新潮」で、福田淳一事務次官が女性記者に「胸触っていい」など、セクシャル・ハラスメントをしたと報じられたり、発言が収められた音声データが公表されたりしたことを受け、財務省は16日、福田次官が「女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない」などと事実関係を否定している聴取結果を公表した。
公表内容は、次の通り。
■「女性記者」とのやりとりについて
《(週刊新潮では)真面目に質問をする「財務省担当の女性記者」に対して私が悪ふざけの回答をするやりとりが詳細に記載されているが、私は女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない。音声データによればかなり賑やかな店のようだが、そのような店で女性記者と会食をした覚えもない。》
《「音声データからは、発言の相手がどのような人であるか、本当に女性記者なのかも全く分からない。また、冒頭からの会話の流れがどうだったか、相手の反応がどうだったのかも全く分からない。》
■「女性記者」の心当たりは
《業務時間終了後、男性・女性を問わず記者と会食に行くことはあるが、そもそも私は、女性記者との間で、週刊誌報道で詳細に記載されているようなやりとりや、音声データ及び女性記者の発言として画面に表示されたテロップで構成されるやりとりをしたことはなく、心当たりを問われても答えようがない。》
■普段から音声データのような発言を?
《お恥ずかしい話だが、業務時間終了後、時には女性が接客をしているお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある。また、仲間内の会話で、相手から話題を振られたりすれば、そのような反応をするかもしれない。》
《しかしながら、女性記者に対して、その相手が不快に感じるようなセクシャル・ハラスメントに該当する発言をしたという認識はない。》
■4月6日の「会食」での「発言」について
《週刊誌報道は全体的に確認しようがない部分が多いが、4月6日の会食について「同席した民間企業の女性が赤面してしまうような卑猥な発言を連発」とされている点については、当該女性とともに同席していたその上司から、「そのような事実はなかったし、当該女性も同様の見解である」との連絡をいただいている。》
■週刊新潮への提訴を検討
《上記のとおり週刊誌報道は事実と異なるものであり、私への名誉毀損に当たることから、現在、新潮社を提訴すべく、準備を進めている。他方で、財務省が厳しい状況に陥っている中で、更に私のことでこのような報道が出てしまったこと自体が、不徳のいたすところである。国民の皆様から不信を招き、麻生財務大臣・政務二役・職員をはじめとする関係者の皆様にご迷惑をおかけしていることは、誠に申し訳なく感じている。反省の上で、麻生財務大臣からも注意いただいたように、緊張感を持って職務に取り組んでまいりたい。》
財務省によると、福田事務次官は週刊新潮での報道を受けて4月11、12日に麻生財務相に報告。麻生財務相から「このような報道が出ること自体が問題であり、財務省が現在置かれている状況も踏まえ、緊張感を持って行動するように」と厳重注意を受けたという。
財務省は、今回の聴取を担当したのが福田事務次官の部下である官房長らだったことなどから、今後は客観性を担保するために外部の弁護士に委託し、引き続き調査を続けるという。
また、福田事務次官からの聴取だけでは「事実関係の解明は困難」だとして、財務省の記者クラブの加盟各社に対して、もし週刊新潮が示したようなやりとりをした記者がいれば、調査に協力してほしいと呼びかけた。
毎日新聞2018年4月16日 東京夕刊
話は1966年にさかのぼる。政界では閣僚の不祥事や自民党議員の逮捕などが相次ぎ、「黒い霧」と呼ばれた。時の佐藤栄作首相は同年12月、自民党総裁に再選されたものの政権は盤石ではなかった。求心力回復を狙った佐藤は年末、衆院解散に踏み切る。これが黒い霧解散だ。
翌年1月の衆院選で、自民党は「過半数割れ」という大方の予想を覆し、議席を微減にとどめて安定多数を維持。佐藤が7年8カ月の長期政権を築く転機になった。
昨年2月、森友学園に国有地を8億円値引いて売却した問題が浮上。5月には、加計学園による獣医学部新設を「総理のご意向」と記した文部科学省の文書が明るみに出た。首相はいずれも関与を否定したが、内閣支持率は急落し、自民党は昨年7月の東京都議選で惨敗した。
二つの問題は今も安倍政権を悩ませる。財務省は森友学園に関する決裁文書を改ざんし、加計学園を巡っては、首相秘書官(当時)が2015年4月、面会した学園幹部らに「首相案件」と語ったという備忘録を愛媛県職員が作っていた。野党は関係者の証人喚問を求めて勢いづく。
疑惑が後を絶たない中、佐藤が首相の大叔父にあたることも早期解散説に信ぴょう性を加味している。希望の党の玉木雄一郎代表は「黒い霧解散をやりかねない。野党がばらばらではだめだと危機感を持っている」と認め、自民党内には「今なら負けない」という声も実際にある。タイミングは今国会の会期末(6月20日)近くか、総裁選前に召集する臨時国会の冒頭だという。
しかし、昨年9月の解散が「森友・加計隠し」と批判されたことを忘れてはならない。自民党が圧勝しても、「モリ・カケ」問題は政権に重くのしかかったままだ。真相をうやむやにしたまま、「選挙で信を問う」というやり方は一時しのぎに過ぎない。しかも「黒い霧解散」は、衆院議員の任期満了まで1年を切る中で行われた。現在の衆院は3年半の任期が残る。首相は昨年、消費増税分の使途変更と北朝鮮対応を解散の理由にしたが、次の解散は大義名分探しがもっと難しくなるだろう。
昨年の衆院選後、自民党幹部は「首相はもう解散はしない。21年まで総裁任期を確保し、憲法改正や東京五輪に取り組むだろう」と語っていた。今はどうか。3月28日の参院予算委員会で、首相は山本太郎氏(自由党)にこう答弁している。
「解散・総選挙は考えていない。しっかりと選挙で約束したことを実行していきたい」
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