
結婚して10年。
今思い出すと、イエティとの新婚旅行でイタリアに行って以来、あとはランカウイ島に二人で行ったきり、海外旅行をしていません。
結婚前、一人旅では、27カ国に泊まってきたのに。
たとえば、国内旅行に行く場合、東京の宿をイエティに取ってもらったり、豊岡の予約返信メールを印刷して、イエティに渡して出かけたり。
イエティにはホテルに着いたら必ず電話連絡するようにといわれているんですが、東京からも豊岡からも、全然、電話がつながらないのです。わたしは、一生懸命なんだけどイエティはもう満足していてそんなに待っていない。
私ばかりが思い込みで家族を安心させなければならないと強迫観念に捉われていたんですね。
そうでなくても私はわがままで自分勝手だと自分でわかっているので、かえって、家族的責任という言葉にしがみついていた。でも、それって、ちょっと私の持ち味と違う。
たとえば、去年から「自分が源泉」研修に出たいといっていたのに、それが承認できるのは、研修二日前、とか、ニューヨークでは日本の法律家代表として期待されているのに、なかなか行きますと言えなかったり、それって、自分が夫として父として不出来だと思っているから慎重なんですが、娘未来のお父さんとしては、自分の魅力や個性を押し殺していたんです。
いい夫であり、いい父親であるためには、私が私自身でいることが大切。
やりたいことをやって伸び伸びと生きているイエティを見ていると、私も、そんなに縮こまらなくてもいいのだ、私の中でその旅が必然だということは私の中には回答があっても、他人にはわからないことがあるのに、イエティの承認が必要だと思い込んでいたんですね。
ちゃんと手順を尽くせば、必要以上に萎縮することはない。だって、いいことしてるんだもん。そのことを豊岡の人々が教えてくれて、送り出してくれるんだなと感じます。