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岸田首相が安倍政権の決めたロシアとの経済協調プランは「修正しない」。自民党大会では「憲法改正という党是を成し遂げようではありませんか」と改憲を強調。極右の安倍派に忖度する岸田首相は必要ない存在だ。


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  ロシアによるウクライナ侵略という国連憲章に違反する明らかな国際法違反の戦争行為。

 しかも、ロシア軍はウクライナの原発を攻撃して占拠し、民間人を殺戮し、小児科病院や精神病院を攻撃して死者を出しているという報道もあります。

 これらは戦争犯罪として裁かれることもありうる蛮行です。

ウクライナに侵攻しているロシア軍がヨーロッパ最大級の原子力発電所ザポロジエ原発を砲撃。クレバ外相「同原発が爆発すれば、チェルノブイリ原発事故の10倍の被害になる」と警告。やはり原発はリスクでしかない。

 

 

 ところが、岸田首相は2022年3月14日の参院予算委員会で立憲民主党の森裕子氏、福山哲郎氏からエネルギー開発や医療、都市づくりなどで日本企業からのロシアへの投資を促す「8項目の経済協力プラン」について、その見直しを迫られたのに

「今の時点で予算の修正は考えていない」

「日本企業へのさまざまな支援、エネルギー安全保障の予算、人道的な支援などもこの中に加わっている」

と答弁しました。

ロシアのスプートニクニュースも歓迎。

 

 

 同プランは、安倍政権が2016年に、北方領土問題の解決に向けてロシア側に提案したもので、北方領土の返還交渉なんて今も昔も不可能なことは明らかなんですから、こんな経済協力の予算を維持するのは無駄の極み。

 それに、いま全世界の民主主義国家がロシアに対する経済制裁でなんとかロシア軍を退却させようとしているのに、日本がロシアに経済協力するなんて、国際社会から猛批判を浴びますよ。

 

 

 岸田首相がこの日ロ経済協力プランに固執するのは、最大派閥の安倍派を率いる安倍「ウラジミール、僕と君は同じ未来を見ている」晋三元首相に恥をかかせないために決まっています。

 共産党の田村智子政策委員長が

「クリミア併合というもとで、安倍元首相とプーチン大統領の直接の交渉の中で作られた経済協力という枠組みがあるわけですから、率直に言えば、安倍元首相に忖度なんかしないで見直す。

侵略をしている以上、経済協力はできないという姿勢を明確に示すべきだ。」

と述べたのは当然です。

プーチン露大統領と同じ未来を夢見ていた安倍元首相が、また違憲・違法な「核共有」を蒸し返す。安倍氏はプーチン大統領にさんざん貢いで成果ゼロだった反省をして国会議員を辞職せよ。

安倍晋三首相がプーチン大統領に捧げた失笑ポエム「ウラジーミル、君と僕は同じ未来を見ている」「ゴールまで、ウラジーミル、2人の力で、駆けて、駆けて、駆け抜けようではありませんか」(爆)

 

 

 ところが、岸田首相の安倍氏や高市氏ら自民党内右派に対する忖度はとどまるところを知らず、3月13日の自民党大会での演説では、憲法9条への自衛隊明記など、安倍政権下で打ち出した「改憲4項目」はいずれも取り組まなければならないと主張し

「一人一人が国民の皆さんとしっかり対話し、憲法改正という党是を成し遂げようではありませんか」

と語りました。

 そして、安倍氏の改憲4項目のみならず日本の防衛力強化など、右派好みの保守色の強い政策を前面に打ち出しました。

 

 

 それにしても、岸田自民党が掲げる参院選に向けての4大目標って

1 コロナ対策

2 ウクライナ危機を乗り切る

3 新しい資本主義

4 改憲

ですよ。

 改憲だけ全くの不要不急、他と並べるのもおかしい、市民にとってはどうでもいい課題ではないですか。

 

 前から何度も言っているように、ハト派で人柄が良さげなことを売りにしておいたくせに周辺事態法や国旗国歌法など憲法違反の危険な法律を作りまくってしまった小渕「平成おじさん」恵三元首相と、岸田首相の印象がかぶるんですよ。

 岸田首相本人が改憲に固執しているわけではなくても、自由党の小沢一郎氏に半ば操作されたような、利用しあったような小渕氏のように、まかり間違ったら憲法改正の国民審査まで突っ走ってしまう危険性は十分あると思います。

 まず、参院選で自公維国ら改憲派を負かすのが、良識ある市民の使命だと思います。

 

 

結局、岸田首相ってコロナワクチンのブースター接種は遅れるわ、政治的には軍拡路線だわで、いいところが全然ないですよね。

それでも極右の安倍氏が首相に復活したり、ネオナチの高市早苗氏や新自由主義者の河野太郎氏が新首相になるよりはましだとは思うのですが、今のままでは安倍氏や高市氏の政策とさほど変わらず、消極的な支持も全くできません。

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露との経済協力予算に岸田首相「修正考えていない」 参院予算委

岸田文雄首相

 岸田文雄首相は14日の参院予算委員会で、ロシアによるウクライナ侵攻を踏まえ、2022年度当初予算案に盛り込まれたロシアとの経済協力プランを見直すべきだと野党議員から求められたのに対し、「今の時点で予算の修正は考えていない」と否定した。理由として「日本企業へのさまざまな支援、エネルギー安全保障の予算、人道的な支援などもこの中に加わっている」と説明した。

 経済協力プランは2016年、当時の安倍晋三首相がロシアのプーチン大統領に提案したもの。エネルギー分野の投資拡大、日露両国の中小企業の交流促進などの事業が含まれる。

 

 

岸田首相、予算案にロシアへの経済協力など21億円 野党から批判も「修正は考えていない」

その上で「(経済協力に携わる)日本企業に対する情報提供など、さまざまな支援も、この21億円の中に入っている。エネルギー安全保障にかかわる予算、人道的な支援も、この中に加わっている」などと説明した。

立憲民主党の森裕子氏から「全然、明解じゃない。ロシアのプーチン大統領の行動にノーだと、国際社会が一致団結してノーだと言っている時に止めるべきです。この予算」などと追及されると、岸田首相は「この予算の取り扱いについては状況が不透明。たちまち、これを修正するということはできない」と繰り返した。

森氏から「制裁は返り血もある」との批判に対して与党席からヤジが飛び、野党側が反発して一時、質疑がストップしたが、森氏は「大転換を求めます」と強く訴えた。

 

 

自民党大会で演説する岸田首相

自民党大会で演説する岸田首相

 岸田政権の発足後、初の開催となった13日の自民党大会。ハト派を自任してきた岸田文雄首相(党総裁)が演説で強調したのは、ウクライナ危機を受けた日本の防衛力強化や、安倍政権下で党がまとめた憲法9条への自衛隊明記を含む「改憲4項目」の実現という保守色の強い政策だった。森友・加計学園問題などで損なわれた政治への信頼回復にも触れずじまい。「岸田カラー」は影を潜め、政権運営の安定へ基盤を固めたい思惑が透けて見えた。(佐藤裕介、村上一樹)

◆「新自由主義的政策の転換」の表現消える

 首相は演説の終盤で「わが党が示す4項目は、いずれも今こそ取り組まなければならない課題だ。憲法改正という党是を成し遂げよう」と呼びかけた。
 党大会で決定した運動方針では、改憲の項目は新型コロナウイルス対応を上回る分量。「早期の実現」を掲げ「国民の理解を得つつ、憲法改正原案の国会発議を目指す」と明記した。
 池田勇人元首相以来のハト派の派閥「宏池会」を率い、穏健派として知られた首相だが、防衛力強化も真っ先に取り上げ、外交・安全保障政策の長期指針「国家安全保障戦略」など3文書の見直しを進める考えを重ねて示した。
 首相の演説には、随所に最大派閥の会長を務める安倍晋三元首相ら保守派への配慮がにじんだ。
 自らが掲げる「新しい資本主義」に関連し、安倍氏が進めた経済政策アベノミクスを「もはやデフレではないという状況にまで来ることができた」と持ち上げた。昨年の総裁選などで、安倍・菅両政権の経済政策との違いとして強調していた「新自由主義的な政策を転換」との表現も消えた。

◆安倍・菅両政権「負の遺産」には言及せず

自民党大会で気勢を上げる岸田首相(中央)ら

自民党大会で気勢を上げる岸田首相(中央)ら

 首相は改革姿勢をアピールしようと、総裁選で約束した党役員の任期制を決定したことを挙げ「自民党が自ら変われることを示し、信頼を確たるものにする」と胸を張った。だが安倍・菅両政権の「負の遺産」に言及することはなかった。
 
 安倍政権では森友・加計学園や「桜を見る会」の問題が表面化し、公文書改ざんや政治の私物化疑惑が次々と浮上。閣僚経験者らの「政治とカネ」の問題も相次ぎ、2019年の参院選広島選挙区を舞台にした買収事件では、河井克行元法相の実刑、妻案里氏の有罪がそれぞれ確定しているが、反省の弁や国民への謝罪の言葉はなかった。
 
 新型コロナへの対応では、3回目のワクチン接種は計画通りに進まなかったが、演説では後手に回ったことへの説明は素通りした。繰り返し訴えていた「最悪を想定」の言葉はなく、いまだに高齢者を中心に死者数が高止まりしているにもかかわらず「出口に向けて動きを進めて行く」と明言。経済を優先し、世論の離反を招いた菅義偉前首相の姿勢との違いは見えにくくなった。
 
 演説と運動方針では、連立を組む公明党との連携や、立憲民主党を支援する連合との関係強化も打ち出した。すべてが夏の参院選を意識した動きであることは間違いないが、各方面に手を伸ばすほど首相の独自色は薄まることになる。
 
 
 
 

岸田首相 参院選必勝へ「団結」呼びかけ 憲法改正、党改革アピール

岸田政権発足後初となる自民党党大会が13日都内で開かれ、岸田首相は夏の参議院選挙を「最大の政治決戦」と位置付け必勝を呼びかけた。党大会は政権運営の大きな節目。参院選に向けた態勢固めを急ぐ狙いがある。

岸田首相は約20分間の演説で、参院選について「自民、公明両党の連携のもとで勝利し、引き続き政治の安定を担う」「自民・公明の連立与党以外にこの国を任せることができるだろうか。できるわけがない。我々がやるしかない」と強調した。また「参院選は時として大きな政治変革の引き金ともなってきた」「一致団結しまなじりを決して戦い抜く。私自身がその先頭に立つ」と訴えた。

党大会には、公明党の山口代表も出席して挨拶し、「協力の在り方をしっかりと間を詰めて、実のある体制を作らなければならない。そのためにも、二幹二選(※自公両党の幹事長、選挙対策委員長会談)の役割が重要だ。あらゆる選挙区の状況を確認しながら、結果の伴う歩みを進める」と述べ、選挙協力を具体的に進める方針を強調した。選挙協力を巡って取り沙汰された自公の「隙間」の修復をトップ同士がはかった形だ。

挨拶をする公明党・山口代表
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一方、岸田首相はロシアのウクライナ侵攻について、「力による一方的な現状変更によって、主権と領土の一体性を犯すロシアの暴挙を強く非難する。我が国は国際社会とともにロシアに強い制裁を科すことでこうした暴挙に高い代償が伴うことを示す」と強調し、国連や安保理改革を目指す決意を表明した。

新型コロナウィルス対策については、「感染防止対策を徹底しながら出口に向けて動きを進める」「経済、社会を動かすことで日常を取り戻すことができるよう歩みを進める。その先に日本経済の回復を描く」と説明した。憲法改正については、「一人一人が国民の皆さんとしっかり対話し、憲法改正という党是を成し遂げようではないか」と協力を要請した。

党大会では、幹事長などの役員任期を1期1年、連続3期までに制限する党則改正や立憲民主党などの支持団体である連合との協調を拡大する方針も正式決定した。

党大会を通して、岸田首相がロシアによるウクライナ侵攻、新型コロナ対策などの重要課題に立ち向かう決意とともに、2021年の総裁選で公約として掲げた党改革実現をアピールした形だ。

ただ、課題も多い。岸田首相が掲げる看板政策「新しい資本主義」をめぐっては、政権発足から5カ月がたった今、党執行部、閣内からですらも「全体像がよくわからない」との声があがる。新型コロナ対策やウクライナ侵攻では、対応の遅れも指摘された。党内に目を向ければ、水面下で非主流派の不満がくすぶり、麻生派から佐藤勉前総務会長ら4人が退会。勢力結集を目指す菅前首相の動きにも注目が集まる。これらの課題を乗り越え、長期政権の試金石となる参院選を勝利に導くことができるのか、岸田首相の手腕が問われる。

 

 

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